第8回 安全大会② | KIZAI-BLOG

第8回 安全大会②

今回も引き続き安全大会の様子をご紹介致しますチューリップオレンジ



今年も講師の方をお招きして安全講和を賜りました。







講師として株式会社インターリスク総研の


山口様にお越しいただきました。



「日本人は『安全』という言葉が好きですが、


それだと思考停止してしまい、最悪の事態に遭遇した際に


何も行動できなくなってしまいます。


『絶対安全』はありえません。


欧米では、


『Freedom from unacceptable risk(受け入れ不可能なリスクがないこと)』


という考え方があります。


リスクの受け入れ可能なレベルにあるかどうかを判断するためには、


リスクアセスメント(リスクの分析と評価)を行うことが必要です。」


というお言葉が印象的でした。







「エラーパターン診断」というものも行いましたモグラ


この診断では、ここ2,3ヵ月の間にこんな体験又は


似た体験をしたと思った項目を数えることで、


自分のエラータイプを把握することができます。



皆様はいくつ当てはまりましたかはてなマーク



①落し物又は忘れ物をした


②電気のスイッチを切り忘れた


③後で電話をしようと思っていたが忘れた


④待ち合わせ又は約束をすっぽかした


⑤途中で葉書を郵便ポストに入れるのを忘れた


⑥自分が今何をやりかけていたかを忘れた


⑦電話を切った後で用件を言い忘れた


⑧会議や打ち合わせの時間をころっと忘れた


⑨電話がかかったのでやりかけの事を忘れた


⑩頼まれていた事をし忘れた


芳賀 繁 (2003) 「失敗のメカニズム」 角川書店



○が4つ以上ある方は「ぼんやり型」、


○が6つ以上ある方は「おおぼけ型」です汗



おおぼけ型の方は、


・こまめにメモをとる


・チェックリストを見ながら作業を進める


・思い出す手掛かりとなるシグナルをセットする


ことを心掛けてくださいウッドストック


山口様、貴重なお話をありがとうございましたぱちぱち







続きまして昨年度に引き続き、


セコム株式会社の川上様ににお越しいただき、


AED(自動体外式除細動器)の使用方法を指導していただきましたAED



日本では2004年から一般人のAEDの使用が認められています。


学校や空港などの公共施設のAEDの設置率は現在世界第一位です1位


しかし、AEDの普及が進んでも使用率が低いのが現状です。


その原因は、心肺蘇生法が出来る日本人が少ないことにあります。


アメリカですと9割の方が心肺蘇生法を行うことができるそうですアメリカ


一方日本は4割の方しか心肺蘇生法が出来ないというデータがあります。


ただ、AED講習会で指導にあたっている川上様は、


使用できる方は4割もいないと肌で感じているそうです。


心肺蘇生法をマスターするためには、訓練あるのみですねメラメラ










まずは心肺蘇生法を実演していただきました。











その後全社員参加で、人形を使って実際に訓練を行いました。







胸骨圧迫(心臓マッサージ)は、肘をまっすぐにして体重をかけ、


胸部が少なくとも5センチ下に圧迫されるように押すのが


ポイントだそうです。


疲れてしまうと効果が低下してしまうので、


交代しながらマッサージを続ける必要があります。







皆様真剣に取り組んでいらっしゃいました合格



AED講習会をきっかけに、AEDの安全性・必要性・重要性を改めて


認識することができました。


川上様、とてもわかりやすく指導してくださりありがとうございましたキラキラ



次回も引き続き安全大会の様子をご紹介致します。