『介護する猫、される犬』のセンパイ君のしっぽが取れたそうな。

 

しっぽの先がかたくなり、痩せて縮んだような気がして、しばらくしてふと見ると、しっぽの先から三分の二ほどのところから折れ、皮1枚でつながっている状態だったそうです。

 

そして、いつの間にか取れて、まさに尻切れとんぼ。

触ると、黒い粒状のものがぼろぼろと落ちたそうです。

 

獣医師によると、「老化によって、細部まで血液が届かなくなり、筋肉が痩せ、感覚も鈍る。と同時に、骨も劣化して折れやすくなる」のだそう。

 

17年間、びゅんびゅんと振られ、「うれしい」を伝えてくれたしっぽ。「ちぎれんばかりに」なんて表現がありますが、まさにちぎれましたと飼い主の石黒さん

 

センパイ本犬は痛くもかゆくもない様子だそうで、コウハイが取れたしっぽをチョイチョイとつついて転がし、においをかいで、不思議そうにしていたらしい。

 

 

そういえば、かりんののしっぽは、保護した当初、ふさふさしていなくて、びゅーんと立っていたけれど、数か月してふさふさしてきたので、獣医さんに、しっぽが太くなりましたと言ったら、しっぽ自体は、それほど、太くならないけれど、栄養状態が良くなって毛が増えたからと言われたことがあったっけ。