最近、地元関西を離れてライブを

させていただけることが増えてきました。

 

遠征に出ると、お店にアコースティックピアノが

ある場合、そこはJazzがメインのバーであることが

少なくありません。

 

jazzとclassicその他では、ピアノのセッティングが

明らかに違うので、お店のメインのジャンルがjazzか否かは

だいたいわかるんですよ。

 

ジャズバーに行くと、Sessionやバー営業の場合は、

ストピと共通する感じがあるんですよね。

 

年季の入ったキャリアだけ無駄に長い

自称プロと、自分さえ演奏できればいいという

考えでしかない残念なJazzマン、音楽系Youtuberが
マジでめんどくさい。

 

① 演奏を依頼するとギャラを払えと言うが、その実力は金額と全く見合っていない

② ほかのプレイヤーの演奏を聴かない

③ 自分よりキャリアが短い、または下とみていたのに想定以上の実力を持つ

  目の上のたんこぶ的な自分より若手に対してはマウントを取りに来る。

 

Live & Session、オプマのようなイベントの時に、

ホストのLiveを聴こうとしない輩は、

空きパートを埋めるためのドラフトでは

よほど、そのパートに人がいないときを除き、

下位氏名、または対象外になる。

 

ある日、そのエリアでの人脈が

欲しくて、遠征に来ていた現役バリバリの

プロのジャズ弾きの後輩に頼まれて、

連れてったそのテのイベントで、

後輩と手合わせした後、自称プロで自分が

やりたいだけで、

ホストのライブの後半の時間が

来ているのに同じパートができる人(わかって

いるだけでも私とホストとお店オーナー)がいるのに、

後輩とまだやりたいがために、

交代の隙を与えず延々やり続けるし、

そのオッサンがさらにLive中に、Liveを聞こうとせずに

聴きたいのに後輩に説教じみたことを

ネチネチ言ってマウントとりにいってるんですわ。

 

…メッチャタチ悪い。

滑稽というか、おまゆうというか。

オッサン、あなたヘタじゃないけど、あなたが

マウントとれるような相手じゃないよ。その人。

 

自分の考え方がすべてで頭の固い、

無駄にプライドだけ高い

似非プロジャズマン、似非チューバ―は

相手にしないに限る。

 

また、そういう方がお店のスタッフ

だった場合、さらにめんどくさい。

 

ある後輩の若手女子2人組ユニットの

ワンマンライブが、Jazzをウリにしている

系列のお店がいくつかあるところのひとつで

開催された時、サポートを兼ねて

Secret guest として呼んでもらったのですが…

 

本業の仕事を終えた私がちょうど会場入りしたその時、

先にお2人がリハをされてて、その子たちは普段、

一切jazzをやらないので、jazzは未知の世界な

だけなのですが、なんかいろいろと音響さんに

響きとか音について言われていて、それを

ハタで見てて聞いてて、ちょっと嫌な感じだったんですよ。

 

それが収まった後に、明らかにPianoの

セッティングが普段のjazzセッティングでは

ないのは明らかだったので、音響さんに挨拶して

声かけて、

「普段、ここ周波数いくつで調律してます?

調律師さん、最近変わりましたか?」

 

と聞いてみたら…

 

「え?

ピアノのセッティングが違うの

わかるんですか⁈」

 

…いや、明らかにJazz系のお店なのに、

明らかにピアノのセッティング、

classicじゃない?

 

それも、4~6週間前にclassicよりの調律が

されたあと、調律代もバカにならないから、

そのまま今までJazzセッティングに

戻していないだけですよね?

 

系列店の調律師さんが同じ人で、基準のピッチの

周波数と、セッティングがわかっている私は、

自分が弾かずとも、主催ユニットのピアニストが

弾いている時になっている音を聞けばわかる。

 

お店の普段のjazzのセッティングを知ってて、

そうなっていると思ってたら、決して

イヤな感じではないけど、明らかに

classicのセッティングの響きで、

私が持っているお店のイメージとは

違和感満点なんだから。

 

音響さん、あなたあきらかに主催の

後輩2人組を見下してるでしょ。

 

主催の2人のうちのピアニストの方は

クラシック上がりで、クラシックと

ポピュラーを両方やる方だから、

そこまで気にしてなかっただけだと思うけど。

そもそも今日のイベントは、開催されるお店が

Jazzで名前が通っているお店なだけであって、

イベント自体は、jazzではないアーティストの

ワンマンライブなんだから、

当然客層も普段とは違うし。

 

そんな自分が見下している2人が呼んだ、

趣味でやってるオッサン風情と

思っていたら、調律について

かなりつっこんだとこを

訊かれるもんだから、あわあわしてるし。

 

思ってたとおり、約1カ月前に

調律師持込みのイベントがあって、

その時にclassic寄りに調律されたまま

そのまま今まで(調律代もバカに

ならないから)Jazzセッティングに

戻していないだけだ、と図星だったわけです。

 

確かに、2人組さんももう少し、各ジャンルの

音楽のしきたりみたいのを知っててもいいかも

しれない。

 

でも若いし、今回以降勉強していけば

いいわけだし。

「こういうふうな方が、いいかも知れませんヨ」

くらいの感じで、ふわっとアドバイスというか

意見を伝えるようにすれば彼らも考えるだろうし、

わからなきゃ相談するだろうし。

 

そこはこれからってことでいいじゃない?

 

私が突っ込んでたのが図星で痛快だったらしく、

少し重かった空気がほぐれたと言ってくれたお2人。

 

音響さんの気分を害さないように気をつけつつ、

私が演奏に入る曲のリハの時に、パンやらリバーブとか

こまごま訊いて、細かいとこの調整お願いしたら

さらにあわあわ。

 

お2人がピアノのセッティングの

違いについて教えを請うてきたので、

Jazzよりのセッティングと

classic寄りのセッティングの

違いをそれぞれ説明したら、

熱心にメモ取ってたんですよ。

 

そのうえで、今のステージの

ピアノの状態の推察を説明したら、

すべてが腑に落ちた様でした。

 

音響さんはというと…

 

私がカンペキにその説明し、

現状のお店のピアノの状態に

至るまでの経緯の推察と、2人に
訊かれたその推察の根拠と、

普段このお店のピアノの面倒を見て

くださっている調律師の方と、現状の
基準音(A)の周波数まで0.1Hz単位で
言いあてると、

 

「あの…圓虎さんはどういう方なんですか?」

 

と目ん玉ひん剥いてました(笑)

 

圓虎のなかの人の詮索されるのは避けたいので

いや、和太鼓やら打楽器、ピアノを広く浅く嗜んで、

ちょっと歌ってる、ただのオッサンですよ、と

答えておきましたが(笑)

 

…こういうとこだと思うんだよなぁ。