先日、知り合いの方と“カウンセリングのイメージ”についてお話する機会がありました。


まだまだ日本では、カウンセリングは「病んでいる人が受けるもの」というイメージが強い、というのは分かっていましたが、どうやら敷居を高くしているのはそれだけではなさそうですね…真顔



「メンタルケアが大事」というのが広く認知されるようになり、部下や後輩に対しては親身に相談に乗っていても、自分のこととなると“気づかないフリ”をしたり、関心が低く後回しにしてしまう方も多いのではないでしょうか。


「男は弱音を吐くもんじゃない」とか、女性であっても「頼ってはいけない」といった刷り込み・思い込みは、やはり強力です。



カウンセラーを配置する会社も増えているようですが、職場で「カウンセリングを受けよう」という気にはなりませんよね…真顔


職場内では、「変な噂になったら嫌」「話した内容が上司に知られたら嫌」という不安がつきまといます。


エラい人達は、全然分かってない!!(笑)


やはり職場とも家庭とも独立した、“話せる場所”が必要だと感じました。



そして、「メンタルケアが大事で、それにはカウンセリングが効果的」という事までは分かっていても、そもそもの「カウンセリングとはどんなものか」が正しく理解されていない事に気がつきました。


そうですよね…


よく分からないモノをいくら勧められても「受けてみよう」とは思いませんよね…


“灯台下暗し”です真顔



かなり前置きが長くなりましたが、今回はその辺りをご説明したいと思います。


まず、「カウンセリングは“病んでいる人”が受けるもの」という誤解について。



心療内科や精神科でカウンセリングをすることから、そんなイメージが強いのかもしれませんね。



民間のカウンセリングでは、診断をしたり、薬を処方することはできません。


では何のためにあるのかというと、悩みやネガティブな感情を吐き出したり、心や頭の整理をする事で、安心して穏やかに日々を過ごすため。


結果として、体に何らかの症状が出る“心身症”や、うつや統合失調症などの“精神疾患”に進行するのを未然に防ぐことにもつながります。



体に関しては、「何かヘンだな」と感じたら、整体や鍼灸、マッサージなどに行ってケアすると思います。


その役割が民間のカウンセリングです。


痛みなどの症状が酷くなり、病院に駆け込んだら病気と診断され、手術や薬で治療をしていく、というのが心療内科や精神科だと例えると、役割の違いが分かりやすいかと思います。



そして、“カウンセリング”のイメージが強い心療内科や精神科ですが、1人1人に時間をかけられないために、実はじっくりカウンセリングをしてくれる訳ではないんですね。


再診の場合は5分程度なんだそう。


イメージって怖いですね…真顔



余談ですが、「カウンセリングでストレスの元と向き合ったら癌が消えた」というお話もあります。


 こちらはまた改めて、“おすすめの本”として紹介したいと思います。



心と体って、私たちが思っている以上に影響し合っています。


健康な体を維持するためにも「メンタルケアが大事」なんですね。



次回も引き続き、カウンセリングの“誤解されがちな点”について解説していきますにっこり



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