1人目の長男の時は
子育てががいっぱいいっぱいでした。
不安と劣等感の毎日。
育休中で子育てに専念できるはずが、自分のできなさ加減に悩む日々。
細切れ睡眠の中、心細くて仕方ありませんでした。
それでもこれではいけないと体調が良い日は
役所や地域のこどもセンターなどに足を運び相談や情報を集めにいきました。
けれどそこで感じたのは
他のママと自分の余裕が全然違うこと。
他のママの笑顔が眩しかったのを覚えています。
何か思ってたのと違う。
育児本を読んでも全然しっくりこないんです。同じ月齢の子を見ると、あんなこともできるし、うちの子はどうしてこんなに、と。
こどもができて嬉しいはずが、私っていつも悩みを抱えてるなぁ。
なんだか惨めになりましたね。
友達との育児話でも
『こどもって可愛いよね』の会話にどうしても頷けなかった。
可愛いけれど、大変で毎日が苦しいの方が大きかったんです。
もしかして、この育て憎さはこの子に原因がある?と考えることも増えてきました。
何か発達に問題があるんだ。そう考えるようになると止めることができませんでした。
目が合うし、指差しもできる。定期検診でも指摘されることもなく、保育園でも問題なし。でも何か違う。悩みながらもどうして良いのか分からず時間は経っていきました。
そうして
長男に問題があるのではなく、私自身に問題があることが分かってきたのは
下の子が産まれて息子が3歳を過ぎた頃。
かなり遅すぎる気付きでした。
