“人生は「開き直る」ことが大切です。


「開き直る」って悪い言葉ではありません。


「開き直る」とは、閉じた心を開いて

曲がっていた心をまっすぐに、ピッと直すこと。


これを「開き直る」と言うんです。”




斎藤一人さんの名言のひとつです。


以前の私は、「やりたい!」と思うことがあっても、できない理由ばかりを探して、行動できない人間でした。


厳密に言うと、行動できないのではなく、行動しなかった。

「何かに挑戦できる人は特別な人」と思い込んでいたし、平凡な人生を歩むように刷り込まれてきたので、「行動しない」という選択をし続けてきた。


きっかけは、葬儀屋さんで働き始めたこと。







日常的に様々な“最期”を目にしていた影響もあってか、「私には子供もいない。離婚もした。もう若くもない。このまま独りで年老いて、後悔しながら死ぬのか…」と、突然の虚無感に襲われました。


その時「そんなのは嫌!どうせなら心理カウンセラーに挑戦してみよう!」と決意しました。

もともと興味もあったのですが、遺族の心のケアをする場がないことに疑問を感じていたんです。


家族に反対されようが、誰に何を言われようが、人生で一度ぐらい、自分のやりたい事をとことんやってみたい!!と開き直った瞬間です。


まさに、閉じていた心の目が開いて、他人の意見に流され続けてぐにゃぐにゃに曲がっていた心が、真っ直ぐにリセットされた感覚。

その日のうちにスクールを探して、体験入学に申し込みをしました。


こんなにアクティブに行動できるのかと自分でも驚いたけど、開き直った時、人は自分の予想を超える力を発揮できるものなんだと思います。



斎藤さんの言葉を見かけて、当時のことを思い出したので書き留めておきました。

誰かの開き直りのきっかけになれたら嬉しいです☘️