キッズくんがロジャーを使っている様子を見にきてくれたのです。
私も同席しました。
ちょうど制作の時間だったので、わりと静かな環境で作業してました。
正直、これならロジャーなくても聞こえるよね…^^;って思った
もっと動きのある遊びで、
しかもロジャー有・ロジャー無で違いが判るような活動が良かったけど。
活動内容まで私が口を出せることじゃないしね(笑)
見学中、ロジャーの効果を感じたのは1回だけ。
手がのりでベタベタになった子に、先生が小さめの声で、
「ベタベタになったら、洗ってきてもいいよ」と言ったら
キッズくんもサッと立ち上がって手を洗いに行ったとき。
ちゃんと聞こえて行動したんだなっていうのがわかりました。
そして、教育委員会としては、
ロジャーを買ってあげることはできないと言われました。
福祉課で相談してくれと。
前回お話したときは、なんとかしてあげたいと言ってくれていたので
少しは期待していたけど。
やっぱり数十万円の金額がからんでますからね。
断られるのも想定内です。
また違うアプローチを考えてみます。
それから、午後は、またまた幼稚園に出向き、
年長の子どもたちに補聴器の説明をしました。
先日キッズくんの補聴器を取ろうとした子がいて、
先生から、去年のようにみんなにお話して欲しいと言われてたんです。
そこでこの絵本を読みました。
ぼくのだいじな あおいふね (世界の絵本)
posted with amazlet at 14.07.10
ピーター=ジョーンズ
偕成社
売り上げランキング: 195,476
偕成社
売り上げランキング: 195,476
それぞれ解説も交えながら。
そして。
補聴器を取ろうとしたお友だちは、
「補聴器の中に何が入ってるのか見たかった」
と言っているそうなので、
補聴器の電池を取り出して見せてあげました。
ついでにピヨちゃんが赤ちゃんのころ、
補聴器の電池を飲んで救急車で運ばれた話もしておきました(笑)
そして、希望者に補聴器(+ロジャー)を試してもらいました。
ほぼ全員が試してくれて、興味を持ってくれたのが嬉しかったです。
お友だちが補聴器(+ロジャー)をつけて、
先生が部屋の外から小さな声で質問を投げかけ、
それに答えるっていう感じで遊び(?)ました。
本来の使い方じゃないけど^^;
どんなふうに聞こえるのかがわかれば良いし、
トランシーバーみたいで楽しく感じてくれれば良いかなと。
みんな面白かったと言ってくれました(ロジャー体験)。
確かに、これは面白いよね。
そして最後にはこんな話をしました。
最後にみんなに一つお願いがあります。
もうみんなは、補聴器がどういうふうに聞こえるのかわかったし、
補聴器がすごく大事ってこともわかってくれたよね。
でも来年の4月に小学生になった時、
他の保育園から来たお友だちや、今小学生のお兄さんお姉さんは
補聴器を見たことが無いかもしれないよね。
もしかしたら、「なにコレ?かして!」って言って
取ろうとする子もいるかもしれないの。
そういう時、○○幼稚園のみんなは、
「これはキッズくんの大事な物なんだよ」って教えてあげてほしいの。
みんなでキッズくんの補聴器を守ってください(^^)
補聴器の話をしている間、
ロジャーの受信機がついてるほうの補聴器をキッズくんから借りて、
かわりに今まで使っていた古い補聴器をわたしておきました。
そうしたらキッズくんが、、、
「この補聴器は嫌だ。全然聞こえないよ!」
って。
先週まで使っていた補聴器なのに~?(笑)
これまで聞こえの悪い中で頑張ってきたんだねって思いました。
新しい補聴器は、前のよりうんと性能アップしているのか、
聞き返しが減った気がします。
すっかり慣れたみたいだし、良かったです(^^)