改めまして、今まで読んでいただいた方、皆様ありがとうございました。
僕にとってはこれも1つの娯楽。
楽しい1年間でした。
ラスト1話。
長いあとがきです。
レッツゴー。
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◼️第34話 〜これからもがんばる。〜
2009年1月にエアロビクスデビューして数ヶ月後ぐらいか、そのあたりからブログを書き始めているのですが、最初書き始めていたところが閉鎖になり、その次に書いていたところ、そこも閉鎖に。
2つのブログともまさかの閉鎖になっていて、現在3ヶ所目がアメブロになります。
しかし今思い返すと1つ目に書いていたブログは特に恥ずかしすぎるような汚いとい言いますか、雑と言いますか、そんな内容だったとも思うので閉鎖になり逆に良かったんではないかと思ったりもします。
ある意味日記みたいなものでもあるので昔のブログも残っていたら、もう少し明確に思い出せたのかなとも思いますが。
ちゃんと思い返したことがなかったですが24歳からエアロビクスインストラクターになっているようです。
デビューしてから県内県外含め色んな方と出会うことになるのですが、もっと早くエアロビクスと出会いたかった、もっと早くデビューしてもっと早くいろいろ経験したかった。
そんな風に思っていた時期もありました。
途中でその考えも変わるのですが、
この連載を書きながら深く思い返してみても、やはりそんなことは決してないと断言できる自分がいます。
色んな感情を動かされた寄り道があって良かった。
基本ポジティブではあるから何をしても、違う道を歩んでどんな行動をしていたとしても、もしかしたら同じように良かった。と感じていたのかもしれないけれど。
自分がやってきたこと選択してきたことを基本的には全て前向きに捉えて肯定していきたいと思っている自分がいます。
今までやってきたことを全て良かった。と思えたら、、ということは今が一番幸せなんじゃないか。
なんて思えたりもする。
自分なりのいろんな寄り道をしたからこその今であって、今のスタイル、今の考えがあります。
今のポジティブさも。
そしてじっくり思い返せば思い返すほど、このときのおかげで今のこの気持ちなのか。あの時のおかげで、、
エアロビクス風に言えば感謝の気持ちという完成形への道筋、ブレイクダウンが明確になります。
やはり何故なのか。
単純な理由1つだけではなく、いろんな角度からの何故なのか。
いろんな道を経て何故そうなるのか、というのが明確に分かると本当の意味で考え方が変わるのかな。なんて。
何事もブレイクダウンは大事。なのかもしれない。
この連載を始めて何度か言われたことがあります。
なんのために書いてるの?
目的は?ゴールは?
ただ好きなことをしているだけなんですよね。
今回書き始めたきっかけも深い意味はなく一番最初にも書きましたが、電子書籍を出したことでの良かったことがあったから。
そして内容に関しては、半生を描いたテレビドラマ『だが情熱はある』を観たということでした。
ドラマの序盤で描いていた高校生の時に毎日やっていたことが実は一番才能があることだった。むしろその時に自分でその才能を磨いていた。
昔の点が繋がっているなあ、と観ながら感じ、他にも個人的に面白かった部分をいくつか覚えていて、ほんの一部ではありますがそんなところも面白く感じ、後半の回を観るほど前半から中盤、過程が特に面白いなあ。
なんて思い感じていました。
現在大活躍されているこの人になるまでのこの人の道、点と点が繋がる感覚が自分なりの解釈ではあるのですが、自分なりにはとても理解できとても面白くて。
今の自分に行き着くには何があって何があったから今なのか。
自分も書きたいと思い始めました。
詳しいわけでは全くないのですが日本史や中国史などが好きだったりもします。
キッカケは漫画やゲーム、映画からです。
特に軍略に長けている人は書を残している人が数多くみえます。
何百年や何千年も前のものなのにいまだに誰かが読んだりする人もいるという。
今はめちゃくちゃ便利な世の中でYouTubeというもので色んな発信側の人が、その人その人の解釈もありつつ分かりやすく説明してくれる人もたくさんみえます。
その説明も人によって違うのもまた面白い。
例えば宮本武蔵。
真剣勝負で無敗の剣豪と言われていて、有名なのが佐々木小次郎との巌流島での決闘。
宮本武蔵に関しては諸説あり本当に様々な角度から様々な解釈、説明をする方が本当にたくさん。
宮本武蔵は60歳ぐらいの時に洞窟へこもり、自分の考え、心の在り方やもちろん勝負についても様々な観点から5つに分けて書いた五輪書というものがあります。
こういったものも好きだったりもして、純粋にすごい。なるほど。と思ったり、自分のことで置き換えて考えたりできるところもあり、そう考えれるとさらにとても面白くも感じるのです。
最近の話では、『ナポレオン』という映画を観ました。
余の辞書に不可能の文字はない。
という言葉でも有名なナポレオン・ボナパルト。
むしろ僕はその言葉ぐらいしか知らなく、あまり知らなくてもこの言葉だけでも自信に満ち溢れている人なんだろうな、当時の最強?強い人なんだろうな。という印象。
日本で言う織田信長や豊臣秀吉、徳川家康などのような、ずっと語り継がれているフランスの皇帝で、もしかしたら学校の授業で習っていたのか、全く記憶にありませんが、名前だけ知っている有名な人。
何をやった人なのか気になって観にいきました。
兵の士気を鼓舞すること、そして数学が得意で計算に計算し大砲を駆使して連戦連勝。頭が良く負けない。基本的には計算から負ける確率の高い戦いはしない。しかし野心も持っている。
小さな島で生まれながら功績を残して若くして将軍、そして皇帝まで上り詰め、民衆からも人気者。
最終は大敗して島流し。
そこで生涯を終える。
島流しからの最後は自分の考えを書として残す。
ナポレオン言語録というものがあるそうです。
ナポレオンが亡くなった後これがものすごく評価されたようで大敗して批判され終わっていても、偉大な皇帝であった。よりそう言われるようになったようです。
映画だけの情報ではありませんが簡単にまとめると、こんな感じ。
映画では一人の女性に溺れてしまいナポレオンの弱いところも描いていたり、有名な戦いを中心に、そして二度の大敗も大きく描かれていて、どこに焦点を当てるのかでイメージがだいぶ変わってしまうんだろうなと。
2、3時間で、映画1本でその人の良いところも悪いところもまとめるのは難しそう。
何かを成し遂げた人でも、
すごい人だったんだなあ。
優しい人だ。
残念な人だ。
もったいない人だ。
当たり前のことでもありますが物語を作る人、監督次第で簡単に変わってしまうんだろうな。
そんなことも改めて思ったりもしました。
1つの情報だけ1つ聞いたことだけで、この人はこういう人なんだ。そう決めつけるのはよくない。
もちろん僕は何ひとつとしてすごいことをした人ではありませんが、自分の考えを実際に書き残したいと思うようになったのはもしかしたら、その考えの原点は、こういった昔の人の書物的なものも好きだからなのか、そして自分の考えなどを残すということの憧れ?ではないですが、みたいなものがもしかしたら知らず知らずに自分の中に芽生えていたのかもしれません。
この連載、文章を書き続けていたら、自分の思っていることを言葉にすること、文章にすることにだんだん慣れてきているのかもと実感もする反面、より悩んだりすることも多かったです。
例えばボクシングの話。
辛くもあり、辞めたいと本気で思っていた気持ち。
その反対にやっていて本当に良かったと本気で思う気持ちも。
この完全に矛盾もしている2つの気持ち。
言葉だけ聞くと確実に矛盾もしているけれど本当のことで事実なのです。
この気持ちをどのように書いたら文章で、言葉で伝わるのか。
もしかしたら一番書くのに時間をかけたのがボクシング③かもしれません。
個人的に思う文章のメリットは時間をかけれて見直しもできて言葉を選べる。
その反面、熱量が伝わりにくいのと、言葉が少し足りなかったりしたら勘違いもされることもありそう。
各地でたまに連載の話やレッスンについての話をすることがあるのですが、ゆっくり話せる時間があればやはりリアルのが伝わりやすい。
もちろんリアルでは発した言葉は消せないしアドリブ勝負みたいな面もありますが、じっくり話す時間があれば言葉に熱、気持ちも込めやすく話す言葉が多少下手であっても逆に気持ちが伝わることもあったり、何か誤解されそうになってもすぐに弁解もできたりリアルのが分かってもらえやすい。
しかし結局自分の場合は話すのは得意ではないので、スラスラと言葉が出てこなかったりもするので僕の場合はやはり文章のが合っているのか。
自分がこうやって文章での言葉の表現に悩むようになってからドラマや映画を観ていたら、今まではなんでもないようなところでも、すごい。なんだこの例えの言葉は。めちゃくちゃ分かりやすい。
ちょっとしたナレーションのような説明の言葉、例えの言葉ひとつだけでも、すごい。
と思うようになったりもして楽しみ方の種類が増えたような、もしかしたら以前よりも映画やドラマを好きになっているような気もしています。
例えなどの言葉の使い方もそうですし、例えば話の流れから関連したことを、昔の話を出して続けて書く、キリのいいところまできたらメインの話したいところへ話を戻さないといけない。
『話を戻します。』
そう書けばもちろん誰もが分かり、いいと言えばいいのですが、この言葉を書かずしてできれば話を戻したいと連載を続けていたらそう思う時もあったりもしました。
最近観た映画で感じたのが何年前の出来事、現在に戻る、などそんなようなことを言わず書かずしてもわかる映像、ストーリーの順番といいますか、そんなところで、僕は1人すご。
と感じながら観ていました。
その映画は鑑賞中周りからは鼻をすする音が聞こえてくるような一般的には感動するような映画でした。
正直、僕は内容的には感動できなかったのですが、今までは特に感じてこなかったことで、映像の移り変わり方で、ある意味感動していました。
『自分ができないことをする人が好きだよね。』
エアロビクスの仕事で、先輩インストラクターの方にそう言われたことがあります。
自分がやろうと思ってもなかなか出来ないことが明確に分かっていることで言葉、文章の組み立て方でもそういうことなのかなと、ふと思いました。
文章を書くこと、そしてその文章を見せることは変な話、日本語の勉強にもなります。
丁寧な言葉の使い方を調べたり、この言葉よく使うけどこの状況のときで合っているのか。
これとこれ、例えば鑑賞と観賞。このとき使う漢字はどっちが合っているのか。
日本語を何回も検索していました。
日本語って難しいですね。
あるお笑い芸人のツッコミの方が、どんな努力してるの?という質問に対して、辞書を読んでいると答えている方がみえました。
言葉の勉強であってツッコミのバリエーションを増やすためなのか。
辞書を熟読する。
もしかしたらやろうと思ったら誰でもできそうなことだけど、楽しいことでは全くなく、むしろつまらなく誰もやろうとはまず思わなそうな。
この話を聞いたとき自分では確実にできないしシンプルに凄くて笑ってしまいました。
頭の回転力、才能、センスももちろんあると思いますが凄い人はまず並外れた努力も確実にしている。
僕は並外れた努力は出来ないけれど、幼少期の話の隠れ鬼の話や、部活、ボクシング。
今回じっくり思い返したことで、センスがなくても、地味なことも1人でもなんとかコツコツ続けれる特性を持っている。
これは前向きな自己分析です。
やろうと思えば誰でもできることではあるけれど。
派手では全くないけれど続けるということでの発見、強みもあったり、続けたからこその嬉しさ楽しさ幸せを感じている自分がいることも分かりました。
これからも変わらず地道にコツコツ。
基本無理はしないけどたまには無理もする。
メリハリとバランス。
これからも自分なりに。
一生懸命がんばっていけたらと思います。
長くなりました。
これで終わりにしたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
〜一生懸命がんばります〜
おわり。