4/30 JAXA筑波宇宙センターを見学してきました。


● 行き方
都内からだと
①車で
②電車(つくばエクスプレス)で
③高速バス(東京駅から)で
の3択ですが、わが家は行きが電車、帰りは高速バスを使いました。朝7時すぎに自宅(池袋の近く)をでて、9時すぎには到着できました。9:30開館ですからちょうどよいタイミング。帰りのバスは16:34並木一丁目(JAXA最寄りのバス亭)からJRバスに乗りましたが、拍子抜けするほど空いていてビックリでした。「帰りはバス」はおすすめです。

⚫︎行く前に
事前予約制のガイド付き見学ツアー(所要時間70分)に申し込んでおいたほうが充実します。バスで敷地内をめぐり、宇宙飛行士養成エリアや「きぼう」運用管制室を見学できます。

⚫︎ランチ
見学可能な施設内にレストランはありませんので、お弁当持参すべきです。近くにコンビニは見つけられませんでした。広報情報室が飲食可能スペースとして開放されています。
自動販売機のドリンクが100円で良心的!重い水筒は持っていかなくてOKです。

⚫︎ 当日受付の見学ツアー
開館前から並んでいた人たちで
ロケット発射音の爆音体感イベント(20分)+
展示館「スペースドーム」のミニツアー(20分)が
あっという間に受付終了になって
しまいます。わが家は開館前に着けていた
にもかかわらず、11時からの回になんとかすべりこめたほどです。たしか、ツアー1回あたりの定員は120名です。30〜40家族ですぐいっぱいになってしまいます。とはいえ、1時間おきくらい(たしか)にたくさん回は設けられていますけど。

展示館「スペースドーム」のガイド役は、ロケット発射音イベントにミニツアーオプションをつけると、若いお姉さんが担うのですが、このオプションはあえてつけずに、ドーム内でも別途募っているツアーに参加するのをおすすめします。熟練のおじさんガイドによる館内めぐりのほうが「濃い」説明が聞けます。

⚫︎ 展示館「スペースドーム」
館内は写真撮影自由。だいたい1時間強くらいで楽しみ尽くせるくらいの展示内容です。
国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟の実物大モデルの中に入ったり、宇宙ステーション物資補給機「こうのとり」のなかを覗くことができます。

↑「こうのとり」の中。金色のピカピカは、断熱材(宇宙空間は寒暖差が激しいから)でマジックテープで着け剥がしできるようになっているそうです。いたるところにこの金色ピカピカが貼ってあって、ハリボテっぽさがでてしまうのが可笑しいかんじ。

↑陸域観測技術衛星「だいち2号」
台風被害や大地震前後の地点のズレを観測してくれてます。実は身近なところでお世話になってます。


↑小惑星探査機「はやぶさ2」

⚫︎ ガイド付き見学ツアー(事前予約制)
前述のとおり、このツアーには予め申し込んでおくべき。これに参加できるかどうかで見学の満足度が大きく左右されるでしょう。(管制棟内は撮影禁止でスマホやデジカメを一時的に預けて見学します)

管制室はリアルタイムでNASAと接続されていてカッコよかった!

↑重さ100㎏以上ある宇宙服


↑宇宙飛行士養成エリア

● ミュージアムショップ
宇宙食やステーショナリーが買えるショップ。宇宙食はどう見てもおいしくはなさそうだし、割高なので買いませんでした。ガチャガチャが子どもたちに大人気!

⚫︎ツアーに参加した感想
学問的ひろがりに思いをはせてみると
あたまに「宇宙」ってつけたら、
なんでも新領域研究になるなぁ、
って思いました。

宇宙生物学、宇宙医学、宇宙工学、宇宙植物学、宇宙心理学などなど。宇宙空間でひとのからだはどう老いるのか?メダカの卵はどうかえる?新薬の開発にも使える知見がとれる?

実際に、国際宇宙ステーションで何が研究されているのかを知り、学校で学ぶ理科の単元と融合させてみたら、自分ならどんな実験をしてみたいか考えてみると楽しいです。

もうちょっと理科のカリキュラムが進んだ5年生ころにまた来てみたい☆

長男とともに連れて行った次男(3歳)は、
「ねえパパぁ、ブラックホールは
どこで見られるの?」
(←先日の「ブラックホールの撮影に成功」の
ニュース映像をYouTubeで何回も見てる)
って最後まで誤解してました汗
もうちょっと大きくなったらまた来ようね!