昨日は、今月の所属する会の森の観察会でした。
今回は、半日コースの街歩き&忘年会という。
忙しい年の瀬、やること(主に家事)がいっぱいあるから どうしようかな〜と迷っていたら、
インフルエンアでしばらくお休みだった、工作の師匠から前日にメールが。。。

「工作用のケースを持って来て!」との指令が。。。

いつもお世話になってる師匠のお願い、こりゃ行かねばならぬ。

かさばる荷物をリュックの底に詰め込んで、いざ。。。

 

集合場所は、阪急宝塚駅の梅田方面に一つ目の駅、売布神社駅。

その先の中山寺は、昨年 何回も定例観察会の下見で行っていたのですが、

ココへ訪れるのは、お初であります。

 

参加者は、20名を超えており、年末の忙しい時期にみなさん熱心である。

出発して、駅前の道を2分ほど行くと。。。

  

宝塚黙想の家?? 

反対側の門には、カトリック御受難修道会 宝塚修道院 とあります。。。
えっ?修道院。。。入れるの?信者でなくても。。。
受け付けに声をかけて、庭園の見学ができるんだって。
何でもローマに本部がある、カトリック御受難修道会(The passionists)日本準管区の本部という。

キリスト像がお迎えしてくださいます。

 

  

 

 

  

うっそうと茂った森の中、庭園が素晴らしい。。。が、なんとも不思議な感じだ。

キリスト像が描かれた15枚のレリーフを巡りながら、
キリストが十字架を背負ってゴルゴダの丘に上り、
処刑されて復活するまでの物語を辿れるようになっていました。

  

 

どんぐり、落葉がいろいろ〜 これだけで自然観察ができそう^^

 

  

ここでは、ダイオウショウ・カラタネオガタマ・ヒイラギナンテン・イロハモミジ・

シコンノボタン・コナラ・クチナシ・斑入りヒメユズリハ・シュンラン等を見ました。

 

そうそう。。。

ヒイラギナンテン

草の観察会でお世話になっているKさんが、

ヒイラギナンテンの花のことをおっしゃって、

私も「そうそう 動くねんね〜」と相槌を打ちました。

すると、「何々って。。。」 まだ蕾なので、

実験が出来ないし、上手く説明できんけど。。。

虫と間違って、雄しべが動いてくれるのよね〜

(花が咲いたら、また詳しくアップしたいな。。。)

 

綺麗なクチナシの実♪

食品を黄色く染めることができるので、日本では昔から重宝してきました。
中国では漢方薬として飲まれてきたこともあり、
くちなしの実には健康に良い成分も含まれていて、
血流を良くする効能があることで知られています。
その名前の由来は、「口無」であるという説があり、
果実ができてもそれが弾けたり裂けたりすることが無いためとされてます。

。。。勝負に口無し。。。
碁盤の脚形そのものは梔子(クチナシ)の実を形どったという通説があります。

これは対局中に他から「口を出すな」との戒めとのことですね。。。

 

冬になっても咲き残っている薔薇。

寒さに向かいつつ咲く薔薇は、少し赤みがかっている。
 華やかさはありませんが、趣きがあり 好きです。

 

お次は。。。中山寺と清荒神に挟まれた売布神社

   

師匠がすかさず、「おい、売布神社の入り口の賣布神社の字見たか!」って、

ちゃんと見てますよ! 「よろしい、わしの習ったんは売るじゃなくて賣るやで」

そうなんや。。。うちの母と同い年の師匠のお言葉である。

  

 

ほぉ〜

 

おっ!4本この龍 4本爪だ。

どうでも言ことですが。。。気になります。(誰も気にしてませんけど^^;)
意外と知らない龍の爪の意味、ほんとうは何本?


五本指…皇帝だけに許される龍
四本指…寺院仏閣や廟に許される龍
三本指…般庶民に許される龍

 

これは宋時代以降に設けられた龍の使用制限だそうで、
これにより皇帝の権威をより高めようとしたとか。。。
以来、龍は皇の象徴とされるようになり、指の数で位を決めることによって、
庶民も龍を信仰することが認められるようになったそうです。

日本での龍には四本指が多く、
中国より伝わった頃は神社仏閣で扱われることが多かったためだそうだ。

 

着いた先には素朴な社殿が山の斜面に沿って建てられていました。

  
いかにも地元の神様といった風ですが、
飢えと寒さで困窮しているこの地の人に、
稲を植え布を織ることを教えた下照姫神を祀っているそうです。

  
下照姫神は大国主命の娘といわれていますから、

皇室とも縁があるのか御大典の植樹がありました。
仏教が受け入れられ始めた推古天皇18年に建てられた皇室ゆかりの神社だ。

 

本殿右の豊玉神社の龍王大神。。。ご神徳が感じられましたよ。

 

  

写真ボケちゃってますけど。。。境内の中に「祈願の木」と札があった。
願い事を書いてつるすと願いがかなうかもしれない?

おっ!このタカノツメみたいな冬芽はサカキ(榊)ですね。

 

売布神社
飢えと寒さで困窮しているこの地の人に、稲を植え布を織ることを教えた下照姫神を祀る。


下照姫神は大国主命の娘といわれていますから、

皇室とも縁があるのか御大典の植樹がありました。

 


仏教が受け入れられ始めた、

推古天皇18年に建てられた皇室ゆかりの神社でした。

 

初めて降りた阪急売布神社駅界隈は、

ゆったりとした時間の流れる魅力的なエリアでした。

 

知らなかった!あの宝塚にこんなところにこんな。。。その1

(阪急 売布神社駅界隈編)でした。

 

えっと。。。写真をいっぱい撮って整理ができてないし、

暮れは何かと忙しいし。。。何回かに分けてアップしたいと思います。

 

お次は足を延ばして。。。

知らなかった!あの宝塚にこんなところにこんな。。。その2 へと つらつらと つづく。。。