昨日は、所属する会の役員会が屋外であり、

終了後にK氏がある植物を確認に行くというので、

「私もご一緒させてください!!」とずうずうしくお願いして行かせてもらいました。

そこは、なかなか一人では行くのがちょっと苦手なところ、

ちょっと前も夫と一緒に散策したところです。

 

「シロバナクサナギオゴケ」って知ってますか。。。とK氏

へっ?シロバナクサナギオゴケ?何それ?

苔の一種かしらと思って着いて行くと、「まだ花が咲いてて良かった」と。。。

何でもこの近くにお住いのお仲間S氏が見つけたそうで、珍しいものだそうだ。

SHIMIZUさんの神戸・六甲山地の草花ハンドブックにも出てるとか。

「キョウチクトウの仲間ですよ」。。。はっ?キョウチクトウ??

へっ?よくわかりません^^;近づいてみると。。。

あらっ❤ 可愛さに心がキューン
年甲斐もなく初見の花に出会うと心がときめきます。

この淡緑色星形の花、直径は5mm前後と小さい。
でも何と無く惹かれる花は、まるで星を散りばめたようです。

何かハエみたいな虫が来てますね。。。

カモメヅルに似ているような感じですが?

その時は、花の写真をササッと撮って、

先に行かれるK氏を追いかけたのでありました。

 

シロバナクサナギオゴケいったいなんじゃろ?

帰宅後 調べてみると。。。

シロバナクサナギオゴケ(白花草薙尾苔)
キョウチクトウ科 カモメヅル属

そっか、旧ガガイモ科がキョウチクトウ科になっているんだ。

 

SHIMIZUさんの神戸・六甲山地の草花ハンドブックによると、
草薙尾苔の名は愛知県で発見されたため発見者が熱田神宮の宝物
『草薙の剣』にちなんで命名した。。。と、ありました。へぇ~
ネットで調べてみると。。。
何と母の里、愛知県瀬戸市品野で加藤さんという方が発見されたという。
うちの親戚、加藤姓が多いのでもしかしら遠い親戚だったりして。。。
当初、尾張の名をとり「オワリオゴケ」と考えられたが、
「オ」が重なるで尾張に関係深い熱田神宮の草薙ノ剣にちなみ、

「クサナギオゴケ」名づけられたという。
オゴケは袋果が麻糸を積みためる容器の苧小笥(おごけ)に似ていることからだそうだ。


それはともかく。。。とても珍しい植物で、花も見られて良かった^^
環境省レッドデーターブック絶滅危惧Ⅱ類
兵庫県・神戸市共に(R)A

決して華やかな花ではないが、楚々とした佇まいは美しく、
山の懐で静かに咲き続けてほしい貴重な森の中にひっそり小さな花 

シロバナクサナギオゴケ 星に願いを。。。

 

K氏と別れ一人でうろちょろ。。。

白花つながりでもうひとつ、初見の花

あちこちにコアジサイの花がたくさん咲いていて、上品ないい香りがしていました。

  

コアジサイは青みを帯びた花の色がとても素敵なんだけど。。。

こんなのを見つけました。。。

その花穂をよく見ると花弁は真っ白

シベも真っ白

紫陽花や額紫陽花には、装飾花と呼ばれる萼と両性花がありますが、
 コアジサイにはガクは無く両性花だけで、

薄青色の小花が線香花火のように集合してこじんまりと咲かせます。

コアジサイだとは、思うのですが。。。白花は初見です。

シロバナコアジサイ(白花小紫陽花) とでも言うのでしょうか?

 

そして、初見をもうひとつ。。。

歩いていると、この日はオオルリ狙いのバーダーの方に多く出会いました。

お声をかけると、オオルリの雌がいるとカメラに映っているのを見せてくださった。

その場所を教えてもらい、双眼鏡で覗くと。。。

おっ!!可愛いオオルリのメスが何かくわえてました。

おぉ~メスは清楚な感じの色だ。

ありがとうございます!

オオルリの雄はよく見かけますが、雌はなかなか見ることが無いです。

残念ながら、私のコンデジでは写すことができませんでした。

 

歩いていると。。。

焼酎一杯ぐぃ。。。チヨチヨビー。。。センダイムシクイ
ポポポポポ。。。ツツドリ
テッペンカケタカ。。。ホトトギス

おなじみのホーホケキョ。。。ウグイス

声は聞こえど、姿は見当たらず。。。--;

沢沿いの道を歩いているとオオルリのさえずりが聞こえました。
綺麗なオスが鳴いている姿を想像しながら歩く。

ほの暗い森の中で、「ギィッ」、「ゲッ」と大きく短く鳴くので、
何だろうと、立ち止まって双眼鏡で探す。。。
声が大きいのでいるのがわかっても、
小さいうえに色が暗く、しかもすばしっこいので姿を見るのは大変。

フィチィーヒーチィー ホイホイホイ

鳴き声の前奏のフィチィーヒーチィーを「ツキ(月)ヒ(日)ホシ(星)ホイホイホイ」
と聞こえるところから、三つの光、と名づけられた、三光鳥(サンコウチョウ)の雄だ。

小さな冠羽があり、コバルトブルーのアイリングにくちばしもコバルトブルー。

画像が荒い。。。私のコンデジでは、これが精いっぱい。(拡大トリミングしてます)

ギッギッと濁った声で鳴いて飛んだ。。。
30cmもの長い尾をひらひらさせて飛ぶ姿は、
森の中の妖精かと思うほど。。。まるで幻のようでした。。。

鳴き声をまねてみると、呼ばれ姿を見せてくれるかもしれない。。。
まぁ、試しにフィチィーヒーチィー ホイホイホイ

こっちでも フィチィーヒーチィー ホイホイホイ
探すと、さらに小さな。。。あれ?地味な感じ、もしかして雌かな?

写真は、撮れず><
ほとんどの鳥は雄しかさえずりませが。。。雌も同じようにさえずるんですよね、確か。。。
尾が短いんだけど、雄若鳥か雌かは判断が付きませんでした。

 

カルガモが二羽並んでスイスイ。。。

 

あちこち歩き回って、お昼もとうに過ぎて、

最初の打ち合わせした場所に戻ると。。。たくさんの家族連れでにぎわってました。

  

ココに来るのは1カ月ぶりかしら。。。

以前、気になっていた湖畔のカフェ

  

暑かったので。。。

クリームソーダをいただきました^^昔懐かしい味でしたよ。

 

とっとこと帰り道

テングチョウの乱舞

 

何が何だかよく分からない写真ですが、

モンシロチョウのように昼間ヒラヒラと飛ぶ「蛾」の仲間が目につきました。

たぶん、キアシドクガ(黄脚毒蛾)かと。。。

以前、淡路島で勤務している時にそこのIセンセに教えてもらったのですが、

年に1回、5月頃に発生するということでした。
 時々、周期的に大発生することがあるそうです。

恐ろしげな名前だけど、実際には成虫、幼虫ともに毒は持っていないそうです。ほっ♪
分類上ドクガ科の蛾に含まれるが、
ドクガ科はほとんど毒が無いそうです。ドクガなのに、変なの^^;
幼虫は、ミズキを食草としているそうで、別名 ミズキの妖精ですって^^;
こずえにひらひら舞うたくさんの白い恋人たちですって。。。蛾なのに。。。
 確かに遠くから見ると ヒラヒラ~と優雅に見えますが^^;
I先生はモンシロチョウよりずっと可愛いとおっしゃってましたが。。。^^;

 

  

ミスジチョウの仲間、あなたは誰?

ミスジチョウ三兄弟の同定は私には?

 

  

ホタルブクロも紅白?で見られましたよ。

 

あちこちにウツギが咲き誇ってました。

 

当初、リモートで予定されていた役員会ですが、屋外での開催を希望。

難しいお話は、置いといて。。。^^;

気持ちのいいお天気で珍しいものも見られ、楽しめました^^

いやいや、24,518歩。。。あちこち歩きに歩きました。。。

今日は、朝からしっかりした雨が降ってます。

二日分は楽しめたかな^^