マフラープロジェクトin郡山市『その1』
23~25日に福島県郡山市に行って参りました。
ようやく報告させていただきたいと思います。
その1ではマフラープロジェクトを中心に書きますね。
今回の訪問は羊まつりの中のチャリティーイベント、
「サフォークランド士別マフラープロジェクト」で準備をしてきた
手編みのマフラーを現地に届けるための訪問です。
写真を中心に報告したいと思います。
旭川空港⇒仙台空港に飛び、そこからは新幹線にて郡山に入りました。
23日初日は移動日でした。
遅れて24日に羊まつり実行委員長の千葉さんが現地入り。
感動の対面!。。。でもないですが無事到着です。
まずは川内村の災害対策本部がある「ビッグパレットふくしま」に伺いました。
大きすぎて写真に納まりません。
災害対策本部はその駐車場に設置されていました。
手前が川内村、奥が富岡町の災害対策本部になっています。
プレハブ構造で、内部も決して広いとは言えない環境に
びっしりと机や機材が入っています。
パレット内の仮設の役場も視察しました。
広いイベントホールの中に、各部署ごとに設置。
広さは広すぎるくらいあるものの、
これから迎える冬期間を考えると暖房や照明など
不便さを感じずにはいられない環境でした。
各所にたくさんの地域から寄せられた応援メッセージや
千羽鶴などが飾られています。胸が熱くなります!
そして玄関先には線量測定機が置かれていました。
この日は0.14μSv/h前後が示されていました。
やはり目に見えないものだけに、こういった目に見えるものにしないと
市民も安心できません。
その後、川内村の遠藤村長、石井教育長を表敬訪問。
村長からは被災時の状況や、現在の避難生活のお話をいただきました。
後ほど別に書きますが、色々と報道にはされていない問題や課題を感じました。
午後からはいよいよ学校訪問。
この日は逢瀬中学校に行きました。
川内村からの避難者を含む150名弱の生徒にマフラーを手渡ししました。
(※残念ながらここでの写真はカメラ不具合により撮れていません)
福島放送や地元新聞社が取材に来てくれました。
生徒の笑顔をいただきその日は終了。
翌25日、河内(こうず)小学校を訪問。
ここではコラッセ夏学校に来てくれた子どももいることからこれも送りました。
幅2.4m×高さ1.8mほどある、写真で「絆」の文字を表した写真アートです。
使った写真は羊まつりにお越しくださった市民の皆様の笑顔や
コラッセ夏学校のときの写真などを使い製作。
赤○印は私です。
しっかり参加させていただきました。
ここでも実行委員から一人ひとりにマフラーを手渡しました。
キャーキャーと騒ぎながら喜んでくれた子どもたちの笑顔に
私たちも救われます。
その時の模様は北海道でも放送されました。
今回のプロジェクトでは、士別の皆さんにも
非常に大勢の皆さんに協力いただきました。
マフラーを編むといってもそう簡単に終わるものでもありません。
今回を機に編み方を勉強してくれて編んでくれた人もたくさんいます。
そういった気持ちを今回届ける事が出来たのかなと思います。
協力いただいた市民や企業の方々に心から感謝しております。
川内村の方からも、コラッセ夏学校に引き続きありがたいと
お話いただけて、こちらも嬉しくなりました。
このような気持ちのつながりというものは、
これからの日本に絶対に必要です。
やった、やらないで済むものではなく、
気持ちを伝えるひとつの形でもあると思うのです。
今後も人とのつながりを大切にしていかなければならないですね。
私も選挙のときにも「絆」に拘りました。
HPもブログも「絆」です。
事業所名も絆企画設計といいます。絆、きずなうるさいですが、
少しでも耳にこの言葉が触れることで、
たくさんの人が意識してくれるようになればとの思いです。
東日本大震災は非常に重く悲しい出来事になりましたが、
それから更に「絆」という言葉をあちこちで使われるようになりました。
やはりこのことを教訓に人とのつながりをもっと大切にする社会を
作らなければならないですよね。
今回の福島では、そんなことを強く感じた訪問でした。
『その2』では震災や避難生活などの話しを書こうと思います。