アメブロを始めた頃の記事にコメントを頂きました。
ありがとうございます。
ちょうど最近、「もしも学歴や年齢なんかを度外視して、なりたい職業を選べるのなら…」と考えていたのですが、やはり“死”に関する職業なんですよね。
そこだけは本当にブレない(笑)
“エジプト考古学者”も捨てがたいですが、一番は“法人類学者”。
海外ドラマ“BONES”を見て、「私がやりたいのはこれだ!!」と、ドラマにどハマりしました。
事件の謎とか、人間関係の行方なんかはどうでもよくて。
様々な状態の遺体が毎回出てくるので、「それが面白いなんて、コイツ大丈夫か?」と思われるだろうなーと、今まで誰かに話したことはありませんでしたが(笑)
それこそ、“集団から弾かれる恐れ”ですね。
念願のエジプト展に行ったときは、実際の棺やミイラ、カノプス壺を目の前にして、クラクラするほど興奮しました。
子供の頃に“九相図”を見て以来、「人が死んだらどうなるのか」に強く惹かれるようになったんですね。
それに伴って、「じゃあ魂はどうなるの?」という疑問も湧いてくる。
ピラミッドの壁画や、地獄絵図をいつまでも眺めていられるのは、そんな世界に没入できるからだと思います。
葬儀社で働いていた時に、よく「病まない?」と聞かれましたが、たまたま似たような感覚の方が身近にいたので、私にとっては逆に居心地が良い職場だったんですね。
愛する人が相手でも、亡くなった途端に触れなくなったり、嫌悪感をあらわにする方って結構いるのですが、見ず知らずの方のご遺体に触れることも、全く抵抗がない。
本当に、何で心理カウンセラーになろうと思ったのか…
納棺師やエンバーマーの方が向いているんじゃ…(笑)
抑えても抑えても、湧き出て来る好奇心。
コメントをきっかけに「やっぱり自分の原点はこれなんだな」と確信しました。
特殊ですし、なかなか理解されないとは思います。
「死者への冒涜だ!」と感じる人もいるかもしれませんね。
でも、「なんら不謹慎ではありません」と言っていただいたので、思い切って書いてみました。
これも“本当の私”の側面。
私が認めてあげなくてどうするの。
それではまた