我が家の猫たちが、おもちゃを水浸しにして遊んだり、カメラを向けているとドヤ顔で割り込んできたり。
猫って、幼い人間の子供とやる事が同じだなぁ…と、つい笑ってしまいました。
近すぎてよく分かりませんが、ドヤ顔でこっち見てます。
こういう子、いますよね(笑)
「撫でて!」「抱っこして!」
「遊んで!」
「怖い!」「やめて!」
「すごいでしょ!」
猫って、本当に自分の感情に素直に、表情や、耳や、尻尾など、体全体を使って表現します。
嘘もつかないし、人間に媚びることもない。
「大好き!」も「キライ!」も、誰の目を気にするでもなく、ストレートに表現する。
深夜に水浸しになった床を拭きながら、「だから私は猫が好きなんだなぁ…」と気がつきました(笑)
そして幼い頃から、愛されるために自分を抑え込んできた私には、それが羨ましくて仕方がなかったんですね。
自分の感情に素直に生きているのに、愛されていることが。
それは、自分の感情をストレートに表現している人に対しても同じ。
「どうせ私は…」と、卑屈になっていました。
先日書いた、「妬み」の感情です。
人間の子供が苦手なのも、そこから来ているのだと思います。
3歳ぐらいまでなら純粋に可愛いと思えるのですが、それ以降になるとどう接していいか分からないし、自由奔放な子だと、確かに憎らしくも感じます(笑)
これは、私が自分を抑えるようになった年齢だし、その後も自分の感情を自由に表現している子を見ると、羨ましい反面、「私はできなかったのに」という怒りが湧くのだと思います。
人間にも、せめて尻尾が生えていたらなぁ、と思います。
自分の気持ちも、相手も気持ちも、尻尾を見れば一目瞭然ですから(笑)
本心とは違うことを言ってみたり、やってみたり。
それを真に受けたり、逆に深読みしすぎたり。
人間って、本当に面倒くさい生き物ですね。
それではまた
