ありがとう
24日から「士別にコラッセ夏学校」で、
被災地である福島県川内村の子どもたちが士別に来ています。
27日までの4日間の滞在。
その間、子ども達は色々なプログラムにより
楽しく大自然で遊んでもらっています。
昨日は、我々「羊まつり実行委員会」と青年会議所で
バーベキューと花火大会を実施しました。
ジンギスカンは特産品である羊飼いの家ラムジンギスカンを準備。
花火も大量に用意しました。
予定の18時に子どもたちがきまして、みんなで歓迎。
テレビ局も取材に来ていましたよ!
昨日はここに来る前にカヌー体験をしてきており
疲れているかと思いきや、みんな元気で安心しました。
羊まつり実行委員長のT田から歓迎の挨拶をし、
焼きました!
子どもたちにも大好評で、
「やわらかくて美味しい」とたくさん食べてもらえました。
その後は、雪国ならではの大型除雪車を見学。
子どもたちも大はしゃぎでした。
その後には差し入れでいただいたスイカや
メロンを平らげました。おなかいっぱいになったかな?
そしてお待ちかねの花火大会。
そしてメイン!(?)の打ち上げ花火です。
結構あるなと思いつつも、一気にいきましたのでそうでもなかったかな?
そして楽しいときほど短く感じるといいますが、
3時間はあっという間に終ってしまいました。
お礼の言葉をいただいて、今日の行事は終了です。
元気な笑顔でみんな宿舎へ戻りました。
午後から準備をして向かえたバーベキュー&花火大会。
片づけをしながら、「直接『ありがとう』は言わないもんだよなー」と
思っていたところ、こんなところにありました。
手持ち花火の火薬で書いた「ありがとう」。
驚いたのと感動したのとで、目頭が熱くなりました。
こちらこそありがとう!みんなの元気な姿を見て本当に力をもらったよ!
現在、川内村のほうに帰還した人、そのまま避難地に残っている人とで
子どもたちもバラバラになっています。
昨年のマフラープロジェクトで避難先の郡山市河内(こうず)小学校に伺いましたが、
現在は避難地に残っている子どももバラバラのようです。
今回もコラッセで久しぶりの再会をした子どもも少なくないそうです。
何も罪のない子ども達も巻き込んだ原発事故。
ニュースや新聞には見えないところでも、たくさんの被害者がいます。
「ありがとう」と思ってもらえる、この子どもの温かい心を
私達大人はしっかりと受け止め、そして育んでいかなければなりません。
今回の行事では、改めて色々な事を考えさせられました。
川内のみんな!士別からも出来る限りの応援をしていくので
また笑顔で会おうな!