一緒に頑張ってきた大切な友達の「妊娠報告」が喜べない程、私は嫌な人間なんだなぁ。


今度会う時はどんな顔して会えば良いのだろうか。胸がドキドキして、堪らなく不安になりました。


もし、反対だったら。


私が先に妊娠していたら、きっと自分のことのように喜んでくれるよね。

だったら私も。

と思うのですが、気持ちを思うようにコントロールできませんでした。



「しばらく距離をとろうか」自分のことばかり考えていた時、


もしかしたら私ももう少し頑張ればできるんじゃないか?そういう未来もあるかもしれないと思うことも増えてきました。


今、本当にしなければいけないことは、治療を後悔のない所まで頑張ることじゃないのか、と。

自分を見つめ直していると「今の病院で本当に良いのだろうか」という疑問が溢れてきました。


実は最終手段として試したい不妊治療クリニックをひとつ残していました。ただそこは会社帰りには通えないくらい診察時間が短かったのです。ですが、良く良く考えると『AMH検査』では私の卵子残量は年齢よりも上の40歳くらい。だったら治療も40代の方の成功実績がある質の良いそちらのクリニックに通った方が良いのでは、という考えに至りました。



しかも前回のクリニックでは先生にもゆっくり相談できない。

受付で何度か嫌な思いもした。

先生の診察後、先生の指示で行う検査なのに看護師さんからは「もっと早く来てください!こんな遅くから検査なんか本当は出来ないんです!」とめっちゃくちゃ怒られたこともありました。

精神的にも体力的にも追い詰められている上に更なる仕打ちを受けてズタボロだった。そんなクリニックに通うことに疲れていた私は転院することを決めたのです。