週末、仙台に帰省したときに、親父と酒を酌み交わしながらじっくり語り合いました。


親父は70歳になりました。私は43歳。


この年になると、男同士、対等な立場でなんでも深く話すことができるものです。


そこで、私はこれまで、あるをついてきたことを知りました。


自己紹介の記事で、


「両親はともに高卒。母とは物心つくかつかないかくらいの年齢で別れ、父子家庭で育った。親父は私を育てるために仕事まで変え、懸命に男手ひとつで私を育ててくれた。六親等以内に大学を出たものは一人もいない。逆境をバネに、ただひたすら努力と克己心だけで東大に合格した。」


こう語ってきました。


しかし、親父に詳しく話を聞いてみると、


幼い頃に別れた母親の家系は相当学業優秀な人がいて、私からみて五親等の親族には一橋大学など一流大学を出ているものが複数いたそうです。


つまり、努力だけじゃなかった。


母方の遺伝の要素もあったということです。


親父は言いました。「たしかにお前は信じられないくらいの努力をしてたけど、それだけじゃ東大になんて入れないよ。遺伝の要素に加わって、猛烈に努力したからなんじゃないか?」


遺伝+努力


両方そろわないと東大合格は難しいのかもしれません。


遺伝だけでもダメ


努力だけでもダメ


そうだったんだぁ…と自分の出自に初めて驚きました。


みなさんはどう思いますか?