幽霊の実態とは
まずは先に。
夢を壊したくない、現実を受け止めたくないと言う人には不向きな記事なのでご理解頂くよう、宜しくお願い申し上げます。
メカニズムや考え方、幽霊の概念を知る事により幽霊が見えなくなったり見えたりする場合があります。
考え方は人それぞれですが、まず何も考えず、何も理解せずに「あるかもしれない」を信じる事で幽霊というものが認知されてきました。
あるのかないのかよく分からないまま「存在している」と信じてしまう。
それこそが幽霊の実態であり、真実とは物理空間と情報空間の中に存在していると言う事になります。
この記事を読む事で人の夢やロマンを崩してしまう場合もあるのでご了承下さい。
そもそも呪いや不幸は無意識に自分自らが招き入れていると言う事を知るべきなのでしょう。
人はよく「何かのせい」にするのが好きです、そのような思考そのものも幽霊という存在を作り上げたのでしょう。
幽霊とは人間の概念で成り立っており、概念もまた人間によって自由に作り変える事が出来ます。
だからこそ見えたり見えなかったりするわけです。
見えないから不思議に感じる
よく不思議な力や目には見えない力は古くから恐れられている存在でしょう。
見えない、理解しがたい事だからこそ恐怖心が出てきます。
人間とは目に見える物しか信じる事が出来ない習性を持っていますが、それは人間だけではなく殆どの動物はそうでしょう。
過去、現在、未来これらの概念は人間が勝手に作ったものです。
厳密にいえば現在は常に過去になり、未来とは常に自分の思考や行動により制御されています。
本質的には「幽霊が見える」というのは実際、霊能力や超能力といったものではなく洗脳や暗示といったたぐいのものです。
幽霊・霊体は実在しません、存在しているというのは人間の脳の中に存在していると言えるでしょう。
今の現代では映像の技術が進歩して「心霊写真」というものが本物なのか偽物なのかが分からなくなっていますが、実際は「本物」というものはありません。
映像や写真などで幽霊のように見える場合、例えば顔が写っているとすれば、点が3つ三角形を形成していれば「見え方や見方」によっていくらでも人の顔に見えます。
物理的に見えるという事は脳の作用により何かに見えると言う事であり、事実、幽霊なる物が映り込んでいるわけではありません。
長細い影だったりするとそれは人にも見えます。
オーブと言う物もありますがこれは小さなレンズに光を集中させて映像を撮る為、光が埃に当たりそれが反射して写っているものです、人は無知ならばこの現象を心霊現象と言われ信じ込ませる事も可能だと言う事です。
中には存在している次元が違うと言う人もいるかもしれませんが、次元が歪み違う次元が見えるようになるには膨大なエネルギーが必要になり、もし次元を歪ませる事が出来たとしても現存する物体そのものが消えてなくなるかもしれません。
今では加速器という物がありますが理論上、質量が必要になり、「幽霊」という存在とは程遠い論理になってしまいます。
中にはプラズマだと言う人もいらっしゃいますが、プラズマを発生させるにもある一定の条件が揃わないと発生しません、実際火の玉のような物体を作り出す事は可能ですが幽霊と言ったような人型で、それに意識があるように見え言葉を発する事は出来ません。
霊の影響はメンタルに依存する
仮に占いで悪い結果が出たとしましょう、良い事は信じて悪い事は信じないと言う方もおられますがその場合は悪い結果を低減させる事が可能となります。
見える見えないは人それぞれで何を信じているかなどの概念が違うからです。
しかし、現在の人間社会の「教育」という分野ではネガティブな思考の教育が発達してしまい無意識にネガティブな思考になってしまうという傾向があります。
それは大人になるにつれ擦り込まれていってしまうからで、そもそも普段からネガティブ、つまり悪い事・出来事があればそればかりを考えてしまったり、人の不幸を笑うような人格をもっていたりする人は危険なのですがそのような考えになる環境は普段から日常的にあるので自然とネガティブになりがちです。
それもそのはず、動物には防衛本能というものがあるのは知っているかと思います、実はこの防衛本能こそが幽霊を具現化しています。
トラウマとは聞いた事は無いでしょうか?トラウマを持っている人もいれば持っていない人もいます。
このトラウマと言う恐怖心は一生忘れる事はありません、中には私のように克服する事で精神的に大きく成長する人もいるでしょう、しかし殆どの人はトラウマをそのまま放置してしまい人生を終えます。
仕事やテレビ、本の内容を覚えようとしても1回で覚える事が出来ないのにトラウマの場合はたった1回の経験で覚えてしまいます、それだけ人間の脳は恐怖に弱いと言う事です。
これは防衛本能の「危険を回避する為」の反応で本来は「自分が死なない為の記憶」で危険回避に使われる部分なので、恐怖を恐怖として認識していなければ恐怖になりません。
嫌いな物などトラウマの数の分だけメンタルが弱いと言う事になり、それだけ心の中に恐怖心を溜め込んでいる事となり、このような人が「霊の影響を受けやすい」人と言えるでしょう。
では、単純にテレビに置き換えてみましょう、テレビのニュースでは8割がネガティブな出来事ですね、ニュースだけを見ていてもネガティブな思考に洗脳されてしまう可能性があるという
事になります。
実際、交通事故は報道されますが無事故無違反でゴールド免許を取得出来た人を祝うようなニュースは流れません。勿論、テレビもビジネスですから注目度の高い出来事を取り上げる
わけですからお茶の間の人間そのものがネガティブ好きと言う事になりますね。
日頃からどのように物事を自己解釈しているのかで行動も変化します、恐怖を信じれば信じるほど霊を見る確率が上がってくるという事ですね。
先ほどの占いの悪い結果が自分のネガティブな行動へ移るか移らないかが決まって来るという事になるわけです。結局な所、呪いだと思っても無意識に呪いと思い込んでいる自分自身がその行動へと走っている事がよくあるという事であり、見えない因果関係は自分で作っていると言う事です。
霊とは精神論
幽霊とは姿形があるものではありません、姿も形も自分自身で作っています。昔はよく言われていましたが幽霊には足が無いと聞いたことはありませんか?近年、足もきちんとあると言う目撃情報もあります。
これはどういったものかと言うと「時代と共に概念が変化した結果」となります。
情報空間と言う言葉を聞いた事はないでしょうか、言葉の通り情報の空間です、テレビに映っている人物は実在はしますが今見ている映像は家のアンテナが電波をキャッチし、その信号をテレビが映像化しているのは現代人なら誰もが知っているかと思います。
今では地デジというデジタル信号ですが違いはアナログは強弱で電波送信し、デジタルは数字で送るといった違いですね。数字で送ったほうが確実なのでデジタルのほうが綺麗と言うわけです。
どうでもいい余談はこのへんで。。。
要するに画面に見えているのは情報です。この情報空間は精神とも言い換える事が出来ます。
では理屈を話しましょう。
今このよく分からないかもしれない私の記事を読んで頂いていますがこれは「日本語」です。
英語しか読めない人にとっては理解不能ですね、逆に日本語しか読めない人は英文に書かれている文章は理解不能ですね。
これが情報です、つまり。
「お前は馬鹿だな!」と言われるとムッとしたり怒ったりする人がいますが、この言葉(情報)を知らなければわざわざ怒ったりして感情を動かさずに済むわけです、人間はこのような情報に反応し感情を揺れ動かしています。
英語で「お前は馬鹿だな!」と言われても日本語しか知らない人にとってはなんのこっちゃ意味不明なのはご理解いただけるでしょうか、なかなか単純なお話だと思います。
霊とはこの感情、つまり情報によって人間の脳で創造されているわけです。憎しみや悲しみ、怒りや喜び、このような感情によって霊と言う情報を作り出されています。
守護霊とてそれは同じ事で「守られている」と言う安心感の感情そのものが作用し自分自身を守る行動を起こすのです。
幽霊が見えると人に話せば変な人だとレッテルを貼られたりしますが、霊能者や透視者は変な目で見られないと言うのも勝手な思い込みやイメージによって感じ取り方が違うだけでしょう。
では簡単にご説明しましょう。
目をつむって誰かの顔を思い浮かべて下さい、誰でもいいです。
思い浮かべましたか?
その思い浮かんだ顔や姿こそが霊というわけですね。
生きている人の霊は生霊と言われてますが理屈や仕組みは同じです、違いと言えば「今」生きているか死んでいるかの違いでしょう。
幽霊と言うのは「人間の記憶」から成り立っています。
幽霊が見える人はこの脳が投影した映像を目を開けたまま本当に存在しているかのように臨場感のある風景を見ていると言えるでしょう。
そして我々が今見ている映像は目で見ているのではなく後頭部あたりにある視覚野と言う脳が見ています、感覚的には目を動かして見ている感覚ですが本当は目で見ているわけではありません。
知らない事や解らない事、解明不能という「無知」から来る恐怖心に人は振り回され洗脳されてしまいます。
こうしてあたかも幽霊が存在するような感覚に陥ってしまうのです。