クロスカントリー大会中止 | 士別市議会議員 渡辺英次 オフィシャルブログ「絆」Powered by Ameba

クロスカントリー大会中止

例年士別市で開催している「クロスカントリー大会」が積雪の量の多さから


開催までに間に合わないとの判断で中止となった。


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(道北日報H24.03.29付より)


今年が第41回目となるはずだったが、過去40年間で中止は無かったそうだ。


今では500人くらいの参加があり、また市内からも各少年団の子ども達も


多数参加している大会なので、中止ということは非常に残念であるが、


この状況下ではどうしようもない。


この積雪量は色々な分野で影響をきたしており、


特に農業などに与える影響は大きいものとなりそうだ。


冬期間も積雪量の多さに加え、非常に寒さが厳しかったのが今年の特徴で、


それに輪をかけて石油の高騰はたっまたものではない。


報道では主にガソリンのことを取り上げているが、北海道のような寒冷地では


ガソリンよりも灯油の価格高騰のほうが深刻である。



さて、今回の大会中止ももちろんではあるが、


今回のような積雪量や気温の低下を「稀にない」と見るのか。


もしくは「これからも起こりうる」と見るのか。


その違いは非常に大きいのではないかと思う。



自然災害は「観測史上初」などと言われることがここ数年増えてきている。


スポーツの記録と違って、記録を塗り替えても全く嬉しいものではない。


地震にしても「1000年に一度」などと言われるが、


これはこれまでの話しであって、私としてはそうは思えない。


東京の直下型地震についても、どれだけのことを想定していかなければならないか。


時間にゆとりの無い深刻な課題として考えなければならない。



自然災害にせよ、農業にせよ、各種分野において想定されるものの


枠を大きくしなくてはならないと強く感じている。