昨日は、朝からいいお天気☀
所属する会の班の観察会で
大阪の私市の植物園へ行く予定だが
まだ、リュックが背負えないし
土曜日の人が多い電車を
乗り換えで行くのはちょっとなぁ~
でも、いい天気だし~
ぐずぐず
そんな私の様子を見て
「どこか行こうか?」と夫
う~ん、どこがいいかな~
淡路島で釣りなんてどう?
「風が強そうだし、まだ海水温が低め」
「釣りはやめとく」
10日ぐらい前に淡路島へ
キス(鱚)釣りに行ったものの
狙いのキスは釣れず
鯛を釣って来た夫💦
「気になっているアレ見に行くか」
そうやねぇ そろそろかな?
季節はどんどん進んでいくので
見逃したくないしね~
淡路島 混んでへんかな?
「車でシュッと行ってサッと帰ろう」
ドライブもいいね・・・
風が強い💦
ハマダイコンの可愛いピンクの花が
風に揺れる
もう、実もできてる
齧ると大根みたいな味がする
ハマエンドウの花はいい色だ
こちらもお豆さんになっている
ツルナも可愛い花を咲かせていた
あの花は咲いてるかな~~
咲いてました😊
スナビキソウ(砂引草)
ムラサキ科 スナビキソウ属
学名:Heliotropium japonicum
地下茎が砂の中に
長い地下茎を引いて増えるので
砂引草
写真では大きく見えますが
花の大きさは1cm弱だ
花弁は5裂し白く、中心が黄色
雄しべ5本、雌しべは1本
葉の両面、茎や萼にも
長い毛が生えています
けっこう毛深い
全身に白い毛をまとい
塩分を防ぐのかな?
花に近づくと
甘い香りがするんです
ほんとにすばらしい香り🥰
スナビキソウに出会ったら
香りも楽しみたい
なんでも
コルク質の実が
海水に浮かんで遠方に広がり
コスモポリタン(広域分布種)
と呼ばれるそうだ
漂流物が打ち寄せる
砂浜に見られることが多い
昔はどこにでもあった
海浜植物だそうですが
現在は希少種
兵庫県RD Cランク
日本海側には多いそうですが
瀬戸内海側では激減してるという
環境の変化に敏感で
人の出入りが多い場所からは
徐々に姿を消しているという
スナビキソウは
旅する蝶のアサギマダラを
惹き付ける力を持ってて
雄のアサギマダラの必要とする
フェロモンを作る上で
必要な物質が含まれている
と考えられているという・・・
旅のオアシスだ
その旅する蝶
ひらひら~と目線に入るも
風が強くて
なかなか目の前に来ない😿
おやっ?
アサギマダラ・・・
えっ?翅がもげている💦
何があったん!!
う~ん
やっと一頭みっけ
アサギマダラの優雅な飛翔
おっ、とまった!!🥰
そーっとそーっと
アサギマダラ好みのスナビキソウ
もう、好きすぎて
枯葉、茎、地下茎でも
吸ってるんだって~
スナビキソウの
開花時期は4~6月
アサギマダラは北上移動中に活用
雄の成熟に必要な物質が
この花に含まれていて
集まるのは、ほとんど雄らしい
長旅の疲れを癒すその甘い香り
植物と昆虫の特異的な
結びつきとしてとても興味深い
おっ、こちらにも
ものすごい
長距離の渡りをする蝶
アサギマダラ(浅葱斑)
学名:Parantica sita niphonica
タテハチョウ科マダラチョウ亜科
羽を広げた大きさが
10㎝弱の蝶だ
黒と褐色の模様と
ステンドグラスを思わせる透けるような
薄い浅葱(あさぎ)色の
斑(まだら)紋様の羽
最大の特徴は
総距離2000㌔といわれる渡りで
日本列島を春に北上、秋に南下
淡路島は通り道になっているほか
繁殖地にもなっているという
実際の移動の全容や
渡りの理由など多くが不明だそうだ
そんな謎を秘めた生態も
多くの人を引き付ける魅力の一つ
なかなか写真に納まっては
くれませんでしたが
眼にしっかり、焼き付けました🥰
見られて本当に良かった😊
スナビキソウと
アサギマダラの見られる
この自然が続くことを願う