モノブロックストロボのモデリングランプのLED化 | 機材君のブログ

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以前にサブで使っているプロペットのモノブロックストロボのモデリングランプを改造したE11ソケットのLED電球に換装する記事を書きましたが、サブだけではなくメインのProfoto D1 500/1000の方もモデリングランプを換えたくなりました。
実はプロペットのソフトレフをProfoto D1に取り付けられるように改造した時に、このソフトレフを装着してモデリングランプを点灯すると発光部分の通気性が悪くなるためか、猛烈に熱くなることに気づいてました。それでも、冷却ファンがついているだけあって故障には至らないのですが、ソフトレフが相当熱をもってやや柔らかくなります。多分長時間使用すると変形しそうなので、なんとかモデリングランプをLED化して熱を押さえようと思い立ちました。
しかし、Profoto D1に使用されているモデリングランプはGY6.35 AC120Vというやや特殊な規格のハロゲンバルブであるので、しかもその代替LEDとなると日本ではまず売ってません。
そこで、比較的小型なE17ソケット規格の50W相当のLED電球をばらして改造することに挑戦しました。

E17改

ここまで、うまく工作できたと思ったのですが、大きな落とし穴がありました。
Profoto D1は先端がディフューザー兼用のマットグラスで閉じられているのですが、加工した電球は1cmほどサイズオーバーで先端を閉じることが出来ませんでした。マットグラスなしで使うという方法もありますが、出来るだけ元の使用感を変えたくなかったので断念しました。改造するんだから、サイズくらい何とかなると思われるかもしれませんが、LED電球の電子基板のサイズの制約でこれ以上小さくするには基板を削る必要があるのですが、プリント基板なので下手に削ると配線パターン面が切れて断線状態になり、使用不能となります。実はそれをやってしまったわけです。
そこで、なんとかGY6.35でAC100Vで使えるLED電球を探したところアメリカ向けにネット販売している中国の業者のもので使えそうな物があったので、1個$20前後と中国製にしては割高でしたが、他に同等の物はないので買ってみました。下が純正のハロゲンバルブのモデリングランプとの比較ですが、殆ど同サイズでした。
GY635

それでストロボに装着して点灯したのが下の写真です。

LEDモデリング

これが元のハロゲンのモデリングです。

純正モデリング

明るさは、オリジナルが200Wなので、圧倒的に明るいのですがLEDバルブの方も消費電力7.5Wなのに60Wハロゲンバルブ相当の明るさは出てます。それになんといっても発熱が比較にならないほど少ないので、改造ソフトレフを使っても殆ど熱を持たなくなりました。