今日は、台風一過でいい天気ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
武きずなです。
昨日は、２０年に１度社殿を建て替え、奉納する宝物や装束等も新調して神様に引っ越してもらう伊勢神宮の式年遷宮のクライマックスの遷御の儀が営まれました。
これは、戦国時代を除き、約１３００年前の飛鳥時代から続く神事で今回が６２回目で、今年５月の６０年ぶりの出雲大社の本殿遷座祭と重なる貴重な年にあたるそうです。
そこで、問題となるのは、安倍首相が現職首相で１９２９年の浜口首相以来で戦後初めてと言う事にありますが、受験生の皆さんはなぜかわかりますか
そうです、政教分離原則の問題で、今回の安倍首相の儀式の参列は、内閣総理大臣靖国神社公式参拝訴訟等と同様の憲法２０条３項の「宗教的活動」に当たるか否かの問題になりえるかもしれません。
確かに、靖国神社と違いA級戦犯の問題がないので、いつもの中国・韓国が騒がないので、多くの人が気が付かないのですが、問題の本質は同じものがあるかもしれません。
先日の山崎豊子さんの西山記者事件と同じく、少数者の人権の保護を目的にする我々法律家は、常にそういった視点を持つことも大切な事だと思います。
それでは、続きはまた明日