全国仮設安全事業協同組合 第15回通常総会
5月21日(木)に全国仮設安全事業協同組合の
第15回通常総会が行われました
全国仮設安全事業協同組合(ACCESS)とは・・・
平成12年7月3日、中小企業等協同組合法により
通商産業大臣(当時)及び建設大臣(当時)の設立認可を受けた団体で、
仮設業に係る各種団体と連携し、仮設に起因する労働災害の
撲滅を目指すとともに、組合員の相互扶助の精神に基づき、
共同して事業を行い、公正な経済活動の機会を確保し、かつ、
その経済的地位の向上を図ることを目的としています。
「『組合案内 アクセス(本組合)についてのご案内 組合概要』
http://www.kasetsuanzen.or.jp/coop/about.html
平成27年5月26日アクセス」
挨拶をする小野理事長です
小野理事長は、石川島重工業で造船鳶工として働いている間、
足場から2度墜落するも、奇跡的に一命を取りとめたそうです。
しかし足場からの墜落によって、職場の同僚らが命を落とす情況を
目の当たりにし、自らが安全な足場をつくることを決意されました。
そして、足場に起因する事故を撲滅するため
全国仮設安全事業協同組合を設立し、様々な活動により、
建設職人の地位向上と安全な足場環境の普及定着を目指しています。
「『組合案内 アクセス(本組合)についてのご案内 ご挨拶』
http://www.kasetsuanzen.or.jp/coop/ 平成27年5月26日アクセス」
私は汗を流した人が必ず報われる社会を創りたい。
そのためには政府と手を組み、社会を動かさなければならない。
少子高齢化を迎える日本の安全を守るため、
全員一致で大きく未来が開けるよう、日々邁進していきましょう。
と熱く語られていました
今回の総会では、国土交通省土地・建設産業局の屋敷様に
お越しいただきました
現場で働いている人が一番尊いと私は思います。
しかし、死亡災害は年々増え続けています。
モノづくりの喜びを共有するには安全が必要不可欠です。
安全には、皆様の提供する足場が大切です。
国政や社会にはっきりと主張をするとともに、強いリーダーシップのもと
頑張りましょう。という話でした
総会では26年度の活動報告、収支報告、並びに27年度の
活動計画案、収支予算案の承認、役員選出などが行われました
その後、全国仮設安全事業協同組合青年部の第6回通常総会及び
日本建設職人社会振興連盟の第5回通常総会が行われました
青年部の皆様による
「てをつなぎ、みんなのしあわせ」を実現するための決議案の宣言とともに、
全国仮設安全事業協同組合 第15回通常総会は無事終了致しました。
前年度と比べても、大きな会場に入りきらないほど
多くの方が参加していました
しっかりと安全を確保し、墜落災害ゼロを目指して
邁進して行きましょう