新聞記事によりますと、

『全国の獣医師会で災害時にペットや家畜を保護する「災害派遣獣医療チーム (VМAT)」の結成が進んでいる。

すでに、群馬、大阪、福岡の三府県で設置され、大地震が予想される地域にも広がりそうだ。

ただ、自治体との協定は一部しか結ばれておらず、行政との連携に課題が残る。』

とありました。














VМATは、人命救助に当たる「災害派遣医療チーム  (DМAT)の動物版。

獣医師や、動物看護師らが、被災地に救助本部を設置し、治療や保護を必要とする動物の情報収集などを担当する。


昨年の4月、熊本地震で初出動し、鳴き声などで他の避難者に迷惑をかけるとの遠慮から車中で寝泊まりを続ける飼い主に「車の中では、犬も暑いですよ」などと避難所に入るよう説得して回った。

活動に参加した船津獣医師は、「飼い主にも熱中症や肺塞栓症 (エコノミークラス症候群) の危険があった。動物を介して、孤立した被災者自身のケアもできたのは、VAМTならではの活動だった」としている。


DМATは、国の防災基本計画にも役割が、明記され、隊員の身分保障」や活動費用の弁償等について取り決めがあるが、動物の救助に付いては、一部の獣医師会と自治体が協定を結んでいるが、内容はまだ不十分なものが多いという。


東日本大震災の福島では、多くの動物が飼い主と離れ離れになり取り残されました。


VМATの活動が、早く行政との連携ができるようになることを願っています。


AEDは、講習会を設けて、一般の人に普及していきました。そのように一般の人も活動に参加できるようになるといいなと思うババでした。


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