昨日は、地下鉄で谷上に行き、

山田道をさっさか歩いて、神戸森林植物園へ

午前、午後とも自然散策ガイドツアーに参加して、

あの花に逢いたくて、これまたさっさか歩いて、

修法ヶ原(再度公園)へ

お目当ての花にも出逢え、大師道をひたすら下って帰宅。

いやいや、ひさびさによく歩きました。

 

修法ヶ原(再度公園)でのお目当ては、こんなところに。。。

 

 

え?何も見えへんやんって。。。

落ち葉の中に、かくれんぼ♪

 

そうなのだ、ここにあるとは全然気が付いてなくて、

昨年、観察会の時に教えてもらって知ったのであります。

何年もココにきているのに、知らなかったのであります。

 

かぶさっている枯葉を取り除くと。。。

小さなスミレが花をつけていましたよ ラブ

 

 

プリティなハートの葉っぱ、

お花の上弁が、ウサギの耳みたいで可愛い。。。ラブ
心癒されますなぁ~ 照れ

やっと花姿を見ることができました。。。


♪すみれの花咲く頃~
思わず歌っちゃいましたわてへぺろ
 

春一番のスミレ
いよいよスミレの季節到来です。。。

 

 

小さいんですわ、これが。。。

 

スミレの中では開花が一番早く、春一番に咲くといわれる。
アオイスミレ(葵菫) 

スミレ科 スミレ属 学名:Viola hondoensis 

夏の葉が花期である春の葉よりも大きくなるスミレ類は多く、
アオイスミレも夏葉は大きくなり、
その形がフタバアオイの葉に似ているところから、
アオイスミレと命名されたといいます。


 別名ヒナブキ。。。小さいフキという意味だそうだ。

(SHIMIZUさんの神戸・六甲山の草花ハンドブックより)

葉は丸っこくて、

タチツボスミレのような鋸歯の托葉をもち、全体に毛っぽいね。


花は上唇弁が立ち上がり、

側唇弁が前に突き出した独特の形で、

わりあい判りやすい特徴があり、
スミレの見分け方は難しいけど、アオイスミレは私でもわかる。
全体に産毛に覆われた姿は、独特な感じがします。


アオイスミレの花冠は8~12mmと小さい。

地表を這うように咲いているので、こちらも這いつくばって観察。。。

ほぼ白色だけど、ほんのりと紅色から薄紫色がかっている。
唇弁には黒紫色のすじ、

花冠の尾っぽみたいな距は紫色。

 



この花、なんと言っても極めつけの特徴は、

雌しべの先ちょ!!

 


こんな風にフック状になる雌シベはちょっと珍しいですよね。

 

顕微鏡モードでズーム。。。

おぉ~!!

このカメラ、鳥さんをとるのは全くアカンのだけど、

こういうのには俄然力を発揮するんだよね。。。ぼそっ。。。


小さな花の、またその奥に隠れている

不思議な世界

最初にこれを見つけた人は おもしろかったでしょうねぇ


小さく下を向きながら咲いているからでしょうか、

花言葉は「誠実」「ひかえめ」ですって。。。

 

この花、ちょっと変わった、閉鎖花という特徴を持っていて、

つぼみの状態のまま自家受粉し、
花が開かないまま実になってしまうのだ。

 

その閉鎖花、去年の6月、武田尾で閉鎖花の観察をしていました。

 

 

 

その時のブログはこちら。。。↓

 

久々に、しかもこんな近くで、花姿を見ることができて、うれしい。

 

ココにあることを教えてくださった

お仲間のTさん、ありがとうございます!!

 

 

弥生 三月 花見月
気が付けば、今日から、弥生 三月さん、いらっしゃい~♪

弥生の弥は「いよいよ」とか「ますます」という意味で、
草木がますます生い茂る月だそうです。

 「木草弥や生ひ月(きくさいやおひづき)」が詰まって、
「やよい」になったそうです。。。

三月って、桃や桜が咲くので花見月とか言うそうです。
だんだん暖かくなって眠気を誘うので夢見月とも。。。

巡りゆく季節が見せてくれるもの、
 緑色の芽や地面や木の幹に探しながら三月の空気を楽しみ、
花たちの愛らしさ 逞しさ やさしさを感じたい。

本日、兵庫県も緊急事態宣言が解除されました。

さぁ~ 忙しくなるぞ。。。

いやいや、気のゆるみは気を付けて、

惑わされずしっかりとゆるぎなく、
せめてブログでは、

明るい話題をアップしていきたいな。。。照れ