今日は“トラウマ・ケア”の授業を受けたので、早速アウトプットしたいと思います。
知識はインプットするだけではなく、アウトプットする事で効果的に記憶に定着させることができますよ✨
トラウマには“単回性のトラウマ”と“慢性的なトラウマ”の2種類があります。
“単回性のトラウマ”は、災害や事件事故に巻き込まれた際の、大きな衝撃による心の傷。
いわゆる“PTSD”のことです。
一方、“慢性的なトラウマ”は、単回性のものよりも衝撃は小さいけれど、日常的に繰り返し受け続けた心の傷。
心理的、肉体的な虐待や、幼い頃の日常的な不適切養育が原因です。
“不適切養育”というと、何か酷いことをしているように感じますが、「危ないから」と子供の行動を制限する、子供に愚痴を聞かせる、夢や目標を否定する、兄弟間で比較する…等々、どの家庭でも起こりうること。
日常的にこういった事で心に傷を受け続けても、トラウマになります。
いわゆる“アダルトチルドレン”です。
約9割の家庭で起きているとも言われているので、「自分はアダルトチルドレンなんだ…」と思い悩む必要はありません。
気づいたら変えていける。
まずは気づくことが一番重要です。
トラウマ反応としては、フラッシュバックや回避・麻痺、過覚醒などがあります。
これは、似たような場面に遭遇した時、自分の身を守ろうとする本能的な反応。
慢性的なトラウマの場合、自分でもよく分からないけれど何故か怖さや不安、怒りや嫌悪感などを感じ、緊張が高まるというケースが多いです。
しかし、よくよく振り返ってみると、どういった場面や相手に反応するのか、傾向があるはずです。
また、「緊張が高まってきたな」と感じられるようになると、意図的にそこから意識を別の物に向けることができるようになります。
緊張が高まったりモヤモヤした時、私の場合は、ストレッチをする、空を見上げて深呼吸する、身の回りの片付けや掃除をする、猫を吸うなどして気分転換をしています。
コーヒーを飲む、スイーツを食べる、とりあえず寝る、好きな音楽を聞く、お風呂に入るという方もいらっしゃいました。
自分が心地よくリラックスできるものをいくつかピックアップしておいて、意識して日常に取り入れる。
些細なことですが、ずいぶん穏やかに過ごせるようになります。
トラウマと向き合う、向き合わないに関わらず、ただでさえストレスが多く、緊張が高まりやすい環境に私たちは生きています。
何か特別なことをしなくても、些細なことをたくさん取り入れて、上手にストレス発散していきたいものですね。
それではまた