ブログを開始して満1年が経ちました。

 

最初の頃は、初めて足を踏み入れる激烈な

首都圏の中学受験ワールドのなかで右往左往し、

有益な情報を入手することばかりに気をとられて

きました。

 

そうした中で、「使える問題集は?」

「塾はどこにする?」

「子どもに与えてあげたい本はどれ?」

こんなことばかりに気をとられて躍起

になっていたように思います。

 

でも、最近は「合格がゴールではないな」

悟ることができました。では、何がゴールか?

 

それは、「母親(妻)がめいっぱい子どもに

愛情を注げるような心理コンディション

つくり、子の幸せを願う母親の愛を求心力に

して一家で団結すること」

です。

 

これこそが、私が目指さなければいけない理想

であり、果たさなければいけない役割だと思います。

 

父親はあくまで、その時々の母親の心のありよう

を受入れ、それを支えるべき。家庭の太陽であり、中心は母です。ユーモアや笑いも織り交ぜながら、あの手、この手で妻の不安を乗り除いていかなければ母性をフルに発揮させてあげることができない。

 

これまで1年間努力してきたおかげで、学習指導

の面では「何をやるべきか」だいぶ見通しがよく

なってきました。志望校のハードルは高いのですが、努力の過程そのものが尊いと心底思えます。

 

母親も、父親も、子どもの幸せを願う気持ちは共通して持っていますが、おなかを痛めて産んだ子にそそぐ母親の愛情や執着は、父親のそれとは比較にならないほど深く、尊いものだと思うのです。

 

もっともっと「子どもの幸せを願う母の想い」に寄り添って、母が安心して、愛情深く子どもに接することができるような環境を整備し、自分から進んでその責任を引き受けること。

大いなる覚悟と義務感が必要とされます。

正直、私には、すごくすごく達成が難しい

目標です。

 

これからも、親の「教務力・指導力」を

高めてくれるような情報も発信し続けて

いきますが、私が何より大切にしなければ

いけないのは、子供の学力伸長でも偏差値

向上でもなく、「父親力」の向上です。

 

子の試験の偏差値ではなく、妻からの絶対評価

勝利を収めたい!

妻から「合格」のチケットをつかみ取りたい!

 

これからこうした趣旨の記事が増えるかも

しれません。毎日毎日唱えても、実行するのが難しい課題だと思います。でも、あきらめずに向上を目指したい。苦しくても投げ出さずに修行を積みたい。目標がすごく明確になってきました。

 

↓とても大切な気づきを与えていただいた記事です。