自主性 | 士別市議会議員 渡辺英次 オフィシャルブログ「絆」Powered by Ameba

自主性

本日は名寄市営球場にて


名寄南小さんと剣淵小と試合をしました。


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監督と2名のコーチが不在で


O野コーチお一人に引率していただき


試合に臨みました。



一試合目、名寄南小との試合。


ひどい試合でした。



技術や勝敗以前の問題!


誰でもできるはずの基本的なことが全くできていない。



声出せ!


バットボーイ!


ファールボール取りに行け!


コーチャー出てないぞ!



コーチに今日だけで何回言われたことか。


それに引き換え


お相手していただいた名寄南小さんは


試合中にそのような声は全く聞こえません。

と言うか、
言われなくても子どもたちの動きの早いこと。

選手、ベンチともに絶えず声も出続けています。

試合前から結果が見える典型的な試合でした。

声だしや試合でのそれぞれの役割。


どれだけ子どもたちは理解しているのかな?


恐らく理解していないと思います。



今日は球場に入ってから帰るまでの間、


子どもたちを観察して感じたことは


野球に対する関心のなさ、


そしてなにより自主性のなさです。



一番は言われなくても自分たちで考えて行動すること。


そこに達するまでの道のりとして


言われたことをしっかりとやるということも必要です。


しかし、今のレベルは言われたこともすぐに忘れてしまう。


要するに言われたこともできない。


そんな感じです。



保育所を運営していて


子どもたちと接している時も色々と考えますが、


学校教育でも家庭教育、そしてスポーツの場でも


「○○しなさい」「○○しなきゃだめだ」


という指導になっている場合が多いと思います。


この場合は受け手である子どもたちは


言われたことに対して「やらなければならない」と


脳から指令が出ます。


そうなると、言われたことはやるが


「なぜそうしなければならないのか」


という部分が曖昧になる場合が多いのです。



大切なことは「なぜそうしなければならないか」


ということをしっかりと理解させなければならないこと。


そしてそれが自主性につながるのではないでしょうか。



そして自主性の大切さを我々大人がしっかりと理解し、


子どもに接する時も考えて指導しなければならないです。




今日は二試合目、O野コーチが主審に入ることになったため


急遽私が監督としてベンチ入り。


もちろん初めてのことです。


私が今日のサインを子どもたちに聞くと


子どもたちは生き生きと(笑)、私にサインを教えてくれました。



監督として試合に臨み


改めて監督・コーチのご苦労を感じました。


本当に大変です。



うちもそうですが、


子どもが家庭での生活の中で


自分のことを自分から進んでしていますか?


親が言ってから行動していませんか?


何でもかんでも親が手を出していませんか?



人間だれしも、大人であっても


誰かがしてくれれば甘んじてしまうでしょう。


考えなくなるでしょう。



そのあたりを改めて考えて


子どもの自主性を伸ばすように


家庭・学校・スポーツの場で


協力しなくてはならないと思います。



それまでの間は子どもたちにも


キツイことを言うことにもなりますが


早く自主性を身につけてもらい、


その後の楽しさを感じてほしいと思います。



明日もそういったことを子どもたちに理解してもらえるよう


私も行動しようと思います。