嵐が過ぎるのを待ってるだけの自民党改革案 | 日本の問題点   裁判員制度は狙われている

 嵐が過ぎるのを待ってるだけの自民党改革案

こんにちは。

 

「政治資金規制法改正案」が修正され可決されると言います。。。

この改正案・・・

国民が求めていたものに沿った内容だったでしょうか・・・

疑問に思っています。。

 

 

今回、国民が「政治改革」を求めた理由は・・・・

 

・自民党が法律を犯して「裏金」を作った。。。から・・・

・「自分は知りませんでした。。」

 と言い逃れして、秘書に責任こそを被せ、言い逃れる・・・

 国会議員が、あまりにもたくさんいるから。。。。

 

だから国民は、強く政治改革を求めました。。。

 

自民党は、

・「裏金」を作った目的も明らかにしていない。。。

・「裏金」をどこに

・何のために

・いくら使ったのか。。。。

 

一切説明できていない。。。。

 

・問題の原因がわからないから、

  「裏金」ができないようにするため

  「政治資金規制法」を改正する。。。

 

・政治家が、「自分は知りませんでした。。」 

 と言い逃れするから

  「政治資金規正法」を改正する。。。。

 

これが、今回の「政治資金規正法改正」の最大の理由・・

であったはず・・・・

 

とすれば、今回の「改正のポイント」は、はっきりしています。。。

 

◼️

 

改正するポイントは、

政治資金の「入」「払」の内容の明確化と

国会議員に言い逃れをさせない「厳罰化」・・

 

ここでは、まずは「金」の流れから確認します。。。

 

 

「マイナンバー制度」と同じです

◆  お金の流れを全てを「透明化」する・・・・

 

不正の恩賞となるような資金を排除する。。。。

と同時に

政治活動のために支出された税金の使途を完全に公開する。。。

この考え方・・・・

 

もう一つは

◆  厳罰化

 議員が言い逃れできないような仕組み。。。

これが必要。。。。

 

それ無くして政治改革はできないと思うのです。。。

 

◼️

 

考えてみてください。。。。

30年前の話ですと、企業団体献金をやめるから

「国から助成金を出していただきたい。。」

という話でした。。。。

 

だから、「政党助成金」ができ、各政党に支給されています。。。。

 

その助成金を受け取っているのですから

「企業団体献金」をやめるのは当然の話・・・

 

今は、重複して資金を集めていのと同じ。。。。

その考え方で改正案を考えますと、

 

「入」。。。

・政治資金パーティーを廃止(外国人の対するパーティ券販売を含む)

・企業団体献金を廃止

・政策活動費を廃止

することが必要。。。。

 

そして、以前から問題であった「払」の公開・・・

・旧文通費の使途公開・・・

です。

 

「旧文通費」だって、税金から出されているもの。。。。

「1円以上」の支払いには、当然、領収書が必要。。。。

というのが原則のはず。。。。

 

そして、いわゆる「連座制」・・・・・の導入・・・

厳罰化しなければ、いつまで経っても、政治改革はできません。。。

 

言い逃れを許さない。。。。。

そういう法律にしないと・・・・

 

 

さてさて・・・

・今回の改正案がこのポイントに沿ったものになっているのか・・・・

・野党が、自民党の案をどのように判断したのか・・・・

 

私たち国民は、しっかり見極めなければなりません。。。

 

◼️ 維新の会は日和見の政党か

 

さて、今回の政治改革では

「日本維新の会」が、自民党案に賛成するとのこと。。。。

 

「なんで???」

 

と言いたくなります。。。。

 

日本維新の会によれば、

・政策活動費の取り扱い が維新の提案を丸呑みしたから・・・

・旧文通日の支払いについて領収書公開を約束したから。。

ということですが。。。

 

自民党は、企業団体献金禁止について、何も触れていません。。。

「企業団体献金禁止を自民党が約束しましたか??」

とお聞きしたい・・・ですし・・・

 

・政策活動費の支払いに関する領収書の公開は、10年後・・・ 

10年経って公開・・・これに意味があるのでしょうか???

ともお聞きしたい・・・

 

「日本維新の会」のお話ですと、

「第三者機関に内容を確認してもらうから問題ない。。。」

というのですが・・・・

実効性に大きな疑問符がつきます。。

 

他の証票の保管期限との関係もありますから・・・・

 

大丈夫でしょうか???

出てきた領収書が「黒塗り」の「海苔弁」と化していることは

ないですよよね??

 

しっかり確認しないと・・・・

とんでもない資料が出でくるかも・・・。危惧します。。。

「赤木さん」の裁判の時と同じように・・・・

 

さて、日本維新の会と自民党の合意文書では、

様々なものに

「検討します」・・・

という文言が入っています。。。。

 

自民党は、法律の抜け穴を作り続けてきた政党です。。。

そこから出てきた「改正案」・・・

 

さて・・・・

「日本維新の会」がそれをどのようにの判断したのか・・・・・

 

国民の目線で考えた時に

「良い判断」だったのか・・・・

「悪い判断」と言われるものだったのか・・・

 

問われそうです。。。

 

◼️

 

「日本維新の会」の判断は、「日和見」ではなかったか・・・

と危惧しています。。。

 

「国民のため」ではなく「維新のため」の判断ではなかったか・・・

ということ・・・

 

「日本維新の会」は、ことあるごとに「是々非々で判断している」

といいますが・・・・

どうでしょうか???

 

しっかり決まっていない項目を作っておいて、

「改革を一歩でも二歩でも前に進める・・・」と言えるのてしょうか??

 

その中途半端な状態を示して

「改革が前に進んだ。。。」

と国民に説明すること自体がおかしい。。。。

と思うのは、筆者だけでしょうか???

 

 

リクルート事件の後にできた「政治改革大綱」を

骨抜きにするテクニックを持っている自民党ですよ・・・

気づかない「日本維新の会」ではないでしょう??

 

ということは、つまり・・・・・

 

今回の中途ハンばな自民党案に同意すると、

「日本維新の会」にとって、

何らかの「メリットがある」ということなんでしょうね。。。

 

◼️ 日本維新の会のメリットは・・・・・

 

維新の会が自民党案に賛成する理由は2つあると言われています。。

 

・立憲民主党の陰に隠れ埋没しそうだ という危機感があるから。。。

・今後の選挙の結果次第ではありますが、

 自民党政権と連立が組める可能性を残したいから・・

 

「日本維新の会」の「是々非々」が「日本維新の会」のご都合主義を

隠すための「標語」になっていないことを祈ります。。。

 

とある政党では

「日本維新会も、同じ穴のムジナ・・・」

と言ったとか・・・

 

今までの「日本維新の会」の動きを見ていると、

そう言われても仕方がない。。。かも・・・

 

「残念!!」です・・・