不妊は珍しいことではなくなってきているとはいえ、職場ではなかなか理解されるのが難しいのだろう、と思っていました。



私の場合、業務に支障が出るため直属の上司には相談し頻繁にしかも突然お休みを頂くことを了承してもらうことができました。

私としてはその分、出勤できる日はできる限り仕事に打ち込むようにすること(残業も含め)で、バランスをとるよう努めていました。


はじめは『不妊治療』をしていることを上司以外に話すことは気が引けましたが、少しずつ打ち明けることによって、気持ちが楽になっていくのを感じていました。


人に伝えるということで、

自分の気持ちを整理できたこと。

言葉にすると良い意味で頑張らなきゃと思うようになり、前向きに考えられるようになったからだと思います。


また、お休みをする理由が分かると周りも気を遣ってくれるようなり、ナイーブな問題なのでそれ以上聞いてくることもありませんでした。


人によって感じ方は様々だと思いますが、私にとって公表することはプラスの効果をもたらしてくれました。


もう話してもいいかなと思うきっかけはやはり

『後悔のないよう治療を続けられる病院を見つけたこと』

が一番大きかったのだと思います。