昨日は、数ヶ月ぶりに県外へ出ました。

県外と言ってもお隣の大阪府内なんですけどね。

急なお誘いですが、ミツマタの群生を見に行きませんか?と。

その辺りは、エドヒガンも見られるし、

行きますとも用事があっても何とかしちゃいます。

 

電車を乗り継ぎ、はるばるやって来た感のある

能勢電鉄の妙見口駅 
駅舎は珍しい大正ロマンのような感じだ。
やはり大正12年建設の駅舎とのこと。

ココに降り立ったのは久しぶりです。
大阪府でも北の方
駅前広場は、ハイキンググループの方達であふれていました。

 

妙見口駅を出て妙見山と反対の南へ向かう。

のどかな春の里山風景


初谷川と国道を渡って吉川の下之町地区の農村を抜け、
東ときわ台の北の端の吉川峠を目指す。 


青空が広がり、見上げると高代寺山。

あちこちに桜が。。。エドヒガンが見える。

今度、あの山にも行ってみたいな。


炭焼窯の跡。。。まだ使えそうです。

 

ちらちらとエドヒガンやコバノミツバツツジを見ながら歩く

 

 

 

吉川峠を過ぎて、青貝山の途中のトンボ池方面へ
青貝山は能勢の妙見山の近くにあり、
ときわ台や森町の住宅地が隣接する標高390mほどの山だそうだ。
今回は、青貝山へは登らない、お手軽コース。

 

わぁ~素敵 ラブ 桜(エドヒガン)があちこちに

この辺は自生のエドヒガンを見られる稀少なところだ。

 

トンボの辻をいったん通り越して。。。

 

本日の見どころ、ミツマタの大群落へ

見事にミツマタの花が咲き乱れています

テンションが上がります~

でも、なかなかの斜面であります。
かなりの傾斜地を必死で歩く。。。

いやいや、知らなかった名所、素晴らしい!!
ミツマタの群生を、絶好のタイミングで見ることができ感無量。

 

ミツマタに囲まれて甘い香りに浸る。。。

太陽の光を浴びて一面がキラキラ光り、
不思議な世界に入り込んだようだ。

無事降りてきて、振り返る。。。はぁ~素敵 ラブ

 

エドヒガンとミツマタのコラボ

こうして、私たちがミツマタの群生を楽しめるというのも、

ここに多くのミツマタ(光ケ谷にはもう一か所)があるのは、
むかし、吉川地区の人が、和紙の原料として育て、
相当多くの量を出荷して生計を立てていた名残りでしょうね。

 

たっぷりミツマタの群生を楽しんで、引き返してトンボ池へ

トンボの羽化を助ける為の湿原を段々に作ってあり、

お世話されているそうですよ。

頭上には、ビタミンカラーのダンコウバイの花

 

さらに北側へ進む

右も左もエドヒガン

 

頭上も。。。


 

トンボ池から約50mほど北側に行くと、エドヒガンザクラの群生地。

この辺りに昔、源満仲の時代に貴人の屋敷があったそうで、
多田源氏の祖源満仲の子で

後の源賢僧都となった美女丸にまつわる言伝え「美女丸伝説」
満仲の家臣藤原仲光が自分の子供の幸寿丸を

美女丸の身代りとして首を差し出したので、
後に源満仲が弟の子供源治丸を仲光の養子として

この地に住まわせたという伝承があるそうです。

 

お目当ては、このエドヒガンの古木

ヤシキ谷のエドヒガンの古木、源治丸桜

ここでお昼 たくさんの人が訪れてました。

 


見上げると。。。

思わず、大きな幹に抱き着いちゃいましたわ。。。

 

 

 
エドヒガンの古木、源治丸桜を見上げながらのお花見

手製のお弁当も美味しく感じます(笑)

お姉さま方にお菓子や果物もいただいて、お腹いっぱい満足満足

 

昼食後、次の目的地へ

ヤマザクラもエドヒガンに負けじと咲き誇る。

 

あっちもこっちも目移りする。。。

 

わぁ~自然の造形に心惹かれる

まるで、作りこんだみたい。。。

 

しばらく行くと、二つめのミツマタの谷へ

おぉ~ここも素晴らしい!谷を埋めているミツマタの群生

ミツマタの中に入り込む

甘い香りにうっとり


反対の止々呂美方面へまわりこみました。

ココは、数年前お仲間に連れてきてもらい止々呂美から歩いてきた。
道沿いでも桜が咲いているのですが、

トレイルランの大会があったようで、ランナーがいっぱいで、

なかなか写真を撮るのは難しかったですが。。。

あっちもこっちもエドヒガンでキレイでした。

色が白っぽい個体とピンクっぽい個体もいいね。

 

 

ミツマタ群生、満開のエドヒガン

素敵な景色に癒やされましたラブ

最高の時に行けたのではないでしょうか。

ついこの前歩いて来られて、見頃だからとご案内いただいたTさん

お誘いいただき、ありがとうございました。

今回歩いたのは。。。この辺です(妙見口駅前の地図)