全国各地に様々なジャンルの養成所があります。
当時、自分がエアロビクスの指導者になりたいと思ったときにスポーツクラブが運営しているエアロビクスインストラクターの養成所がありました。
アクアビクスだけでなくエアロビクスのインストラクターとしても活動したいと思い、エアロビクスIR養成コースへ通うことを決めました。
どーぞ。
↓↓
◼️第32話 〜養成コース〜
セントラルスポーツクラブというところの養成コースへ通いました。
正直な話をしてしまいますと、
場所はどこでもよかったです。
むしろどこが良いとか悪いとかもわからない。
どなたが有名だとかももちろん、失礼ながら講師の方のお名前も誰もわからない。
早く基礎をどなたかに教わりたかった。
早くレッスンできるようになりたかった。
そんな思いで養成コースへ申込を。
その後、養成コースへ入るのにオーディションがありました。
オーディションがあることで僕は少し構えていました。
競艇の養成所🚤を受験していた知り合いの話や、競輪の養成所🚴を受験していた従兄弟の話を聞いたこともあり、やっぱりもしかしたら厳しいのか、もしかしたら養成へ入ることも難しいかもしれないのか?
少し不安もありながらオーディション会場へ向かいました。
行ってみたらオーディションはそんなに構える必要もなく、むしろ少しアットホーム感も感じるぐらいの雰囲気。
加藤先生、水谷先生、竹中さん、そして同期の皆さんに感謝です。
オーディション内容も厳しいことは全くなく、簡単なグループ面談と養成の先生によるエアロビクスレッスンの受講でした。
同期は自分を入れて5名。
まず面談から。
1人づつエアロビクス歴を聞かれました。
自分は3ヶ月。
みんなの中で一番短いのかもしれない。
そう思ったりもしていましたがそんなこともありませんでした。
まさかの1日!?
ほぼほぼエアロ歴0の直感で申込ました😊みたいな雰囲気のギャル風の方。
ダンサーみたいな雰囲気の方。
セントラルの社員さんでもあり運動センス抜群、ハンドボールの元日本代表の方。
エアロ歴20年以上、すでにベテラン感も醸し出ている方。
オーディションへ参加した5名は全員合格でした。
よかった。
養成コースへ毎週末、3、4ヶ月間ほどだったか、そのぐらい通いました。
養成コースに入るまでの3ヶ月間、そしてそれ以降もしばらくはスポーツクラブでのレッスン参加はほぼほぼ毎回と言ってもいいほど劣等生でしたが、この養成コースではなんとか劣等生は免れました。
どう考えてもアクアビクスなど数多くのレッスンをやっていたことのおかげです。
エアロビクスではないけれどレッスンを毎日のようにしていたおかげで養成スタートは同期の中では、みんなより一歩前からスタートさせてもらえたのかなと思います。
褒められたことで嬉しかったのがキューイングでした。
この時の褒め方というのも印象的に覚えていて、ある意味勉強にもなったといいますか、もちろん純粋に褒められて嬉しかったのも間違いありません。
しかし動きは雑。動きの覚えも悪ければ気持ち悪いような動き。
自覚もしていました。
これは後に、フリーランスになってからさらに思い知らされるある出来事もあるのですが、この時はこの時で、おそらくさらに雑すぎる動作だったに違いありません。
本当にカッチカチで時にクネクネしているような動きで、昔の動画がもし復元できたのなら載せたいぐらいです。
恥ずかしいものではありますが、今となっては笑い話にもなるのかなと思っての載せたいという意味です。
養成の同期はみんな仲良かったです。
と僕は思ってます。
1人変わっていると言いますか、とても陽気な同期がいました。
いつもよく注意されたりとお世辞にも上手かったとは言えませんが(笑)例えばVステップのキューイングを、
『全国共通!Vステップ!!』
堂々とイキきったオリジナリティあるキューイングや会話、ガハガハ全力で笑う人で場をとても明るくしてくれていました。
真面目に学ぶ場でもありながら笑いもありつつ、学ぶ場がより楽しい思い出にもなっています。
にっぽんど真ん中祭というのが名古屋であり、インストラクターを中心に約100名が舞台に上がり踊る。ということが当時ありました。
まだエアロビクスデビューもしていないけどいいのかな。とも思いながらも同期のみんなも参加するということで参加することに。
事前にフリを覚えてこないといけないのですが、
困りました。
これがぜんぜん頭に入らなくて、身体が頭が脳が細胞が拒否をする。
少し言い過ぎか。
しかし、そのぐらいの気持ちではありました。
これは失礼か。
しかし申し訳ないのですがこれが事実。
そしてこれはアクアビクスのやり始めの時とは違って仕事でもない。
興味がないことはこうなってしまうみたいです。
本当に困りました。
参加するのならしっかりやらないといけないのですが、やっぱり辞めたいですとも言えず、100人もいたら目立たないかな。
そんな甘すぎる考えを持って振り付けは結局覚えれずに。
当日に。
そして舞台へ上がってしまいました。
みんなと同じタイミングでワイワイだけして、なんとか無事?に終わっていきました。
この振り付けも覚えず、僕はただワイワイしていた、約100名のインストラクターと出た、にっぽんど真ん中祭。
たまたま見ていたよ。
という方がもしみえましたら教えてください。
当たり前なのかもですが、養成を卒業したら僕はすぐにレッスンをしたい。すぐレギュラーレッスンを持ちたいと考えていました。
養成卒業をして、そこからオーディションを受ける。
オーディションに受かったとしてもレギュラーレッスンをすぐ持てるかと言ったらすぐはおそらく持てない。
なので自分勝手な考えだとも思いますが、養成へ通っているなか先生に了承を得て養成卒業前にオーディションをいくつか受けに行きました。
せっかく時間をかけて練習して、それなりに形になって養成卒業して、そのまますぐレッスン持てないとなると、レギュラーレッスンを持てるまでの時間、そこまでの時間で練習し続けていかなければ忘れてしまうことも出ててくるから自主練習も頑張らないといけない。
一番頑張ろうとするのは予定が決まってから。
さらに予定が近づいてきてから。
もし養成卒業してからレギュラーレッスンを持てるまで決まるまでの時間があけばあくほど、おそらくモチベーションも下がり忘れることも増え、究極自信もなくし、やっぱり辞めようと思ったりすることもないこともないんではないか。
すくなくとも時間があけばあくほど養成で練習してきて培った感覚は鈍る。
せっかく練習してきたものを少しも忘れることなく自分の学んだこと、自分のできる100パーセントを出したい。
そんな思いでもあり、
卒業前にオーディションを受けに行くというのは
そんな動機でした。
どんどんやらなきゃいけない状況を自分で作って自分をどんどんアップデートしていきたかった。
もちろん養成の先生に相談もしないといけないし、そこで承諾ももらわないといけないとも思います。
養成していただいた先生が優しくて良かった。
やりたいようにやらせていただけ本当に感謝です。
養成通いながらオーディション受けにいく形。
この考えができたのはおそらくアクアビクスをやっていたから、その経験からきてるんだろうなと思います。
アクアビクスのレッスンを持つようになってから、本数が1本。1本から2本3本とどんどん増え場数をどんどん踏むようになってから、そんな普通とも言えるような経験ではありますが、そこから実感することも多々ありエアロビクスでも同じように早くレッスンを担当、あわよくば本数もいきなり沢山持ちたいとも思っていました。
オーディションに落ちたら落ちたで仕方がないとも思っていましたが、運良く初めてのオーディションは合格しました。
運良く。
〜養成コース〜 おわり。
最後まで読んでいただきありがとうございました。