こんにちは!長谷川です。

 

日本の中小企業や零細企業の生産性が低いってよく言われますけど、あれってどうなんでしょうね。

 

本当にそうなのかなぁって思います。

 

身近にあって情報がたくさんある大企業と比較すれば低いっていうのは理解しやすいのですが諸外国と比べてとなると頭の中は?マークだらけです(笑)。

 

 

 

その生産性って話ですが、生産性って何かの単位あたりという数値ですよね?

 

つまり生み出されたものをそのために投下したもので割った数値

 

時間あたりというのがメジャーでしょうか。

 

ほかには面積あたりとか、一人あたりとか、台数あたりとか、まぁいろいろあります。

 

ですから生産性って一言で言うのは簡単ですが、それを用いて何かをしようとするならきちんとした前提の上で話しを進めなくてはなりません。

 

まぁ、そもそも中小企業とか零細企業という括りも危ない括りなんですけどね。

 

 

 

 

では時間あたりの生産性を向上させるにはどうすればよいか?

 

一つは付加価値総額を向上させることですね。

 

これで同じ時間であっても生産性は高くなります。

 

もうひとつは時間を短くすることですね。

 

生み出される付加価値総額は同じであってもそれを生み出すための時間を短くすることによって生産性は向上します。

 

ホワイトカラーの職種の性質からするとこれが最もポピュラーでしょうか。

 

 

 

時間に関してはもう一つありますね。

 

時間の単位です。

 

分単位、時間単位、日単位、週単位、月単位、四半期単位、半期単位、年単位など、どれを採用するかでも異なりますね。

 

例えば時間単位の生産性は高くても年間の稼働時間が短ければ年単位の生産性は低くなりますし、逆に年単位の稼働時間が長ければ時間単位の生産性が低くても一定レベルの生産性を保つことはできます。

 

 

 

業務改善するにあたって生産性を重視するのであれば、どの指標や単位を採用するかを見極める必要があります。

 

そしてその採用を判断するカギは「目指す会社のあり方」です。

 

これがまずありきです。

 

 

会社のスタイル

 

 

ここ、とても重要です。

 

軸になる部分ですからね。

 

特に中小企業や零細企業の場合は経営資源というやつが限られていますから、特にですね。

 

 

 

短時間労働?

 

機械化、省力化?

 

少人数?

 

正社員だけ?

 

面積は?

 

場所は?

 

賃貸?もしくは買取?

 

内部で?それとも外部?

 

いろいろありますね。

 

 

 

ちなみに世の中で「生産性が低い」というように使われる生産性は「労働生産性」を指している場合が多く、それは付加価値額÷労働量という計算式で算出されます。

 

そして付加価値は売上高-外部購入費という算式になります。

 

粗利益とは似て非なるものですのでご注意を!

 

 

 

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