最近、考えることはみな同じで、
裏山散策も家族連れで歩かれる方が多くなり、
狭い山道をすれ違うのも、ちょっと密になってきました。
ならば、身近な街中散策も人通りが多くなってくる前にということで、
今朝の散歩は、週一の山手街園のバラのモニターついでに生田新道へ。
中山手 山手幹線の歩道橋から
ビワの実もついてきました^^ タイサンボクのつぼみをつけてます
ビルとビルの間のよのみやさんの前を通って。。。
山手街園(バラ園)
バラが見頃になりました❤
植物園などの素敵なバラ園には行けませんが、
こんなときだからこそ、とことこと散歩でバラに浸れるのはうれしい。
先週はマチルダをご紹介しましたが、
今日は、フランス語で “フルーティーな”を意味する フリュイテ (Fruite)
四季咲き中輪 フロリバンダ
1985年 フランス 作出者:メイアン
花弁は、オレンジ色から外側に向かって
次第に赤色のグラデーションになります。
中輪で半剣弁高芯咲き。四季咲き性。
花つきがよく、半横ばり性。樹形は低性でコンパクト。
1984年ジュネーブ国際コンクール銀賞受賞。
陽が当たるとともに、黄を帯びた橙から、夕焼けの様な朱赤に染まる。
色の変化が楽しめる花
う~ん。。。こんな色に染まってみたいものです。。。
やさしさの中に力強さを感じる、自然界の造形の美。
フレッシュな美しい香りと花にふれると、
なんともやりきれない不安が一瞬にしてなくなり、
心が静かな安らぎで満たされるようです。。。
てくてくと東へ
トアロードから碇山を望む、足元にはトアロード風の庭の花々
ちょっと生田の森へ行ってみよう。。。生田警察の横を通り
絵本カフェ&バーの前を過ぎ
あれれ。。。生田の森側の入り口 封鎖されてる。
表の参道へまわると。。。
あれま そうですか ーー;
こちらも閉まってましたわ、このご時世、神頼みもアカンとは。。。
仕方ないので、東急ハンズの横を通り 生田新道へ
毎年楽しみにしている、薄紅色の花が咲いていました^^
薄紅色の花が、すっと上空に向かって伸びていて、とても目立つ。
兵庫県庁から三宮に通じる生田新道
ここの街路樹は、ベニバナトチノキ
背の高い木で、大振りの緑の葉とは対照的に、かわいい薄紅色の花だ。
緑の濃い時期に、次から次に枝先に花が咲いています。
花の都、パリの街の街路樹と言えば、マロニエ(セイヨウトチノキ)ですが・・・
それをまねたのかも~~
東京の銀座マロニエ通りがあるでしょ、
ならば、この生田新道は、神戸マロニエ通りなんてどうでしょう^^
・・・仰ぎ見る 樹齢いくばくぞ 栃の花 (久女)・・・
花には甘い蜜がつまっているのでしょうか?
蜜をあつめに、しきりにハナアブのような虫が花から花へと飛び回っていました。
しかし、よく見ると花の中心にかけて黄色くなっている花と、
濃いピンクのものがあります。
黄色は昆虫へ蜜の場所を紫外線の合図として送っている部分と重なることが多く、
きっと「蜜があるよ~」という合図を出しているのでしょう。
じゃぁ・・・濃いピンクの花はどうなんでしょう。。。
今まさにかわいらしいブーケが並んだように咲いています。
ちょっと上を見上げてね^^
トチノキには4種類あって・・・日本のトチノキ、
フランスやヨーロッパで見られるマロニエ(セイヨウトチノキ)、
アメリカ南部原産のアカバナトチノキ(アカバナアメリカトチノキ)、
後の二つの雑種がベニバナトチノキなんですって。。。
果皮に長いトゲがあることが日本のトチノキと異なるそうです。
パリのシャンゼリゼ通りはマロニエで有名ですが、
その中にもこのベニバナトチノキも混じっているそうです。
マロニエの花は白ですが、本当にベニバナトチノキと似ています。
そうそう、昨年、環境学習 グリーンサポートで小学生と登った保久良さん。
みんなとお弁当を食べていた夢広場に、
トチノキの花が咲いていたのを思い出しました。。。...("= =) トオイメ目
早く 子ども達と一緒にお山に行きた〜い!!
てくてくと戻りましょう。。。
日本基督教団 神戸栄光教会
兵庫県庁の南側にあるレンガ造りの教会です。
ここにアンネのバラが植えてあり、
小さなバラの木だけれど、大きくて可憐な花が咲いている。
美しく花開いているアンネの薔薇とともに前庭が花でいっぱいだ。
今は無いけど、以前バラの木に掛けられた手書きの看板にこんなことが書かれていた。
アンネのバラはナチスのホロコーストで犠牲になった
アンネ・フランクからその名が付けられました。
戦争の悲劇を思い起こし、平和を伝え行く象徴とされているバラです。
アンネ・フランクの実父より、
ホロコースト記念館(広島県福山市)に伝えられたものを
2008年に株分けしていただきました。。。
兵庫県庁、県公館等に囲まれた都会片隅で、アンネのバラは、ひっそりと咲いていました。
咲き乱れていたヒラドツツジ(左)はそろそろ終わり、サツキ(右)が咲いてました。
ツツジとサツキ
比べないからわからないことも多いですが、その感触が全く違う。。。
漢字では、躑躅(ツツジ)読めません、書けません^^;
皐月(サツキ)こちらは読めても書けません^^;
夏の季語になる サツキ も、ツツジの一種である サツキツツジ だ。
5月から6月頃、旧暦の5月 (皐月) の頃に一斉に咲き始めることから、「さつき」と呼ばれている。
山奥の岩肌などに自生していて、
武田尾の武庫川の岩に自生しているのを見かける。
ツツジはざっと一度に花が咲き、
サツキは、つぼみがたくさんついていて、順々に咲いていく。
サツキもツツジも新芽が伸長する時期は、
ほとんど同じで5月~6月一気に伸びてくる。
ツツジは、花が咲くころ新芽が伸長しておらず、
株全体を花が覆うように咲き乱れる。
サツキは、花を咲かせつつ新芽が伸長してくるため、
花の間から葉を見せるように咲く。
花と同じでサツキは小さめ、ツツジは比較的大きい葉をしています。
ルーペで見ると。。。葉の毛の色もツツジは茶色でしたが、
サツキは、緑色となってましたよ。。。
兵庫県警本部の駐車場の隅っこ
ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草)が花盛り♪
江戸時代末期に北米から渡来した純白の大きな花を咲かせる。
ツキミソウ(月見草)に似て、昼間に咲くので昼咲月見草だそうだ。
ツキミソウも観賞用として渡来したが、
野生化せず一部で栽培されているにすぎないというが、
ヒルザキツキミソウは繁殖力旺盛で野生化 してますな。。。
可憐な花だけど、たくましい。
マツヨイグサ属は夜に花開くものが多いが、
ヒルザキツキミソウとアカバナユウゲショウは昼に花を咲かせる。
朝は早くから咲いているのに昼咲きとは、これいかに?
そうそう、アカバナユウゲショウも朝から咲いてるし。。。
山手幹線の街路樹、トベラの花も咲き出してきました。
道路の植え込みや公園樹として植えられることが多い。
野生種は海岸線沿いに自生する。
この花を見ると、淡路景観園芸学校に通っていたころを思い出す。
淡路インター下のスクールバス待ちによくこの花を見たものだ。
漢字で書くと【扉】
トベラの枝や葉は、独特な臭いがあって、
節分の時に鬼除けとして扉に挟む風習があった事からだそうだ。
また、トベラを火にくべた時になる「パチパチ」という音を嫌うという説も。
英語でJapanese Cheesewood(チーズの木)というと、留学生に教えてもらった。
確かにそう言われれれば。。。
枝葉を折るとチーズのような、何とも言えない臭いがするーー;
でも、この花はとてもいい香り。。。マスクを取ってしばし香りを楽しむ。。。
街中の街路樹や花も気にして見てみると、なかなかおもしろい。