自民党に政治改革ができるのか? | 日本の問題点   裁判員制度は狙われている

自民党に政治改革ができるのか?

こんにちは。

 

最近、色々な話が飛び交う中で、

 

 

「これは、酷い」と思った話があります。。。

 

菅家議員 「自分」から「実質自分」への政治献金で

「寄付金控除」した・・・

という話・・・・しかも、キックバックされた「裏金」を

原資にして。。。

 

 

「うーん」

この話は、ちょっと「ひどい」・・・・

ちょっとひどすぎますね。。。。

 

ひどい話としての「インパトク」があります。。。。衝撃的です。。。。

「ここまでやるか???」びつくりです。。。。

 

「まさか。。。」です。。。

しかし・・

「今の自民党」ならやりかねない・・・

国民がそう思うほど、自民党の信頼が失われているかもしれませんね。。。。

 

◼️

 

菅家議員の手口は、本当にひどかった。。。。

国民の政治不信を増長しました・・・

 

「違法なことはしていない。。。」

とご本人は言っていますが・・・

国民は、呆れています。。。。

 

どんな仕組みだったのか、後日のためにも記録しておきます。。。。

 

菅家議員によりますと

==============

・22年までの5年間に安倍派から韓流さとれた1289万円と自分の資金

 を合わせて、福島県内の自民党支部に寄付。

 (菅家議員はその政党支部の代表)

・支部の政治資金収支報告書には、環流文を含め全額を個人の寄付

 として記載。

・環流分に相当する控除額は 148万2300円だった。

・その全額を政治活動に当てた。

 

ところが・・・

・安倍派が今年1月、それまで収支報告書に記載していなかった還流分を

 所属議員側への寄付として計上したため、

・それに合わせ、菅家議員側も韓流分の1289万円を個人寄付から除外、

 派閥からの寄付とする訂正を届け出た。。。。

 

という話です。。。

===============

 

つまり、キックパック分の資金を個人名義で寄付。。。。

税額控除を受けていた・・・・

 

ご本人は

「税理士が法や制度に則って適正に申請した。。。」

と違法性を否定・・・・

 

しているのですが・・・・

いかがなものか・・・・

 

5月27日での記者会見では、

・現在は適法だ。

・安倍派が書くなと言った特殊な案件、派閥の対応が問題だと思う。

・個人名義で寄付せざるを得なくなった案件。。。

・今後どうするか検討すべき案件

 

「裏金」自体が、脱税ではないのか??

と騒がれているのに・・・

「裏金」資金を使って「寄附金控除」を受けた・・・・・

 

最低でしょ???

そういう・・・

 

しかし、菅家議員の説明によりますと

「適法」だそうです。。。。

 

政治家が政治家に寄付するのは、寄附金控除の対象にはなりませんが、

政治家が「個人」で「自分が代表を務める政治団体」に寄付する行為は

「寄附金控除」の対象外にはなっていない。。。。

 

だから、法律に触れていない。。「適法」という事・・・・

のようですが・・・

 

「とんでもない話」にしか聞こえません。。。。

 

国会議員は法律・・・つまりルールを作る人たちです。。。

そのルールに不備があったら、修正するように動かないと・・・・

こんな脱法的な行為が許されていいはずがない。。。

 

考えてください。。。原資は「裏金」なんですから・・・・

 

◼️

 

そう思っていたところに・・・

今度は、稲田元防衛大臣も、寄附金控除を受けていたと言います。。。

 

稲田元防衛大臣は「弁護士」なのに・・・

知らなかった。。。は通用しません。。。

 

菅家議員は、会見で、こんな話もしていました・・・

「みんな、やっているんじゃないの??」

 

なるほど。。。。確かに・・・

「やっていましたね。。。」

 

 

◼️

 

こうしてみますと、菅家議員がやったような「寄附金控除」

このような脱法的なことまで平気でする自民党です。。。

 

今、議論されていますが、

その自民党が考えた「政治資金規制法改正」が

まともな改正法かどうか。。。ちょっと疑問です。。。。

 

自民党が作成した「政治資金規制法改正案」の内容は、ひどすぎます。。。

国民が不満に思っていることを、ことごとく避けて改正案としている。。

そのようにしか見えません・・・

 

のらりくらりしながら、なんとか国民の厳しい目がある「今」を乗り切きり、

骨抜きの法案にしようとしているように見えるのです。。。

 

「3年先に見直す・・・」

 

などということまで言っているとか。。。。

とんでもない話です。。。。

 

そんなことをしたら、また、法案は骨抜きになります。。。

ただでさえ、自民党の改正案は抜け穴だらけだと言われているのに・・・

 

◼️

 

ここまで、自民党が信頼を落としたのには理由があります。。。

 

リクルート事件後・・・

89年の「政治改革大綱」の話です・・・

 

その時には

・中選挙区制から小選挙区制導入。。。。

・政党助成制度の導入。。。。

・政治家個人への企業・団体献金禁止

が提言されました。。。。。

 

その一方で、

・政治家の資金管理団体への献金は5年後に先送り・・

・政党への献金は「見直しを行う」と附則で言及するだけ・・・

初めから、骨抜きにすることを画策していたとしか思えないやり方を

しています。。。。

 

政治には金がかかる。。。と言いながら、

 

・国民税金から政党助成金を出させ、

しかも

・政治資金パーティーで実質的な献金を集める。。。

・挙句に、それを裏金。。。。

・その資金を使って、「法律に違反していません」と言って

 「寄付金控除」まで受けていた・・・・

 

とんでもない話です。。。

 

◼️

 

国民は、見ていると思います。。。

自民党に任せておけない。。。

そう思っているのではないか。。。と思うのです。

 

その結果だと思っています。。。

最近の自民党は、各地での選挙での負けは・・・

 

国会議員補欠選挙 不戦敗も含めて三連敗。。。。

さらに、

 

・静岡県知事選挙    惨敗

・静岡県議会補欠選挙  惨敗

・小田原市長選挙    惨敗

 

保守が圧倒的に強かった静岡県で「惨敗」・・・・

自民党に対する信頼が根底から崩れている。。。。

 

・世襲議員だらけになった自民党。。。。

・小手先の政治テクニックだけで乗り切ろうという手口。。。

・マスコミに自民党批判をさせないようにしてきた圧力。。。

 

などなど。。。。

 

考えらになけれぱならないことは、山のようにあるのです。。。

 

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先日、立憲民主党 蓮舫議員が都知事選への出馬表明をしました。。

何かを変えてくれる期待があります。。。。

 

今後の動きを、じっくり見させていただきます。。。