どうも、じーてぃーです。
記念すべき第一回は要望のあったマッドファイバーのお話です。

 

 

そう、マッドファイバーはコンプレッションホイールとかいうキワモノホイールで

す。

 

有名なコンプレッションホイールには、Lightweight・MAVICのアルチメイトとかあります。ちなみにMADFIVERはアメリカ製です。

 

スペック的には前後で1100g、リムハイトはF:60 R:66、スポークがF:12 R18 というコンプレッションやなぁ...って感じのホイールです。


 

そりゃあこんなハブ周りなら軽いわ...

 

アクスルはクロモリなんだけど、フリーは3爪のバネ式(カンパみたいなやつ)で、ホワイトインダストリー製のチタンっぽいです。(多分)

 

回転はどうかというと、この個体のハブはかなりゴリってて正直よくわかんなかったです。(面倒見てくれるショップがなかった)

 

スポークの組み方は2to1で、スポークができるだけ一か所に寄るようにするってやつですね。ハチャメチャな見た目の割にはちゃんと考えられててイイ感じです。

 

 

最近のワイドリム流行に逆行するようなもはや板みたいなリムです。空力は知らんけど、多分いいでしょう。風切り裂きそうだし(適当)

 

 

今回はこの二台に履かせました。chapter2のrereとbianchiのaquilaです。

乗り味に関しては最高でしたねもう。チューブラーなのも相まって進みまくり。WTO60、BORA ULTRAとか色々履きましたが、こいつは別格です。踏み出しも軽く、リムハイトを一切感じさせない登坂、ばかっ早の平坦でした。

 

問題だったのが軽すぎることによる路面のギャップでの不安定さとブレーキの利き。最初から期待はしてませんでしたが、swissstopの黒王子でも下りのブレーキングは死を覚悟するレベルでした。

 

MADFIVERのその後ですが、Lightweightとかと大して変わらんホイールを30万程度で、体重制限なし、それも4年保証に5回までぶっ壊しても直してくれるっていう儲かるんかお前?みたいな商売をしてたら案の定2013年にサヨナラしてしまいました....

良いホイールだっただけに残念です(合掌)

 

ディスクに移行するので自分は手放しましたが、何かの機会があればまた履きたいな~って感じのいいホイールでした。

 

ではまた次回。