まず単刀直入に

 

男性との距離を縮めたいときは斜め後ろから近付く

これだけです。

 

 

彼のパーソナルスペースは楕円形です。生物学的に心理学的に手薄なのは斜め後ろとなります。

アタック・アプローチするときはそこからが基本。思い切って抱きついておんぶしてもらっちゃいましょう。

 

前回記事で触れた「なわばり」に関して、もう少しミクロの目で見てみましょう。 

彼との距離が4センチ以内なら恋人同士といいましたが、そこまで近寄れないと思ってらっしゃる方も多いのでは?

 

それもそのはずで接近者が異性の場合、 男性が女性に近付くよりも、女性が男性に近付く方が近付きにくいのです。

 

本能的に男性は群れを守る性質を持っているのでなわばりの範囲が女性と比べて広いです。

しかし広いのは本人の前方向で真後ろは狭い傾向にあります。

 

丁度頭上からみて卵型に前方が広く後方がやや狭くなっています。

 

そんなときには、男性が持っている「なわばり」がきれいな円形ではなく、楕円形だとい うことを利用して彼に近付いてみてはいかがでしょうか。

 

男性が持っている「なわばり」は、正面が最も広く150センチ、左右は100センチ程度で、後ろは約80センチ前後です。

 

つまり、真正面から近付くよりも、左右も しくは後ろから近付くと、相手に不快感や警戒感を与えにくいということになります。

 

彼との距離を縮めたいときはしれっと左右もしくは後ろから近づくとよい結果をうみやすいです。

 

 

実際行なった実験によっても、真正面から近付くよりも左右か、やや後ろから近付いた方が相手に不快感を感じさせずに近付くことができることがわかりました。

 

カウンター席や映画館、 プラネタリウムの席が親密度を深めるためには最適の席というのも、横からなら彼に無理なく近付くことができるからです。

とくにカウンター席なら、肩や肘が触れ合うくら いまで近付いても不自然ではありません。

 

最近ではこの心理を知っての事か個室のベンチシートが増えてきています。

親密になりたいと思うのであれば食事なども横並びがベストです。

 

このようにして彼の「なわばり」に入り込むことができれば、確実に親しさは深まります。

ちなみに、女性が持っている「なわばり」は半径60~70センチでほぼ円に近い形状です。

 

また、接近者が見知らぬ同性の場合には、男性が男性に近付こうとするとき左右30センチほどまで無理なく近づくことが出来ます。

しかし女性が女性に近付こうとするときには半径70センチ以内いはなかなか近づく事が出来ません。

 

と言う事で同性同士の場合、反発力は女性のほうが強い傾向があります。