今回の記事は興奮で戦慄をおぼえながら投稿します。


今日の図書館探訪で、とんでもなくおもしろい本を見つけました。




開成中の東京問題対策はもちろんのこと、首都圏のすべての受験生に絶賛おすすめしたいです。


公開模試から帰ってくるなり、すぐさま食いつきました。しめしめニヤリ


写真や史料、イラストがふんだんに盛り込まれていて、流し読みしているだけでも興味を惹かれます。


1テーマに2〜4ページが割かれていて、短い隙間時間でも手に取るのに適しています。全部で56のテーマと「知っておきたい」7つのコラムから成ります。難しい漢字にはふりがなつき。


いくつか取り上げられているテーマを抜粋すると、

⚫︎原始・古代
大森貝塚の発見
下宅部遺跡の発見
大丸瓦と武蔵国分寺


⚫︎中世
八幡太郎義家の活躍
分倍河原の合戦
八王子城落ちる


⚫︎近世
武蔵野新田の開発
銀座と金座
越後屋と江戸の商人
顔を焼いた蘭学者 高野長英
江戸の打ちこわし


⚫︎近代
御門訴事件
五日市憲法
荒川放水路をつくる
焼き尽くされたふるさと下町


⚫︎現代
羽田を追われた人々
第五福竜丸の悲劇
小河内ダム
東京にある島
臨海副都心


などなど。


大人がよんでも最高におもしろい!


少し古い本なので、新品では入手しにくいかと思いますが図書館でもぜひ探してみてください。


いままで紹介してきた社会の本のなかではベストワンかもしれません。



『おはなし東京の歴史』

東京都歴史教育者協議会 編

岩崎書店
2008年8月1日発行
1800円+税