日本が危ないと騒がれ続けもう何年経つのでしょうか。
戦争について今の日本人は何も知らない事が多いかと思います、今も尚厳戒態勢とされていますがなぜ未だに戦争が始まらないのでしょうか?
まだかまだかとビクビクしている人は少なく、明日の仕事の出勤のほうが気になっている人のほうが多いでしょう。
不思議に思う人も多いかと思います、まずは今の現状を理解していきましょう。
核弾頭ミサイルがどうのと言われていますが実は核弾頭がどうのと言う次元ではありません。
公にされているのは北朝鮮の核弾頭保有の問題が大きく報じられています、ではアメリカはそれを本当に問題視しているのか?と言う話になりますが、実際は違います。
問題は「核弾頭が飛んでくるかもしれない」ではありません、それ以前の問題だと言うのは皆さんご存知でしょうか。
北朝鮮と隣接している国は韓国・中国、近くに位置するのは日本ですので、日本も正直【見て見ぬフリ】は出来ない立場になっているのはニュースを見る人なら知らない人はいないでしょう。
ですが北朝鮮が戦争を始める確率は非常に低いと言う事です。厳密にいえば戦争は既に始まっていると言えばいいでしょうか。
日本は世界で初めて核兵器の恐ろしさを知っている国ですが今の現代人にとってはそれは「昔話」であり危機感を生む根源ではない事は誰しもが感じている事でしょう。
危機感を持たないといけない事は戦争以外でも同じ事なのですが。。。。。
知人に「北朝鮮と日本って本当に戦争になるんですか?」と聞かれたので様々な角度からお答えしようかと思います。
危険は既にすぐ後ろ、背中にまで来ているかもしれませんよ。
知らぬが仏と言いますが果たしてそうなのでしょうか?答えは否。
知らない人ほど貧乏くじを引く人間はいません。それは今の世だからこその定めと言えるのかもしれません。
「知らない」ほど危険なものは無い。
最低限知っておかないといけない事ですね。
少々話がそれますが、よくこんな事を言う人がいます。
車を運転していて一時停止を無視して警官に捕まりました。彼の言葉はなんでしょう?
「知らなかった」「気付かなかった」「見えなかった」いずれにせよ、一時停止を無視したには変わりありませんね。運転免許を持っているからと言う論外の発言です。
安全運転の意味を知らないから起きた結果と言えるでしょう。
こんな人もいらっしゃいます。
「歩行者が優先だから赤信号でも渡っても大丈夫。」しかしその人は車にはねられて死んでしまいました。
勿論、運転手の前方不注意などと言えるでしょうし、赤信号で渡る本人も馬鹿だったと言えるかもしれません。
そんな人をはねてしまった運転手が可哀想、歩行者優先なのに車が停まれなくてはねられて可哀想。
歩行者は赤信号で渡っても大丈夫と思った理由はなんなんでしょうか?急いでいるから関係なく飛び出したのでしょうか?
運転手は急いでいたのでしょうか?それとも本当に前を見ていなかったのでしょうか?
歩行者は車がすぐに止まれる速度を知っていますか?運転手もすぐに止まれる速度を知っていましたか?
これがニュースになり報じられました。
どのように報じられたのでしょう。
「〇月〇日の〇時に交通事故が起きました、車が歩行者をはね、歩行者は病院で死亡が確認されました」これだけの情報を与えられた視聴者は何を思うのでしょうか。必要な情報を誰もが開示してくれるとは限らないと言う事です。
自分が知りたい情報がタイミングよく入って来るとは限りません。
いずれにせよ、歩行者と運転手が物理の法則を知っていれば事故は起きない事は誰もが理解できるでしょう。
人間とは真実から遠く離れたものを信じようとし、目の前にある単純な真実から目をそむけようとします。
「解りやすく説明して下さい」
これに慣れた人は物事の通りすら理解できなくなってしまいます。
「知らなくても生きていける」と言うのは知ってくれている人が周りにいるから生かされている事なだけです。
余談がかなり長くなってしまいました。。。。(笑)
本題に入りましょう~
北朝鮮は日本だった
知る人ぞ知る人は多いのか少ないのかはわかりませんが、朝鮮半島は昔、第二次世界大戦が終わるまで日本が統治していました。
日本が戦争で負けた事を切っ掛けに日本は朝鮮半島から引き上げましたその時に現在の北朝鮮の領土に入ってきたのがソ連(ドイツ)です。
この時にアメリカが「あ、やべ!ソ連に全部もってかれるぜ」となりました。
アメリカの提案は北朝鮮はソ連、アメリカは韓国の領土とするというものでソ連はこれに合意しました。これにより北朝鮮と韓国の国境である北緯38度が誕生したわけです。
これにより韓国はアメリカ思考の資本主義が成立。
北朝鮮は共産主義や社会主義が成立しました。
結果的には他国が牛耳る事となったわけですが、過去に北朝鮮も日本国だったという事がわかりますよね。
ソ連も独裁的国家でしたので自国の協力的国家を作りたかったのでしょう、その時に選ばれた人物が【金日成氏】と言う事になります。
金日成氏は元々はソ連の人でした、日本軍と戦争していた時にソ連は朝鮮人戦闘員というものと作っていてその戦闘員の大尉を務めていたのが金日成氏だと言われています。
物凄い出世ですよね。この事から金日成氏は軍人であったので現在の北朝鮮も軍事的思考が強い国家になりました。
元々は日本だったが戦争に敗れ、引き上げた際にソ連が入って仲間の国を作るために北朝鮮が誕生したと言うわけです。
報道ではドイツと北朝鮮は仲が良いというニュアンスで報じられていましたが当然と言えば当然です、理屈は理解できたでしょうか。
当時のアメリカとソ連は東西冷戦時代と言って、アメリカとソ連が仲間の国を増やして対立するといった事をしていました。
アポロ計画は知っていますか?アメリカが初めて月面に着陸したのもこの時代で技術合戦でも対立していた事をいえば皆さんも「あ~」っと思えるのではないでしょうか。
アメリカとソ連のどちらの技術が優れているのかを競っていましたからね。
過去からさかのぼっても北朝鮮はアメリカと対立する理由はおおいにあると言うわけです、そしてそのアメリカの傘下である韓国と日本もターゲットにされてもおかしくはないわけです。
しかしながら、元々は日本も統治していた事から今の現状を考えると何か悲しい気もあります。
核兵器って何?
まず基本的な所から、理科の授業みたいになるのでどうでもいいと思う方は飛ばして頂いて結構ですよ。
簡単に説明すると、核分裂反応を使った兵器です。
まずウランと言う物質を精製する所から始まります、ウランと言っても何種類か存在し、ウラン238・ウラン235・ウラン234と言うものがあります。
その中でもウラン235は中性子を吸収する性質があります。このウラン235が核分裂反応を起こします。この核分裂した際にとてつもなく大きな熱エネルギーを取り出せる事が出来る為、核爆弾にはウラン235が必要不可欠となります。
このウラン235に低速中性子(熱中性子)をぶつけてウラン235を核分裂させ、核分裂したウラン235から中性子が生まれます。その中性子が更にウラン235にぶつかり分裂します。このように核分裂を開放する事で指数関数的に連鎖反応を起こさせ一瞬のうちに莫大なエネルギーに転換する事で測り知れない威力を発揮させます。
このように核分裂のエネルギーを瞬時に開放させ自動暴走させた物が原子爆弾と言う物です。
一方、この中性子をウラン235へぶつける際に中性子の個数を制限し一定のエネルギーを取り出すように工夫された物が原子力発電と言う物です。
このウラン235と言う物質は天然ウランの中に0.72%程度しか含まれていません、原子爆弾に使う為にはこの0.72%しか含まれていないウラン235の濃度を90%以上を含む濃縮ウランを精製しなければいけません。
因みに、原子力発電で使われる核燃料のウラン235濃度は3~5%の物が使われています。
このウラン235を90%以上の濃縮ウランを作る為には、高度な技術や設備、莫大なエネルギーが必要になってきますので簡単に作れるものではありません。
核を作れるだけでも技術力が試されるので勿論、北朝鮮が自慢したがるわけです。
日本は意外と強い?
日本は平和主義と言うのは他国でも有名な事です、ですが現在では北朝鮮がミサイルを発射する度に危機を誇張し戦力を強化してきました。
すでに日本の軍事力は意外にも西欧世界でもトップ・レベルと言う事は皆さんご存知でしょうか?装備や予算面でもトップレベルと言われています。
反面こんな声も上がっています。
「実戦経験が乏しい自衛隊は即戦力に欠ける」
事実上、軍事訓練も行っておりアメリカ軍との軍事演習も経験しているので戦力的に劣る部分は無いかもしれません【武力行使】に関してだけの見解ですが。
日本は「戦争はやらないよ」と言ってはいますが、防衛だけのために世界最先端兵器でもある新型戦車や装甲車(1台当たり9億円)などを購入しており、アメリカ陸軍最強といわれる攻撃用アパッチも90機以上あります。
日本国内で配備出来る機体は490機以上にのぼるとされており、従来の「戦争」と言われている行為そのものに対しての免疫は十二分に兼ね備えていて、「やろうと思えば戦争は出来る」状態にあります。
それ以外にも海上自衛隊では米国に続き世界で2番目に多いとされるイージス艦4隻を保有しており、今後も更に増える見込み。このイージス艦1隻を沈めようと試みると戦闘機50機が一度に飛び掛からないといけないと言われているほどの物だそうです。
こうして考えてみると物理的には装備は整っている為、万が一北朝鮮との争いに加担しなければなくなった場合にも物理的国防においては十分に機能するはずです。
ですが、「喧嘩が強いから勝てる」と言う時代は既に終わっているのはご理解いただけるでしょうか?
核兵器を持っているから、最先端の兵器を持っているからと言って=強い。と考えるのは今の戦争を知らないからなのでしょう。。。。。
ヒントは「ペンは剣より強し」ですね。
北朝鮮が本気になる背景。
なんでもかんでも気に入らない事は悪者扱いするアメリカ、しかし日本もその配下にあるべくしてメディア報道により洗脳されているのかもしれません。
この両国は休戦中だと思っている人も多いのではないのでしょうか?
1950年から続く挑戦戦争を終わらせた休戦協定。
国連軍を代表してアメリカ陸軍のウィリアム・ハリソン・Jr中将と、朝鮮人民軍及び中国人民志願軍を代表して南日大将の署名後、国連軍総司令官のマーク・W・クラーク大将、中国人民志願軍司令員の彭徳懐と朝鮮人民軍最高司令官の金日成も署名したお話です。
これにより事実上、休戦協定を交わされました。休戦協定は1953年7月27日に署名され内容は「最終的な平和解決が成立するまで朝鮮における戦争行為とあらゆる武力行使の完全な停止を保証する」というものです。
今も尚、この平和解決が成立するまでと言う内容が成立しているわけではありません。
解釈によっては「成立するまで休戦していますよ」と言うにもとれるかもしれませんが、今の北朝鮮には平和解決を目指す様子すらありませんどうしてなのでしょう?時はさかのぼります。
様々な問題にアメリカが関わってきます。
休戦協定の13節は「南北朝鮮が損傷を受けたり古い装備などの再配備以外には朝鮮に新しい武器を持ち込むべきではない」と規定しています。
しかし、アメリカは朝鮮へ核武装を助長させます。
この時、アメリカ政府内で【アメリカの軍備増強として朝鮮に核兵器を持ち込む事になると主張】これによりアメリカ国家安全保障会議とアイゼンハワー大統領の承認を得てしまいます。
ですが既に協定が結ばれた後に出来た第13節が邪魔になってしまいます。第13節の内容は【核兵器とミサイルの持ち込みを禁じていた】からです。
軍事国家であるアメリカからすればいい金儲けになるのですが第13節が邪魔で核兵器やミサイルを朝鮮に売る事が出来ません。
アメリカは国際連合の憂慮をそっちのけで休戦協定を破壊します。第13節の破棄を一方的に行い、1957年6月21日の在朝鮮国連司令部軍事休戦委員会での会合でアメリカは北朝鮮代表団に「国連軍は最早休戦協定第13節に対する義務を負わない」と表明してしまうのです。
解りやすく言うと「アメリカの俺たちは北朝鮮と朝鮮の関係には関係ないから勝手にやらしてもらうよ」っという事ですね。
アメリカはここでミサイルを持ち込まないと言う義務も無くなったので朝鮮に核武装したMGR-1とM65 280mmカノン砲が韓国に配備されました。
更にその1年後に中国とソ連を射程距離にとらえる事の出来る核武装したMGM-1が加わっています。
この背景を見るだけでも北朝鮮がはらわたが煮えくりかえる様子が伺えるのではないのでしょうか。北朝鮮の政権は世襲国家と言われ1つの家系で構成されています、この無念や屈辱は後世の金正宇氏に受け継がれてもおかしくはないと言う事ですね。
当時の北朝鮮は核開発の技術は持っていなかったとされているためこの頃から核開発を着手していたのでしょう。60年以上前の昔の話です。
核開発を行うようになったのは北朝鮮が1963年にソ連と中国に核兵器を開発する手助けをしてくれと求められたが拒否された為に北朝鮮単独での核開発となったのでしょう。
当時のソ連はアメリカとの共存を掲げていた事からソ連の協力国である中国からも批難されます。
ここで北朝鮮は中立を守ろうとしたため独立国家となってしまったわけです。
さて、これを聞いて北朝鮮だけが悪い奴だと言えるのでしょうか?
昔の人間がやった事が今になってそのしわ寄せ制裁がやってきているのかもしれませんね。決して僕は北朝鮮の肩を持っているわけではありません。
今では朝鮮に配備されていた核兵器は撤去されてありません、しかし過去のこの出来事が北朝鮮の今の行動を後押ししていると考えるのが現実的でしょう。
そして2016年頃では朝鮮がアメリカに対し核武装を手助けしてくれとの話も一時期出ています。当時のアメリカはオバマ政権だったので要請は却下されました、これがトランプ政権だった場合?どうなっていたのでしょうね。武器商人はウハウハだったに違いありません。
北朝鮮と朝鮮
この関係は切っても切れないかもしれません。
休戦協定を結んでいますが。「むすんでいた」と言えます。
1996年に国際連合安全保障理事会は国際連合安全保障理事会議長の声明によって「新しい平和体制に置き換わるまで休戦協定は十分に順守すべき」と要請しました。
この時にアメリカと中国、休戦協定に署名した二か国を含む合意により、休戦協定は効力が無いと思われていた事を事実上「否定された」という結果になります。
ここでやっと。。。と思われたはずですが。
北朝鮮が韓国に対し、北侵を前提とした大規模な軍事演習を実施した事などで怒りを示します。
北朝鮮は1994年1996年2003年2006年2009年2013年と知っているだけでも6回にもわたり「休戦協定に束縛されない」と表明しています。何回すんねん!ってツッコミを入れたくなるような強い意志を北朝鮮が持っているという事になりますね。
2010年では天安沈没事件や北朝鮮の延坪島砲撃事件という二つの騒乱がありました。
2013年では「休戦協定は過渡期の手段であると」北朝鮮側は主張しています。その他にも様々な事が起こります。
結果的に北朝鮮と朝鮮は2017年現在は【戦争中】と言う事になります。
北朝鮮へ向ける経済制裁は無意味。
最近でブームなのが経済制裁ですね。
何度もチクチクと北朝鮮へいわゆる「兵糧攻め」が行われてきました。
内容としては国連加盟国が石炭や鉄、鉄鉱石、鉛、海産物等を輸入する事を禁止しています。
更には北朝鮮労働者の雇用や新規の合併企業、共同事業体の開設、既存の合併企業の拡大などの禁止を行っています。
更に更に北朝鮮からの石油製品の輸出を年間200万バレル、つまり27万トンに制限され、原油の年間対北朝鮮輸出を過去12か月の実績を上限に設定したり、北朝鮮から衣類や繊維製品も全面禁止となりました。
なかなか徹底した経済制裁ですが、これらの努力はほぼ無意味だとされます。
これらはテレビなどでも取り上げられているので知っている人は知っているでしょう経済制裁を受けながらも未だに動じない北朝鮮が何よりの証拠と言えますね。
北朝鮮の経済活動の大半は闇市場が占めていると言う現実があります。
これらの経済制裁は「公式」のもので公に知られている事が対象となるわけで、闇市場と言うマーケットは対象になりません。北朝鮮も過去にこの闇市場を規制しようと試みようとしていたそうですがこれに失敗しています。
闇市場が広まった経緯は国民の貧困からとされています、独裁的思考からなる経済政策では食べていけない人達は独自のルートで食べ物などを調達するようになります。
労働を行っても販売されている物の値段と釣り合いが取れず比較的安値で取引されていた闇市場を利用する人が増えたために抑えきれない規模となったのでしょう。
既に北朝鮮の公式な配給システムのほとんどが機能不全に陥っており多様な物品を手に入れる手段として北朝鮮の人達は闇市場に依存しています。
目の上のたんこぶが今になっては国家を支える経済基盤となっているわけです。
様々な動画が流出している事でもある程度の背景が読み取れるように軍人でさえ自給自足の生活を行っているものと考えられます、市場でワカメを売っている将軍もいるとの情報もあり、そこで得た収益なども軍へ納められたりするそうです。
この闇市場は中国と韓国との密輸がメインとなるので実際は北朝鮮の血流は止まっていないと言う事になります。
首相の手は汚さずとも軍部の者が未だ尚も忠誠がある限り、経済制裁を施したとしても闇ルートからの物資調達を幹部黙認している以上、北朝鮮の経済崩壊は至難の業と言えますね。
それ以外にも北朝鮮が開発した武器やミサイル等は武器密輸にも関与してしてそれの販売利益も大きなものだと言われています。
そこで「買う人はいないだろう」と考える人もいるのですが、パキスタンやイスラエルなどの現在も戦闘領域の地域に対しては武器などの需要もある為、根絶する事は不可能と言ってもいいでしょう。
現代の戦争
そもそも戦争は起こりません。
戦争が起こらないと言うのは、戦争になる前に鎮圧されてしまうのは目に見えていると言う事です。
殆どの人が想像する【戦争】とは、弾丸が行き交いしているなか兵士がその中を駆けてマシンガンをドンパチやる事を連想しているかと思います。
激しい空爆や人の悲鳴、生々しい光景が広がるあの戦争は昔の光景でしょう。
今の戦争とは90%以上が電子的制御による兵器で行われます。
大々的に報じられている兵器とは戦闘機や戦車、歩兵部隊の装備などが一般的です。
駆逐艦などが装備している主な兵器はミサイルや機関銃が多いのも知られていますが、そもそも昔の戦艦より装甲は薄く軽い故機動力があります。
これは相手の顔を見る前に戦闘が終わると言う事で、直接的に現地へ上陸しドンパチやる必要がありません。
「ミサイルが飛んで来たら~」という疑問もありますが発射する以前に核弾頭となると電子制御は必須となり高度な技術が故にハッキングなどの方法も可能となります。
アメリカ国家は10年に1度は戦争を行っていると言われたいわば戦争のプロです。
日本の唯一の同盟国であるアメリカは日本の空の制空権を持っています。それは日本では独自の軍事的自衛手段がないために防空規制空域をもっていると言うだけなのですが。
自衛隊が訓練している事は実際、前線の200キロメートル先でパラシュート降下しそこから進軍して行くとされるようなものですが、今の戦争ではその200キロメートルを走り切り現地に到着した時点で戦争は終わっています。
北朝鮮の場合、行動の違和感を察知されるその前の時点で工作員が現地に潜入しサイバー的な埋め込みを行っていると考えるのが今の戦争の常識になります。
高度技術が進行すればするほどにサイバー攻撃が可能になるため、いざ「戦争するぞ!」となった瞬間にはすでに電子兵器は無力化されておりミサイルなんて撃てる状況ではなくなっている可能性が極めて高いでしょう。
実際、それを行うには数年前から潜入している工作員のサイバー攻撃の埋め込みから始まり、特殊部隊が攻め入る際にサイバー攻撃をほぼ同時に行います。
電子制御された兵器は無力化されているため重火器しか使用できず困惑している最中には特殊部隊は破壊工作などを施し仕事を終え撤退、最後は無人爆撃機が一斉掃射して完了となるわけです。
現時点での技術面では圧倒的にアメリカが優位性を持っており、反面、北朝鮮はまだまだ技術が遅れている為に実行出来ない部分もあると言う懸念はされています。
軍事規模でさえ北朝鮮はアメリカに劣り数で対抗しても勝てるはずがありません、それは北朝鮮も十二分に理解している為、核弾頭を開発しアメリカをターゲットとしています。
戦争を始めるつもりだったら既に2017年以前に北朝鮮を鎮圧しているでしょう。
これが核爆弾技術もなく従来の古典的兵器に100%頼るような戦略を実施した場合、ネットワーク構成もされていないのでサイバー攻撃は不可能、大砲の打ち合いとなりアメリカも苦戦する事となるでしょう。
技術が進歩すればする程に現代の戦争とは一瞬で終わるものになっていて核攻撃を可能となった技術までいってしまうと逆に犠牲者は少数となるわけです。
仮にこの現代の戦争が日本にやってきた場合はどうなるのかと言うと、サイバー攻撃により各サーバーはダウン、電気や水道も止まり一気にインフラストラクチャーが停止した時点で日本は何も出来なくなってしまいます。
もうこの時点で戦争は終わっているようなものですね。勿論、電話やインターネットは使えません。どうなっているのかを調べている内にインフラストラクチャーが復帰しテレビを付けた時には侵略した国の代表がテレビに映っているという感じでしょう。
このように技術が高度になるにつれ戦争そのもののレスポンスも上がっています。
戦争をやるつもりなのならすでに終わっているし、今尚論争が繰り返されているのはアメリカと北朝鮮との平和協定を結ぶ為のパフォーマンスと言えます。
陸上部隊は基本的に戦いに行くのではなく占領しに行くだけ、国と国との戦争はこんな感じです。
戦争はお金の為。
さて結局な所この問題が無くならないのはなぜなのか?何故戦争が起きるのか?そして何故北朝鮮との戦争が始まらないのか?
基本的な所から考えると経済活性化。つまりお金の為と言えます。
犠牲になる人は泣きを見ますが、国家的に考えると残念な事に戦争は大変儲ける仕組みになっているんです。
この緊迫した状況を継続する事でアメリカはひと儲けしていると考えてもいいでしょう。
疑問には思わないでしょうか。
日本国の上空を通過した北朝鮮のミサイル、アメリカにとっては好都合です、それは北朝鮮危機問題を使い日本に膨大な兵器を追加注文してくれるからです。
日本がアメリカの膨大な兵器を買う事で米国の雇用拡大、並びに日本の安全保障強化にも繋がるからです、先ほどの現代の戦争は一瞬で終わってしまうと言う事を言ってしまうと兵器を追加注文してくれませんから。
そして日本に向けて発射しているように見える北朝鮮のミサイルも見事に日本を外しています。これはターゲットは日本ではなくアメリカに向けての挑発行為だからなのは知っているでしょう。
様々なジャーナリストもこのように述べており、北朝鮮のミサイルの制度が上がれば上がる程に日本に着弾する確率は下がるでしょう。
北朝鮮も実際に「アメリカに向けての挑発」と公言しているので日本は近いのでどうしても日本に向けてミサイルを発射しているように見えているだけになります。
徹底しているように見える経済制裁も含め、北朝鮮をどん底に陥れない背景はこの事にあります。
日本に爆弾を落とされては困る国は沢山いますしそして北朝鮮も例外とは言い難いのが実情ですね。
この件については戦争でお金儲けするのではなく、戦争をするのかしないのかの演出を行う事で経済効果を高める方法と言ってもいいでしょう。
戦争はお金儲けが目的ですから核兵器のような無差別大量破壊兵器は規模が大きすぎて実用性に欠けます。
現に生物兵器、化学兵器、対人地雷、クラスター爆弾などは条約によって使用が禁止されています。人を殺し過ぎても経済を立て直すのが困難であり、関係のない民間人も殺してしまうからです。
死んでしまった人は戻りませんから労働力が失われてしまいます。
北朝鮮がどこかに核爆弾を落とし甚大な被害を出したとしてもその後の北朝鮮の存亡は目に見えてますから使用する可能性はほぼ無いに等しいでしょう。
北朝鮮が無くなると皆が困る。
どうしてやっつけないんだと言う声も時折聞こえてきます、彼らも人間であり、そして僕らも同じ人間です。
北朝鮮を取り巻く環境は非常に特殊です。
では解りやすく言うとですね。
北朝鮮の隣国は中国、ロシア、韓国があります、そして日本海を挟んだ東側には日本がありますね。
この日本と韓国はアメリカ側の仲間だと言っておきます。
そしてアメリカに対立する中国とロシアは北朝鮮側です。(対立と言っても仲が悪いわけではありません)今では北朝鮮は独立国家としていますが過去の話を見て頂くとわかるように中国とロシア側に傾いています。
仮に北朝鮮が無くなった場合、あまり仲良くないアメリカ側の韓国が中国に隣接する事となり国境問題が次に現れて来ます。
それだけではなく生き残った北朝鮮の人達が難民となり中国に押し寄せる可能性は非常に高いわけです、北朝鮮の人は中国やロシアとの思想が近いためですね、中には韓国に流れる人もいるかもしれませんがごく少数だと考えられます。
この難民が中国に流れて来た場合、中国もそれほど裕福とはいえないので難民が増えると困ってしまう。中国だけでも人口はおおよそ13億人いるとされていて、北朝鮮は日本の北海道の面積より若干小さいところに2400万人いるとされていてこの人口の面倒を見ないといけない事になります。(日本の北海道の人口数は約547万人)
そして北朝鮮の領土を中国が取っても韓国が取っても結果的には中国とアメリカが隣接するような形になるのでどちらとも都合が悪くなってしまいます。
板挟みになっている北朝鮮は常にこのようなリスクにさらされているので危機感が非常に高いのですね。良く言えば世界で最も自立心の高い国と言ってもいいでしょう。
北朝鮮は核兵器を盾にしアメリカとの和平を結ぼうと目論んでいるわけですがアメリカは「北朝鮮のやりかた」が気に入らない、勿論気に入ってしまうと戦争についての危機管理などの経済効果も見込めませんから出来るだけモメにモメ倒したいわけです。
核兵器を「既に持ってしまった以上」無視する事は出来ません。しかしながら核兵器を明確に禁止する条約はまだできていないのです。
北朝鮮が求める状況とは「相手国が核兵器を持っていれば核兵器で報復される恐れが強い、そこに自制心が働き恐怖の均衡が保たれる」事を望んでいるわけです。
この先どのような形で北朝鮮とアメリカが協定を結ぶのかはわかりませんが。
結論から言って、戦争はほぼ無いでしょう。戦争する確率で言うと30%くらいでしょうか
戦争したくても出来ないのが現状であり、戦争するのであれば既に終わっている事になりますから。