ジジが、職場から、日経新聞の夕刊の切り抜きを持って帰って来た。

経済新聞だと思っていたけれど、こういう記事も掲載されるんだと嬉しくなる。

たくさんの人の目に留まって、殺処分ゼロについて考えてもらえるといい。

「人とペットの未来」という連載が、20日から始まった。

2回目の記事では、「育てる」軽率な意識











ペットの位置づけや飼い方は昔と比べ大きく変わった。

犬は「番犬」から「伴侶」と考えることが増え、都市部では家の中で飼う人が多くなっている。

一方、地方では、一部の飼い主らに番犬意識が根強く残る。外飼いが一般的な地域も少なくない。時々放し飼いにし、生まれた子犬を育てられずに捨ててしまう人もいる。捨て犬が野犬化、繁殖し、やがて、捕獲され、最終的に殺処分されるという悪循環が続いている。

 環境省がまとめた2013年度の犬の殺処分数(保管中の病死も含む)を地域別にみると、四国や九州。沖縄、中国、東京・神奈川で多くなっている。都道府県別の集計では、最多は香川県の2352匹。次いで茨城県の2102匹、沖縄県の1821匹、広島県の1682匹、山口県の1332匹、熊本県の1328匹が続く。


 冬の気候が穏やかな地域では、野犬の集団が生まれやすい。子犬も越冬するのが容易なためだ。

「中山間地では野犬に定期的にえさを与えている人もいる。放し飼いに近い状態の飼い犬も含め、まず不妊手術をしていないので繁殖が進む」と、香川県生活衛生課の担当者は嘆く。

 香川県や高松市は民間ボランティア団体と連携し、収容した犬猫の情報をホームページで掲載し、新しい飼い主を探している。ただ、収容数が譲渡数を大幅に上回る状態に歯止めはかかっていない。

 

 野犬化した捨て犬は譲渡に適さないことが多い、という問題もある。東日本で犬の殺処分数が突出して多い茨城県では、捕獲で収容される野犬が比較的多い。野犬は健康状態が悪く、人に懐かないため新しい飼い主が難しいという。

 多くの野犬は、元をたどれば飼い犬だ。都市部では安易に飼い始め、ペットが死ぬまで世話をする覚悟が乏しい人が問題視される。農山漁村地域では、放し飼いに近い飼い方や不妊手術の軽視、野犬への餌やりなどが、結果的に殺処分数の増加につながっている。


 茨城県の動物指導センター(笠間市)は週2回、殺処分をしている。人間の都合で飼われ、捨てられたペットがどうなるのか、多くの人に知ってもらいたいと施設の見学も積極的に受け入れている、「飼えなくなった」と持ち込んできた飼い主には殺処分の様子が分かるビデオを見てもらう。

 「正しい飼い方の啓発で飼い主の意識を変え、モラル向上を図るしかない」と山崎衛センター長は話す。


 記事には書いてありませんが、いつも譲渡会場を提供してくださいます成犬・猫の譲渡を推進する会様をはじめ、たくさんのボランティア団体様が、茨城の殺処分を減らそうとセンターから保護をし赤い糸を手繰り寄せようと努力していますことをお知らせいたします。



       

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