本日の気になった記事は朝刊8面の
グーグル 事業縮小は必至
中国本土撤退、原則論貫くです。
グーグルはネット検閲が義務づけられている中国本土での
事業を撤退し、自由に検索できる香港経由でのサービスを
展開し始めたが、中国が民主化運動を阻止するために
香港サービスを遮断すれば、収益源であるネット広告の
減少につながりかねないとのこと。
昨日もグーグルについての記事を読みましたが、
昨日の自分の印象としては、
①グーグルが香港経由で検索項目を自由にする。
②中国国民は検索項目が自由なグーグルを活用するようになる。
③グーグルを活用する人が増える。広告媒体として魅力が上がる。
④結果、グーグルのネット広告収入が増える。
というイメージでしたが、
中国が頑なに検閲実施して、香港サービスを止めるという
大事な過程を抜いていました。。。
その過程を入れると
①グーグルが香港経由で検索項目を自由にする。
②中国政府がグーグルのサービスを遮断する。
③グーグルを活用する人が減る。広告媒体として魅力が減る。
④結果、グーグルのネット広告収入が減る。
おそらく、中国政府は情報統制の体制は変わらないので、
サービス遮断になると思います。
世界での検索シェアの約7割を占めるグーグルは、
中国では約3割とのこと。
グーグルにとってまだ成長余地のある中国からの
撤退のリスクは小さくないとのこと。
中国の出方によりますが、
グーグルは収入源を逃しそうですね。
グーグルの掲げる使命は
「世界中の情報を整理し利用可能にする」であるみたい。
理念を追求するあまり、中国からの撤退という
判断をしたと思いますが、まさにその心意気は
サムライですね~。
お金より大切なものがあるということでしょうね。
なんてグーグルはかっこいいんだ。
それとも後々、お金になるのは検閲規制を設けないこと
だと読んでるんでしょうか!?
それなら中国は民主化すると読んでるということですよね。
中国が言論の自由を制限しないような国になれば、
グーグルの反撃は始まりそうです。