「気づいてなりたい自分になるための処方箋」というブロブタイトルで
~自分の長所を生かして一生懸命働くとは~について色々書いています。

「気づくこと」と「なりたい自分になること」
これのどっちが大切なのか、こんなことを改めて考えることがあります。


生まれ変わりとか輪廻とかを100%信じているわけではありません。
スピリチュアルな話は好きですが、それを考えたとき、現実からの逃避を
しているんじゃないかと自分を責めることもあります。

「気づくこと」は「学び」であり、これが生まれてきた目的であると
言葉にすれば何かわかったような気がしますが、「生まれ変わり」や「輪廻」
を100%信じていない以上、「わかった」ことになっていません。


そもそも、今の世界で生きてる限り
それをわかろうとすることに無理があります。

手にして触れたこともない「気づき」や「学び」を認知することはできません。
言ってみれば、「あって欲しい」という願望のようなものです。

もちろん、触れない、わからないものは存在しないのではないか、という発想も
自分から発した考えで、「存在するか、しないか」は絶対なものであり
自分で決めることでも認知することでもありません。



何だか、突然訳のわからないことを書いていますが…


ブログで色々なことを書いているのは、書く理由があります。

「自分の考えていることを発信したい」

もちろんこの理由があります。


そして

「自分の考えを発信して、これをカウンセリングやコーチング、コンサルティング
という仕事に繋げていきたい。」

これも偽りのない事実です。


これこれ、こんな仕事をしていくらお金が入って
そうすれば、こんな生活ができる、何が買える、何が手に入ると
気がついた時には、いつも同じようなことを想像しています。

これを、「情けないな~」と思いつつも
「これが自分だな」と諦めてもいます。


言葉では、「誰かの助けになれば」と思って、言っていますが
これが現実です。



でも、最近自分を責めることをしなくなりました。

これでもいいと思っています。

この文章もブログに書いていますが、自分に向けて書いているようなものです。



「じゃ、なぜブログに書くのか?」

読む人にとってはいい迷惑ですよね。


ここで「なんだこれ?」と思った方はこの先読んでもつまらないですよ。
興味をもった方はお読みください。



「書くことが自分のできること」と気づいたからです。





今、縁あってコンサルティングという仕事をしています。

もちろんこれは自分がしたいと思って続けていることですが。

今、心の中では、自分はコンサルティングに向いていないなと
つくづく思っています。

コンサルティングは、「先生」と呼ばれるように「指導者」です。
だから、この先の着地点を知っていて、それを相手に教えなければいけません。

でもそのほとんどは、他人からの知識のツギハギであり
自分のものではありません。

もちろんそのツギハギを縫い合わせ、自分なりの着地点を見つけて
クライアントの方に教えることも悪いことではありません。

でもそのときに必要なのは、「強い指導力」です。


私には、その「強い指導力」はありません。
はっきり言えます。
はっきり言わないといけないと思いました。

それは次に進むためです。


やらなければいけないことは、
自分のやりたいことは、
こんな自分だからできることは


「書いて自分の想いを人に伝えることです」


読んだ人が、少しでも変わっていける
その材料にしてもらえばいいと思います。


書いた通りに、私が「完成」しているわけではありません。
どちらかというと、今、自分がしなければいけないこと
できないこと、を書いています。

ただわかっていることは、それを誤魔化してはいけないことです。

その点では、少しは前を歩いているかもしれません。

同じような希望や悩みをもっているひとのヒントになると思っています。



前にも書きましたが、私は癌キャリアです。

一応の治療は終わっていますが、いつ再発するか転移するかわかりません。
副作用で、身体全体がむくみ手が思うように動かない状態です。

でもこうして文章を書けることに感謝しています。


入院してたとき、同じ病室でもっと苦しむ人、悩んでいる人を見てきました。
知らないままにいなくなる人もいました。

自分だけは、ああならない、死ぬことはないと思ってきました。


でも不安はいつでも同居しています。

テレビで、芸能人が癌になっている場面をみるととても嫌です。

家族で見ていれば、「あの人も…」です。
その「…も」という言葉がいつも心に引っかかっています。

テレビの出演者は、「同じような病気の人への励ましのメッセージになる」と
言っていますが、素直に受けとれません。


でも、なってしまったものは仕方ありません。
癌にかかったことは事実ですから。


悲観的に考えるわけではありませんが、
いつ再発するかわからない、転移するかわからない、という不安があれば
来年生きていいるかどうかもわかりません。

だから今出来ることをしたいと思います。

カッコつけてる、同情をひいてるつもりは全くありません。

ただ自分に言い聞かせているだけです。



癌患者(キャリア)に気持ちをわかってくれ、なんていいません。
決して分かることではありません。

またわかる必要もないと思います。
もし自分が癌になったら、その時考えればいいと思います。

でも、癌にかかった人がみんな言うことは

「つまらいことにクヨクヨしなくなった」
「出来ることをやっていきたい」


私も同じです。

「限られた時間」という言葉をより切実に感じるようになりました。

(悲観的には全く考えていませんよ)

この感覚が、なってみないとわからない感覚です。


今、自分にできることは何だろうなと考えています。
「なりたい自分」は何だろうな、と考えています。
「なるべき自分」って何?って考えています。


そしてやっぱり行きついたのが、「書くこと」です。

私にとって書くことは、書いて自分を変えていくことです。
書いて、自分で確かめて、行動していくことです。


これからも書いていきます。

そして、それをもとに同じように前を向いて歩いていこうとしている人に
役立つようなかたちで、講演やセッションをしていこうと思います。


少しだけ前を歩いていますから。


今日は少し変なことを書いてしまいました。
後悔する気持ちもありますが
それが今自分にとって必要なことだからです。

こんなことは何もブログに書いて公開しなくても、とも思います。

恥ずかしいですからね。

でも公開することで自分の気持ちが固まることもわかっています。
だからあえてブログに書いてみました。


批判はあると思います。

構いませんよ。

「じゃ、あなたは何をするか」

これは考えてほしいと思います。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。

次からは、「なりたい自分」になるために

どう考えて、何を行動するか

そんなことを書いていきます。

よろしければまたお読みください。