昨日は、雲があるものの青空⛅

先週の8日(土)から
「森のあじさい散策」が始まり
今週末に久々に散策会当番だし

来週中ごろに

所属する会の班の観察会を

森林植物園でするとのことで

班長さんから

お手伝い伺いがあったので

下見がてら散策に行ってきました

 

珍しく夫も行くというので

車でシュッと・・・

ボランティアガイドの私は

入園料・駐車料金は無料だが

シニアの神戸市民65歳以上無料でも

夫はまだ、その恩恵にあやかれるのは
あと1年待たなくてはいけなくて💦

入園料300円支払いが必要なのだ

 

「森のあじさい散策」開催中
メインの紫陽花は

まだ咲き始めの感有だが
すでに平日でも

たくさんの人が散策されていた

 

駐車場からは、まず定番コース

普段は入ることのできない

北苗畑からだろう

 

入り口入って右側

なんだろう?

こんなん今まで見たことが無い・・・

ウォードの箱とな

テラリウムの原型やね

遠隔地への植物の運搬の成功率が向上し

汚染された大気下でも

植物を育てることができたため

大変画期的な発明であっただろう・・・


咲き始めの紫陽花は
色が瑞々しくて綺麗✨

いろんな種類のアジサイを

カシャカシャと写真を撮るけど
いっぱい撮り過ぎて

整理するのに時間がかかる

・・・ということでお気に入りを


植物園で作出された

神戸1号

 

神戸2号

 

シチダンカ(七段花)

ヤマアジサイの変種
六甲山の特産種といわれる
江戸時代に栽培され
シーボルトの日本植物誌

(フローラ・ヤポニカ)で
ヨーロッパに紹介されたが
その後、誰も実物を見たことのない
幻の花となっていたそうな
およそ130年の時を経て
1959年(昭和34年)に
六甲山系内で「再」発見され
「六甲の幻の名花」と呼ばれることに
装飾花が八重咲

各がく片が剣状に尖る

 

ヒメアジサイ(姫紫陽花)

植物学者の牧野富太郎博士が
命名したことでも知られる
花が女性的で美しく花房が小さい
花びらが澄んだ空のように青く
その優美で美しい姿に感動して
「姫」の名前を贈ったそうな

ヒメアジサイの野生は存在しておらず
正確な来歴はよく分かっていないという


酸性度の強い土壌の六甲山で

鮮やかな青色になり
「六甲ブルー」とも呼ばれる

 

まぁ、メインの紫陽花は

こんなところかな?

神戸市立森林植物園のアジサイは

25種350品種、約5万株という

もう、キリが無い💦

そんな中でも、私のお気に入り🥰

淡いブルー、薄紫
グラデーションが可憐な

ミカワチドリ(三河千鳥)
千鳥の名を冠した
小花を咲かせるアジサイは
西洋アジサイを思わせる
不思議な味わいのある花姿🥰
私の好きな紫陽花✨

まだ咲き始めで爽やかな雰囲気

一重のテマリ咲きだけど
通常アジサイにある

装飾花が無ない代わりに
両性花(雄しべ雌しべのある花)

そのものの
大きめのガク片によって
テマリ状になって咲くという
とても珍しい構造をしている
咲きすすむとガク片が垂れ下がって
チドリの飛ぶ姿を連想させるから
または、雄しべが千鳥の
踊っているようなさまからとも

別名・天竜千鳥
三河なので愛知県東部かと思いきや
静岡県浜松市(旧春野町)の発見地から
天竜千鳥の方が適切ではないかな?
藤田多喜子氏が
静岡県浜松市(旧春野町)の
民家で発見された
藤井清氏が三河千鳥と命名
両性花が突出しててまり状に変化
同じ一本の木でも
花の色がさまざまに出現するという
本当に不思議な種
ガクアジサイ系ですが
園芸種なのか変種なのか?
詳しい由来はわかっていない
謎を秘めたアジサイだ
アルバムからひとつかみ

咲き進むと、こんな感じ↓

2022年7月のミカワチドリ

 

人気のアナベルは・・・

このとおりでまだ淡いグリーン

一面、真っ白な世界は6月下旬かな?

 

あじさい坂でのお約束


ハートの紫陽花を探せ

ねっ、ハートっぽいでしょ🥰


『森のあじさい散策』
神戸市立森林植物園の紫陽花は
25種350品種、約5万株
お好きなアジサイを見つけてくださいませ

 

久々のぼちぼちとガイド再開

『森のあじさい散策ガイドツアー』で
お会いできましたら
どうぞよろしくお願いします😊

 

おっとそうそう 

班の観察会のちょい下見

北苗畑から薬樹園へ

 

 
ゴシュユ(呉茱萸)はまだツボミ

 

ムクロジ(無患子)もつぼみ

 

う~ん

 

コバノキササゲ(小葉の木大角豆)
ササゲと名前が付いていますが

マメ科ではなくてノウゼンカズラ科

古い実がぶら下がってた

 

香りの丘へ

へっ?アセビの実ってこんな色?

綺麗な色✨

アケボノアセビの実

 

えっと、スイカズラ科の何ウツギ?

名札が無い💦

アケボノウツギ(曙空木)だろう
別名:ショウキウツギ(鍾馗空木)

 

ヒトツバハギ(一葉萩)

コミカンソウ科(旧トウダイグサ科 ) 

ヒトツバハギ属

ハギ類は三出複葉だからまさに「一つ葉」だ
ヒトツバハギは、雌雄異株だという
これは葉腋にたくさんの花が束生してるから

雄株かも?
六甲山では、非常に少ないそうで
環境省の絶滅危惧IB類に指定
武田尾では見かけている

 

小さい花でなかなか上手く撮れない💦


花には花弁がない

白い短い5枚のガクが見える
雄しべが5本長く飛び出して
真ん中に短い仮雌しべがあることがわかる
雄株があるということは

雌株があるはずだが・・・
探していたが雌花が咲いている木は

見つからず💦

 

見上げれば・・・ボンボン♪

おもしろい🥰これは、雌花

クワ科のカジノキ(梶の木)だ
名の由来は

ヒメコウゾやコウゾの古名を「カゾ」と言い
「カゾノキ」が訛ってカジノキ
古代から神に捧げる神木として

尊ばれていた為
神社の境内などに多く生えられ
主として神事に用い供え物の敷物に使われた
そう言えば・・・

信州の諏訪大社の紋はカジノキ😊

他にもタイサンボクの花や

ヤマボウシが満開

ロウバイの実、カラタネオガタマの花
ココは、香りのする木が

たくさん植栽されている香りの丘

なかなかおもしろいエリア

 

東屋では、いつもの尺八?のおじさんが♪


あっ、シナノキとボダイジュを忘れた💦

そろそろ咲くかな?

夫と一緒なのでおしゃべりしてて

見落としたよ~(人のせいにする?)

 

来週の班の観察会 打ち合わせも無いし

どこをどう案内すれば💦

まぁ、ベテランガイドのT師匠や

めちゃお詳しい先輩Yさんにお任せしましょう

まぁ~ ゆる~く

・・・ということで よろしくm(__)m

 

まだシャクナゲ園でオオバオオヤマレンゲ

 

ツクバネの若い実

 

ミツバウツギの実

 

長谷池にアオサギ

 

アクシバもクリリンと咲いていた

 

もう、きりが無いのでこのへんで・・・

 

さて、まだ当地は梅雨入り前だが

昨日は、時の記念日だったが

今日は、傘の日だそうな・・・

森林植物園ではこんな傘を販売している

見上げれば、紫陽花が降りそそぐ
雨空に咲きこぼれる 紫陽花の傘

 

 

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