あなた方が刑務所へ入れようとしている薬物依存者は1~3年の罰と矯正教育という名の受刑生活において回復を促進するメリットよりデメリットが多いでしょう。
親父(刑務官)の言うことを聞き従順である一方、舎房に戻れば、出所してからの効率の良い(安い、安全)薬物入手ルートや新たな違法な仕事へのリクルート、情報共有など、どうしても食い止められないデメリットが多くあります。社会性も傷つきます。
上記デメリットはダルクとて同じことですが、違いはダルクには良き回復者や理解者、支援者との人間関係があります。社会との関係も完全に断たれることはありません。刑務所の親父も良い方が沢山おられますが、出所後には関係が断たれて望んでも持てません。
ただ、刑務所には再使用のリスクはないが、ダルクにはある。
しかし、そのリスクと向き合い使わずに過ごす事を学ぶことが大切です。
刑務所における薬物離脱指導も一回50分程度のワークが12回ほどあるだけ、数年で12時間ぐらいしか薬物問題と向き合う教育時間しかないのです。
ダルクでは、1日2回のミーティングに90日90回、NA参加を推奨し参加しています。
刑務所では1日一人1万円の経費がかかると聞きます。3年で1000万円を超える税金が使われます。
ダルクでは1日6000円程度でしょう。3年で660万円、これは利用者の自己負担です。生活保護受給入所者でも使う税金は、3年で550万円程度でしょう。
刑務所の教育を充実させる事も良いかもしれませんが、これ以上刑務所への予算増額は難しいでしょう。刑務所における医療費さえ削減で当たり前の医療さえ受けずらい状況です。
そう言ったことから、刑務所に送らず、保護観察を付け、定期的なドラッグチェックとダルク利用にて行う社会内処遇で十分な回復を歩む薬物事犯者もいるのです。
本当に全ての人に取って安心、安全な社会作りのため、被告人の更生を考え審理を尽くし判決を頂きたい。
