今日は朝から雨が降り続いています。


窓を開けると 何とも言えないしっとり。。。
雨に濡れて、いつもより静かな佇まいです。

 

この時期の雨を、木の芽雨(このめあめ)と呼ぶそうだ。
木の芽の発芽を促す雨、
木の芽お越し、木の芽流しとも。。。

 

旧暦二月は木の芽月。
今の暦ならば、一般的に二月末から三月にかけての頃に降る柔らかい雨、
木の新しい芽吹きを促すような感じが何とも言えず漂ってくる。

 

ベランダのブルーベリー“レガシー”の花芽も膨らみはじめました。

 

木の芽どき、木の芽雨は、「きのめどき」、「きのめあめ」でなくて、
「このめどき」、「このめあめ」と読む。

樹木の新芽を指すときは「きのめ」。「木の芽和え」も「きのめ」だ。

 

季節を表す言葉として、あるいは季語しては「このめ」だという。

「きのめ」の響きが何となく好きだが、「このめ」の方が柔らかい感じもするが、
雨の中に小さくとがった顔を出している新芽には、

「きのめ」の方が似つかわしい響きなような気がする。

 

ブルーベリー“ミスティー”は咲き始めちゃっているが、

蜂さんの訪れは、望めないよ。。。

あわてんぼうさんにも雨の滴を纏う

滴をたたえた植物のシーンは素敵だ

 

今日の散歩はお休み。。。--;

 

芽吹きの助けになってくれる慈雨だと思うと、雨もいいものだ。


気分の沈みがちな雨の日も憂鬱にならずに過ごせるような気がする。

 

春の到来を感じさせる「木の芽雨」。

 

雨水を得て、植物たちはどんどんと新芽をだし、伸ばしていく。


移り変わりの激しい春先の天気の中にあって、

 

木の新芽はその時を待って膨らみ、
やがて瑞々しい若葉を見せてくれるようになる。