いつも元気で逞しいチャッツピーの癖は


敷物にしているタオルを抱えてチュパチュパ吸ってます


頂戴!と言うとウーと怒って可愛い音譜


母親のお乳の思い出が無いのかもね~



良い所は聴覚が素晴らしいクラッカーんですよクラッカー


埼玉に住んでいた時は家の庭に


家族の車が入るので母の車は少し離れた駐車場を借りていました


母の車が駐車場に着くとチャッチピーが吠えて教えてくれるそうです


偉いね~と褒められる時も有るけど夜の時間に吠えられると


煩いね~と叱られる


そんなチャッチピーの聴覚の素晴らしさで手柄を立てた事が有るんです


茨城の団体様から余り人なれしていない犬なので暫く預かって貰いたい


と言う事で身体の小さな柴雑の男の子を預かり桃太郎と名付けました。


始めは室内飼育での環境に慣れなくて大変でしたが他の保護犬達と


暮しながら慣れてきました


そして桃太郎を是非にと希望者が現れ横浜迄届けに行きました。


お届けした次の日に玄関を開けた瞬間に逃げ出してしまったと報告を


受けましてその日から毎日横浜まで桃太郎を探しに行きましたが


日中は仕事をしていますし保護犬達の世話も有るので夜車を走らせ


明け方まで探して埼玉へ帰ると言う状態


もちろん里親様も横浜のボランティアの方々も毎日探して歩かれました


張り紙をして情報を頂きましたのが1週間程経った時でした


桃太郎君と声を掛けると逃げてしまうけど嬉しそうに桃の畑の周りに


いますよと


場所が分かったので捕獲器を置かせてもらいました


もう日日も立つ事だし何としても捕まえたいと言う思いでチャッピーを


連れて行きました。


捕獲器を掛けた場所から少し離れた所に車を留めて待ちましたが


なにしろ1週間殆ど寝て居ないので眠くて仕方が無くて起きて居られず


眠ってしまいましたら、突然チャッピーが吠えたので母も飛び起きて


静かに捕獲器の方へと歩いて行きました。


桃太郎君が見事に捕獲器に入ってました!


もう嬉しさと寒さでガタガタ震えがきました。


夜中の2時頃だったでしょうか、桃の畑で桃太郎を捕まえました。


希望者のご家族様にもお話をして一度埼玉へ連れて帰り


後日お届をさせて頂き、その後2ヶ月程して又訪問させて頂きました


その時はもうすっかりお母様にベッタリな桃太郎君になっていました



合格耳の良いチャッピーのお手柄のお話でした