どうも、木津です。
前回は、あなたの「原因不明の疲れ」の正体について話しました。
能力不足ではない。
根性不足でもない。
メンタルが弱いからでもない。
頭ではYESと言っているのに、カラダ様はNOと言っている。
その不一致が、あなたの中でずっとバグを起こしている。
で、今回はもう少し踏み込みます。
あなたが無視し続けている、カラダ様からの警告についてです。
胃が痛い。
眠れない。
肩が固まる。
朝になると動けない。
特定の人に会う前だけ、なぜか身体が重くなる。
それは、気合いが足りないサインではありません。
あなたが見ないふりをしてきたものが、身体に請求書として届いているだけです。
今日は、その請求書の中身を見にいきます。
たぶん、痛いです。
でも、見ないまま走り続ける方がもっと危ない。
気付けーー!!
カラダ様は、ずっと前から警告を出してるぞーー!!
カラダ様は、あなたより賢い
あなたの脳は、よく嘘をつきます。
「まだいける」
「大丈夫」
「ここで休んだら終わり」
「この程度で限界とか甘え」
「もっと頑張れる人はいる」
脳は、平気でブラック企業の管理職みたいなことを言います。
でも、カラダ様は違います。
カラダ様は、かなり正直です。
胃が痛い。
眠れない。
食欲がない。
涙が出る。
肩が固まる。
朝になると動けない。
特定の人に会う前だけ気分が悪くなる。
特定の場所に行こうとすると、なぜか身体が重くなる。
これ、全部ログです。
スピリチュアルでも何でもありません。
あなたのハードウェアが出しているエラーログです。
パソコンで言えば、ファンが爆音で回っている。
画面が固まる。
アプリが落ちる。
本体が熱い。
バッテリーが異常に減る。
その状態で、あなたは何をしているか。
さらに重いソフトを立ち上げています。
「よし、もっと頑張ろう」
「よし、自己分析しよう」
「よし、朝活しよう」
「よし、資格を取ろう」
「よし、ポジティブに考えよう」
違う。
そうじゃない。
まず閉じろ。
その無駄に重いアプリを閉じろ。
カラダ様は、あなたを邪魔しているのではありません。
守っています。
あなたの脳が暴走して、他人の期待という名前のクソ重いタスクを無限に積み続けるから、カラダ様が止めている。
病気や怪我も、もちろん医学的にはちゃんと専門家に診てもらうべきです。
そこは絶対に雑に扱うな。
体調不良を「全部メッセージです」で片付けるのは、それはそれで別のクソゲーです。
ただ、そのうえで言います。
カラダ様が止めてくる時、そこにはたいてい理由がある。
「これ以上、その働き方を続けるな」
「その人間関係、無理して合わせるな」
「そのYES、本当は嘘だろ」
「その正しさ、お前を殺してるぞ」
「その我慢、もう美徳じゃなくて自傷だぞ」
そう言っている。
これを昔の人は、たぶんもっと美しい言葉で言いました。
心と身体は分かれていない、と。
現代語に翻訳しましょう。
ソフトウェアだけで人生は動きません。
ハードウェアが燃えたら終わりです。
以上です。
「他人のレジ」を回すな
あなたが疲れる理由は、能力不足ではありません。
他人のレジを回しすぎです。
他人の期待。
他人の評価。
他人の機嫌。
他人の正解。
他人の都合。
他人の物語。
他人の安心。
それらを全部、自分の仕事みたいに処理している。
上司が不機嫌なら、自分のせいかもと考える。
同僚が困っていたら、自分が何とかしなきゃと思う。
家族が期待していたら、応えなきゃと思う。
誰かに失望されたら、自分の価値が下がったように感じる。
いや、重い。
レジ何台持ってるんですか。
あなたの人生は、スーパーの集中レジではありません。
他人の感情の会計まで、あなたが全部打たなくていい。
他人の期待に毎回ポイント還元しなくていい。
他人の「こうあるべき」を、あなたの財布から支払わなくていい。
あなたがやっているのは、優しさではない場合があります。
ただの恐怖です。
嫌われる恐怖。
評価が落ちる恐怖。
使えないと思われる恐怖。
冷たい人間だと思われる恐怖。
期待に応えられない自分を見る恐怖。
その恐怖を、「責任感」とか「誠実さ」とか「大人」とか、聞こえのいい包装紙で包んでいる。
包装がうまいですね。
百貨店勤務ですか。
でも、中身は恐怖です。
そして恐怖で選んだYESは、あとで必ず身体に請求が来ます。
肩こり。
胃痛。
不眠。
無気力。
イライラ。
涙。
過食。
無音の絶望。
休日に何もできない。
人の声を聞くだけで疲れる。
それは、あなたのカラダ様からの請求書です。
「お前が勝手に他人へ支払った分、こっちにツケ回ってきてるんだが?」
そういうことです。
エゴは、だいたい【立派な顔】をしている
ここが厄介です。
エゴは、わかりやすい悪役の顔をしていません。
「俺様が一番だ!」
「全部奪ってやる!」
「他人なんか知るか!」
みたいな姿で出てきてくれたら簡単です。
即、逮捕です。
でも、あなたのエゴはもっと賢い。
立派な顔をして出てくる。
「人に迷惑をかけてはいけない」
「ちゃんとしなければならない」
「期待には応えるべきだ」
「ここで逃げてはいけない」
「もっと成長しなければ」
「正しくあらねば」
「感情的になってはいけない」
「全部理解してから動くべきだ」
ほら、反論しづらい。
でも、これらがあなたを自由にしているならいい。
問題は、これらがあなたを縛っていることです。
立派な言葉で自分を殴っている。
「ちゃんとしろ」
「まだ足りない」
「もっとできる」
「甘えるな」
「他の人はもっと大変」
「この程度で弱音を吐くな」
それ、誰の声ですか。
本当にあなたの声ですか。
それとも、昔どこかで刷り込まれた声ですか。
親。
先生。
上司。
社会。
成功者っぽい誰か。
意識高い系の投稿。
過去の失敗。
見捨てられた記憶。
褒められた快感。
それらが混ざって、あなたの中で「正しそうな声」になっている。
そしてあなたは、その声を自分だと思っている。
違います。
それは、あなたの城に勝手に住み着いた亡霊です。
城主でもないやつに、城の鍵を渡すな。
じゃあ、どうすればいいのか
いきなり人生を変えなくていい。
会社を辞めろとか、全部断れとか、好きに生きろとか、そんな雑なことは言いません。
それはそれで脳が喜ぶだけです。
「よし、人生を変えるぞ!」
「本当の自分を生きるぞ!」
「全部手放すぞ!」
はい、また始まりました。
別ジャンルの暴走です。
そうじゃない。
まずやることは、もっと地味です。
今日から、YESを出す前に一回だけ止まれ。
そして、身体に聞け。
その依頼を受けるとき、胸は広がるか。
胃は重くなるか。
呼吸は浅くなるか。
肩に力が入るか。
言葉より先に、身体はどう反応しているか。
これを見ろ。
頭で考えるなとは言いません。
あなたは頭が良い。
その能力は使えばいい。
でも、頭だけで決めるな。
脳はプレゼンが上手いです。
カラダ様は口下手です。
だから、あなたが聞きに行く必要がある。
「本当はどう?」
「本当にYES?」
「それ、怖いからYESって言ってない?」
「嫌われたくないだけじゃない?」
「評価を落としたくないだけじゃない?」
「自分が必要とされてる感に酔ってない?」
「その優しさ、請求書付きじゃない?」
この質問を挟め。
それだけで、あなたの人生のバグは少しずつ減ります。
最後に。あなたは悪くない。
でも、そのままだと壊れる
ここまで読んで、たぶん一部の人はイラッとしています。
「そんな簡単に言うな」
「断れたら苦労しない」
「現実はもっと複雑だ」
「責任があるんだ」
「私には私の事情がある」
はい。
ありますね。
その事情ごと抱えて、今日も頑張ってきたんでしょう。
だから、お前は悪くない。
弱かったわけじゃない。
怠けていたわけじゃない。
能力がなかったわけじゃない。
むしろ、ここまで無理して動かせてしまったのが問題です。
あなたの脳は優秀です。
でも、優秀な脳ほど暴走します。
そして暴走した脳は、カラダ様の警告を無視して、他人のレジを回し続ける。
その先にあるのは、成長ではありません。
強制終了です。
だから、今日の結論はこれです。
他人の正解を回すために、カラダ様を痛めつけるな。
他人の期待に応えるために、自分の城を明け渡すな。
「大丈夫です」と言いながら、内側で死ぬな。
エゴの立派な演説に騙されるな。
その首を絞めている手は、外から伸びているんじゃない。
お前の内側から伸びている。
だから、まず手を離せ。
偽りのYESをやめろ。
身体のNOを聞け。
自分の城に戻れ。
次回は、あなたが毎日やっている「いい人のフリをした自傷行為」について話します。
耳が痛い人ほど、また来なさい。
では最後に。
気付けーーーー!!!!
お前のカラダ様は、ずっと正しいことを言ってるんだよ!!!!
脳のエゴ会議を閉会しろ!!!!他人のレジを閉めろ!!!!
城に帰れーーーー!!!!