7月10日→神事用水清祓い
午前、神輿洗いに使用する水を鴨川からくみ上げ、仲源寺でお祓いをする。
お迎え提灯
神輿洗いの神輿3基をお迎えするため、
船鉾の囃子方に導かれて、多くの提灯と子供たちが武士などの姿で四条界隈を歩く。
神輿洗い
夜に渡御にでる神輿を八坂神社から四条大橋に運び、神事用水で清める。
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6年前に、神事用水清祓いで使う鴨川の水をくみ上げるところに偶然居合わせました。
笛が鳴り響く中、四条大橋から紐に繋がれた桶をゆっくりとおろし、鴨川の水をくみ、その後四条大橋まで引き上げられます。
その後、笛の音を響かせながら、四条大和大路にある仲源寺(めやみ地蔵)に運ばれます。
仲源寺は、鎌倉時代に大雨による鴨川の洪水を抑えようと、
本尊の地蔵菩薩に止雨を祈願し通じたことから「雨やみ地蔵」と親しまれました。
そこから言葉が訛り、「めやみ地蔵」と眼病に効果があると今では親しまれています。
ここで清められた水は、夜の神輿洗いに使われます。
八坂神社にある3基の神輿には、後日、祭神の素戔嗚尊・櫛稲田姫命・八柱御子神を移します。
そのため、この鴨川の水で神輿を清めます。
3基のうち中御座(素戔嗚尊)を八坂神社から四条大橋に運び鴨川の水をかける際、
その神水を浴びると厄除けになるといわれています。
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山鉾建て
前祭(さきのまつり)で巡行する山鉾が各町内で組み立てられる。
メインストリートの四条通りは、普段から車の往来が激しい大通り。
そんな中、四条通に面した山鉾町では歩道寄りに山鉾の組み立てがされます。
釘を一本も使わず、荒縄のみで結い上げる「縄がらみ」という昔ながらの手法。
組み立てられた後に、車輪や懸装品をつけ3日かけて完成します。
雨の日には、貴重な懸装品が濡れないようにビニールをかけられますが、
山鉾が組み立てられ四条通に並ぶ姿と日常と変わらず車が走る光景は、
祇園祭が京都の人達の生活に溶け込んでいることを実感させてくれます。





