20ミリシーベルト | 士別市議会議員 渡辺英次 オフィシャルブログ「絆」Powered by Ameba

20ミリシーベルト

福島県の保育園や幼稚園、小中学校の校庭利用を認める「年間20ミリ・シーベルトの放射線量を上限」政府の基準に抗議する意味で小佐古敏荘内閣官房参与が辞任をした。


これは何を意味するのか。


今回の災害に関して政府の対応は全く国民に信頼されておらず、当該地域の方々は今後何を信じれば良いのかと混乱してしまわないか危惧するところだ。


政治とは国民に信頼されて始めて意味を成すものと考えるが、今の状況は全く持って成り立っていない。


被災された方は心身ともに辛い状況だ。それなのに首相はいつまでこの体制を続かせるつもりなのか。


今は政治的策略は二の次ではないのか。



東京電力役員にしても然りだ。


報酬の50%カットとは聞こえは良い(良くもないとは思う。。)が、一体50%カットしていくらもらえるのだ?2000万?


冗談でない!


被災地では家も財産も全てを失った人がどれだけいるのだと思っているのだろう。


家はなくてもローンだけは残り、希望も何も無くなっているではないのか?義援金や減税措置をとったところで財産の何%の支援であると思うのか。


国民でさえ、自分たちの生活水準を落としてでも支援しようとしている人は山ほどいる。


いい格好しないで本当に被災者のために考えている関係者はどのくらいいるのだろうか。



専門家の意見を聞いても、今回の年間20ミリシーベルトの放射線量の基準には安心と言う言葉は噛み合わない気がする。


時の間違った判断で、これからの日本に影響が出ないことを願う。




そして私もこれからも出来る支援は続けていこうと思う。