ここのクリニックでは採卵もストレスがほとんどりませんでした。他の方と顔を合わすこともなく、採卵後の身体を休めるベットもいくつかあり、手術室も広く、採卵してくれる先生以外にも看護師さんや培養土さんなどスタッフの方がいて素早く処置を終えることができました。
この後、卵子と精子を出会わせて受精させるのですが、うまく行くと2分割→4分割という具合に細胞分裂が起こります。
そうして8分割くらいになると子宮に戻す初期胚移植が可能となります。
その受精卵の状態確認は電話で行い、後日培養土さんに詳しい説明受けてから移植にうつります。
今までの経験上、分割することなく成長が止まっていたため、あまり期待せずに電話をかけてみました。
けれど今回は返事を聞いて手が震えてしまうのを覚えているくらい、衝撃的な内容でした。
「順調に胚分割してますよ。次回、移植の説明を聞きに来てください」と。
嬉しすぎて声が弾むのを抑えられなかったです。
やっと、ここまでたどり着いた。
本当に本当に第一関門突破したんだ、と。
